五感でみつける 目で感じる

なつかしい友―わたしのはぐくみの素。

人間関係。

この4文字に絡めとられたり、幸福感に包まれたりー古今東西問わず、これほど悲喜こもごもが凝縮された言葉を他に思いつかない。

 

さて、先月ふと思い立ち、東京への日帰り旅を決行した。人生の大半をそこで過ごしたわたしとしては里帰り的な気持ちにもなる。

急な展開だったにも関わらず、会えることになった数年ぶりの友人たちとの再会は、時を経てより旨味が極まる熟成グルメのごとく、しみじみと味わい深い満足感をもたらしてくれ、今まで二の足を踏んでいたけど、自分の意思次第で、24時間をいかようにもクリエイトできるのだなあと改めて実感した。

 

そして実感したのは、時間の使い方だけでなく、友人関係のあり方。

帰路の飛行機の中で、熱冷めやらぬうち脳内を整理してみた。

 

サステナブルで心地よい人間関係について

・会いたいときはシンプルに自分の思いに正直に会いに行ける。

・自分が提供できうる何かがあれば惜しみなく提供しようと思える。

(話を聴くとか相手を受け入れる精神的スペース含む)

・困ったことや、もやもやはかっこつけずに相談する。頼る。

・相手の不完全さも含めてまるっと愛しいと思える。リスペクトできる。

 

以上の諸々が互いに作用するので一方通行とは無縁のよい流れが続く。

 

ありがとう、友よ!

と、今なら大きな声で言えるけど、若き日々その逆でもがいていたからこその感慨だったりもする。

 

逆とはつまりー

・(本当は会いたいのに)会ってくれるのを待つ。

・そもそも何かを提供する以前に、自分というものを隠したまま。

・自己完結以外考えられず孤独に踏ん張る。

(これについては状況によりけりかもですが)

・無意識についついええかっこしいをしてしまう。

・同じような価値観でない人に対し、心の中でまあまあ厳しめなジャッジをする。そしてそんな自分にちいさく自己嫌悪。

 (*あくまで我が来し方に基づく個人的な考察です。。。)

 

若さゆえなのかなんなのかー窮屈だったよね、我ながら。と思わず赤面。

 

とにもかくにも。

このときのこうした土台あるから、ここ数年出会った友人、仲間とも心地よい風を互いに吹かせ合いながら人間関係がはぐくまれているような気がしている。自由な気持ちで、新しい世界線に出会えている気がしている。

 

どんどん”素”を出して、デコボコを受け入れ合ってーそういうつながりを来年もまた。

 

*写真はこの「突撃日帰り東京」の目的地♪読者の皆様、おわかりですね!

2024年12月15日 

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Miki

English Lab/ doers(ドアーズ) 主宰。完璧さよりも小さな一歩を応援するパーソナルイングリッシュコーチ。文章やコーチングレッスンをとおして、心を整えきらめく日々を提供できたらと探求する日々

https://lit.link/doers

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