五感でみつける 目で感じる

春を待ちわびる

待ちわびる、という言葉はなんとおくゆかしく
日本らしいエレガントさが漂っているのだろう、と思う。
ワクワクした心はずむ気持ちを全面に、というより
少しだけ引き算しながら、でも積極的に待ってしまうこの感覚。

大寒が過ぎ、立春を迎え、まだまだ冷たい風に吹かれながらも
確実にひかりの粒子が大きくなっていっているような。 

2月は1年で一番早く過ぎ去る季節ではあるけれど、
真冬から春をつなぐため蓄えた養分をじわじわ表出させてゆく大切なひと月。

植物はもちろんのこと、人間界も春に向けてじわりじわり動きがでる季節なのかな、と。 

正直、春が来るかどうか先がみえなくて十分過ぎるくらいもがく時間だってある。
だけど、2月になったとたん芽吹きはじめる花々を眺めていると、
自然の摂理がそうなんだから我が身だってーなんて妙に達観して状況を
重ね合わせてみたり、小さな植物に励まされる今日この頃。 

とにかく速ければ速いほどよい、という価値観も存在しながら、
やっぱり今の季節はあえてスローに寒暖に身を任せながら、
自分にとっての「ひかり」を待つこと。寂しさも含めて味わい尽くし、
その先の芽吹きを信じること。冬の間に育まれたものは必ずや花開く、と
春を楽しみに待ちわびてみる如月の満月。

《もう1つのpiece of joy》

同じお花も下にクロスを敷いたり、色のトーンを変えるとまるで違う印象に。特に白いお花は変化が楽しめてオススメです!

 

2017年2月11日 

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Miki

スタイリングフォトグラファー
山口県生まれ。
魚座(太陽)で射手座(月)。
物心ついた頃から世界中を巡ることに想いを馳せ、高校時代から国際交流の楽しさに開眼する一方で第3世界の現実を知る。大学卒業後は国際協力の道に進み、アジア、中南米、バルカン地域の国々に携わる。自分なりに完全燃焼し退職。その後訪れたリトアニアに愛着を覚え、観光や商務活動に関わるも現在はフリーの立場でスカンジナビアの国々との架け橋を行う。他方、異文化で出会う暮らしの瞬間を切り取る喜びが高じて習得したフォトメソッドを独自に展開しながらオーガニックなブランドのビジュアルづくりをサポート中。晩秋よりマヒナファーマシーにてスタイリングフォトレッスン開催予定。
【instagram】
https://www.instagram.com/mikilt0220

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