ホオポノポノとは 〜 Ho' oponopono

古代ハワイアンの人々は、ヒーリングはこころから来るものだと信じられていました。

「オハナ」という家族や村のコミュニティを大切にしているハワイアンたちは、心とからだにマナ(いのちのエネルギー)がなくなると、病気になり、災いが起こり、人とのわだかまりや争いごとがあることも、マナがなくなる原因だと考えられていました。

ホオポノポノ は、古代ハワイアンの人々にとって心 = 魂 の浄化法であり人間関係・コミュニティーを健やかにする方法でした。「pono」は “ 正しい ” という意味で、「Ho’oponopono」は ” 正しい方向に戻し、導き、整える ”という意味です。自分のこころとからだを健やかに保ち、家族や人のつながりを平和に保つために必要な知恵。

古代ハワイアンたちは、ひとりの問題は、オハナ全体の問題として考えられていました。自分におこる問題を勇気を持って話し、他者は愛をもって自分の話しとしてよく聞き自分のことのように共に解決の道を探してゆく。そうして、真の信頼を分かち合い、その都度、ネガティブなエネルギーを残さない真の解決をしてきました。

古代ハワイアンの在り方は、今のわたしたちにとても大切なメッセージとして伝えてくれています。ハワイと日本は似ていると、よく言われています。火山の土地の上に、もともと文字を持たず言霊を信じ、自然界に八百万(やおろず)の神さまをみる共通の深い親和性を持っています。そうした風土のせいか、古代のホオポノポノの在り方はとても親しいものとして感じることができます。

ロミロミをする時、技術よりもまずホオポノポノによって、自分を浄化し整えることの大切さを教えられてきました。それは、ロミロミの施術をすることだけではなく、自分自身の日々の生き方にも通じる深いメッセージです。心が健やかになるとからだは元気になります。心とからだが調和されると、他者とのつながりが豊かになります。自分のなかにアロハ=調和があることから、すべてがはじまるのですね。

マヒナのセルフヒーリング

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