mahina self healing

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ハーブとわたし

ハーブといえば、リラックスの時間のお供、カラダに優しいお茶・・・。
そんなイメージが一般的だと思います。
わたしにとってのハーブは、お料理や日常的に気分よく暮らすための
五感を刺激するツールとしてのお付き合いでした。
暮らしのなかでハーブがある生活があたり前で
ヒーリングワークに関わっているわりに、
ハーブ本来の使い方をしてないことに違和感を持ち始めて、
本格的にメディカルと捉えて自分のカラダを実験に体験してみようと試みました。

わたしの場合は、生理痛とは長い付き合いで痛みやPMSなど
それによる影響で一ヶ月の3分の1、不妊治療をしている時期は一ヶ月の半分は
不快な時期を過ごしていました。
まずは、生理痛に効く子宮周りの筋肉を緩め血行を促す
ラズベリーリーフを毎日飲み始めました。
始めて1ヶ月後の生理は、これまで経験したことがないさわやかな心地を体験しました。
これをきっかけに、メディカルハーブとしての付き合いが始まりました。

以前、ロミロミの師匠に“痛みと付き合うことは無意味である。”と言われたことがあります。

 “痛み=薬”

これまで、痛みからくる本当のメッセージや意味に目を向けず、
その場しのぎに薬を飲んで治めることを続けてきました。
自分のカラダが何を求めて、それが痛みとしてメッセージとして発している。
そう理解すると痛み止めを飲むことが悲しくて苦しくなってきました。
日常の忙しさのなかで頭の指令で痛みを抑えつけていたからです。

生理痛やPMSの影響もさほど受けなくなった今、先生の言葉がとても心に響きます。
痛みと付き合うことでカラダも気持ちも、そして時間も無駄に過ごしていたように思います。
本来はないことが自然だとすれば、痛みや違和感はカラダのメッセージです。
その声に耳をかたむけることは、ワタシと仲良く付き合う大切なきっかけになります。

ハーブのちから

ハーブは古来エジプト時代から『緑のお薬』と呼ばれていて、
現代のお薬のようにその時代のさまざまな病気や障害に役立っていました.

ハーブは、光を受けて『光合成』しながら、
自らが成長するための栄養と外的から身を守るための成分を作り出して成長していきます。

その防御成分は、人間であるわたしたちにとっても、とても有効な成分の宝庫なのです。

 ○細胞の老化を抑える「抗酸化作用」
 ○ホルモンや自律神経などの心身の状態をバランスよく保つ「生態防御機能調節作用」
 ○風邪などのウイルスをはじめ感染を予防する「抗菌・抗ウィルス作用」
 ○炎症を抑えたり痛みを緩和させる「薬理作用」
 ○ビタミン・ミネラル・食物繊維などの「栄養素補給」

などの成分が豊富です。

ハーブの良いところは、ひとつのハーブのなかにさまざまな成分が含まれているので、
気になる症状に働きかけながらプラスの成分が活動してくれるところです。
例えば、ハーブの代表選手であるカモミールは、生理痛の緩和、
胃炎や消火器系のさまざまな不調の軽減、神経系のストレス、
痛みなどの緩和薬としての効果も期待できます。
ストレスにさらされている仕事の忙しい女性にとっては、
とても有効なハーブということになりますね。

このように、カラダのあらゆる方面に多様な成分が働きかけてくれます。
白いお薬のように一点集中というわけにはいきませんが、
たくさんのゆるやかな成分の効果を体感していくために継続していくことがとても大切です。

わたしが飲み続けていて感じたことですが、
ハーブティーを飲み続けるとカラダのエネルギーがきれいになっていく・・・・
そんな感じを味わったことがあります。かなり感覚的ですが(笑)

光をたくさん受けて光合成を繰り返して成長したハーブは、
光のエネルギーそのもののようです。上質で管理がきちんとされているハーブを飲むと、
優しい光のエネルギーそのものを受け取っているようです。

一ヶ月カラダリズム

※クリックすると別ウィンドウで拡大します。

生理リセット期
低温期:一週間
生理中ブルー期
アクティブ期
低温期:一週間
生理終了から排卵までの活動期
アンバランス期
高温期:二週間
排卵が終わり生理が始まるまでの調整と不調期
状態
体温を上げる作用の黄体ホルモンの分泌がなくなることで、体温が下がって身体の冷え、血行が悪い、生理痛、貧血気味、頭痛や胃の痛み、身体のだるさ、ゆうつになりやすい、匂いに敏感、心身ともにブルーな時期。 排卵を準備するための卵胞ホルモンは、心も体もいきいきと充実させ安定する時期です。肌や髪がキレイになる。代謝が上がり水分や老廃物の排泄がスムーズなのでダイエットに最適で、運動力や持続力が高まるので色々なことに積極的になれます。心も体も快調。甘いものをとるのはこの時期まで。 黄体ホルモンの分泌が高まって子宮内膜が充実しはじめ、下腹部になんとなく不快感や違和感を感じる時期。PMS(月経前症候群)の症状→体温の上昇やむくみ(代謝が悪くなる)、便秘、肩こり、頭痛、肌荒れ、食欲旺盛、気分の上下が激しい、集中力が低下、精神的にもイライラや不安感がつのり攻撃的になる、不安定になる時期。この時期に甘いものを取りすぎると、生理痛やPMSを増大する影響があります。PMSの詳しい症状などはこちらをご覧ください。
過ごし方&大切なこと
好きなこと、心地よいものを優先にしてリラックスすること。好きな音楽、五感に明るい、暖かい、優しい、安心なものを。外出や仕事は出来るだけ控えて、自宅で暖かくのんびり過ごす。骨盤をゆるめて。 ゆるんだ骨盤を引き締める。朝も早起きして一日の規則正しいリズムで生活すること。大切な用事や効率を上げたいことはこの時期にやるのが良い。 ホルモンの調整、排泄を促す、ストレスを回避する、冷え予防

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  • 女性のための
    ハーブ自然療法
    アン・マッキングタイア
    思春期から結婚、妊娠、出産、更年期にいたるそれぞれの時期を、どうすればホルモンバランスを崩さず健やかに過ごせるか、そのノウハウをハーブを通して紹介されています。