わたしの緑のおくすり箱

植物のチカラを使ってセルフケア&ヒーリングを実践している方々から、
日々愛用している植物のアイテム「緑のおくすり箱」を紹介していただきます。

植物と仲良くなる暮らしは、からだとこころの声を聞くことからはじまります。
自分らしい健やかさを取り戻す知恵やヒントをぜひみつけてください。

Vol.3

林 莉香 さん

40代

会社員

- 体質 -
子供のころから冷え症で、体温も低め。
手足が冷えて冬はよく
しもやけになっていました。
低血圧で朝がつらいタイプでした。
30代中盤から体質改善を初めて、
今は体温も普通レベル。
ストレスがたまるとすぐ
食べ過ぎ・飲みすぎ・不眠がちになる
傾向があり。

あなたがいつも使っている緑のおくすり箱の中には何が入ってますか

精油 / ラベンダー、ペパーミント、ローズマリー、ユーカリ、ゼラニウム、ティートリー、イランイラン

ハーブや漢方 / エキナセア(風邪気味のとき、口内炎のとき)、セージ(乾燥した葉っぱをいぶして部屋の空気の浄化に)、ローズマリー(お風呂に入れたり、お料理にいれたり)、カモミール(お茶として飲むことが多い)、ジンジャー(生のものをすって、お味噌汁とか、お白湯にいれて飲むとか、割となんにでも入れています)、冬虫夏草(漢方の王様。滋養強壮のために、粒状のものを毎日飲んでいます)、Cascara Sagrada(便秘気味のときの救世主。お通じのリズムがおかしくなった時や、旅行中に大活躍)

フラワーレメディー / St. John’s Shieldのオイル(ちょっと回りの空気から自分を守りたいとき)

その他 / 目が疲れやすいので、ブルーベリーの錠剤を毎日。R-1のヨーグルトか、甘酒のどちらかを毎日1本。お料理が全く得意ではないのですが、1週間に1回はFREEKAHはいった野菜スープで栄養補給したり、お野菜をたっぷりつかったスムージーを作ってなるべくお野菜をとるようにしてます。

行動 / 活動的。あまり家でじっとしていることはないタイプ。

 

自然療法を取り入れ始めたきっかけ、お気に入りの使い方、まだどんな時に使うか、心身を整えるために気にいっていること

きっかけは、慢性的な仕事の疲れからきていた「不眠」「便秘」「過食」の調整をするために、ケミカルなものでなく、何か自然に近いもので改善できないかな、というところからでした。

手軽なところでは、アロマオイル。残業のためコンピューターを夜遅くまで見る生活が続き、寝つきが悪い時など寝室でラベンダーオイルをアロマランプなどで温めて使うように。また、寝不足で頭痛がするときなどにペパーミントオイルの香りを活用。香りは、想像以上に簡単に、気分をさらりと変えてくれるので、非常に助けになります。海外出張時の飛行機の中や、時差ボケでなかなか寝られない時も、ラベンダーオイルは本当に手放せません。早朝に瞑想を行うときや、ヨガの練習をする時にはゼラニウムオイルを使うと、集中しやすくなると感じています。

お通じが悪い時の緊急のお薬として大活躍中なのが、ヨガの先生に教えてもらったカスカラ サグラダ(クロウメモドキ科の樹皮をすり潰したもの)のカプセル。私の場合、ストレスですぐお通じが悪くなるので、3日以上来ない時には、お世話になるようにしています。市販の下剤のようにお腹も痛くならないし、やさしく腸に働きかけてくれ、びっくりするくらいスムーズに元のリズムに戻してくれます。(日ごろのお通じ対策としては、なるべく玄米を意識的に食べるようにしています。)

また、疲れがたまって風邪気味だな、という時に、免疫力をぐっと引き上げてくれるエキナセアも私のお薬箱の常連です。これを知るまでは、かならず「風邪気味だな・・・」と感じた次の日には喉が痛くなり、すぐ発熱していました。忙しくなればなるほど風邪を引く回数も多かったのですが、最近は「風邪ひいちゃうかも!」と思った日はエキナセアを服用してすこし早めに寝るようにすると、次の日にはすっかり元気に。風邪を引く回数が劇的に減りました。エキナセアは、口内炎にもよく効きます。年始年末のお酒を飲む機会が多い時など、よく口内炎ができてしまうのですが、市販の薬より全然早く修復してくれる気がします。

「過食」については、どんぴしゃなハーブや漢方は見当たっていませんが、腸と睡眠のリズムを取り戻してくると自然に収まってくることを感じています。まずは、調整しやすい腸のリズムを取り戻すことから始め、思いっきり運動をすることで身体を疲れさせ、アロマオイルなどの力を借りて睡眠の質を意識的に調整するようにしています。

 

日々の楽しみとして、その他で気にいってることやアイテムなど

週に2回ほど通うヨガ教室の時間は私にとってとても大切な時間。元々の性格がとにかく活動的なため、放っておくとすぐに陽に傾きすぎて、バタバタと落ち着きがない状態になってしまうため、意図的にハタ系のゆっくり動くタイプのヨガを行っています。じーっとポーズをとるヨガスタイルで、練習を始めたころはとにかくじっとポーズをとっているのが苦痛でした。が、数回試しているうちに、ものすごく平和な落ち着いた気分になることに気づきました。動きを意識的に止めて、瞬間瞬間にフォーカスするという作業が、心に及ぼす影響は多大ですね。

さらに、ここ半年くらいは、毎日、朝20分〜30分の瞑想を取り入れるようにしています。最初は瞑想のために早起きするのが大変だったりもして、やる日とやらない日があったりしたのですが、3週間を過ぎたころから、一日の集中力が変わってくる感覚や、心もかなりグラウンディングしやすいと実感。今では、がんばって・・・というより、気持ちがよいので早起きしてでもやりたい!という感じになっています。

体を動かすのはもともと大好きなので、週末はジョギングしたり、なるべく自然に触れたくて山へトレッキングへ出かけることが多いです。平日は仕事が忙しく、睡眠時間が不規則になり夜型になってしまうので、土曜日の早朝はなるべく早起きをするようなスケジューリングを組んで(土曜日の朝にヨガ教室を入れたり、早朝から登山にでかけたり)、次の1週間のためのリズムを作りやすくしています。

2016年10月31日 

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