美しい記憶のひとさじ

記憶の風景のなかにある味や食材の思い出をたぐりながら、
コーディアルを使って美味しい一品に仕立てて頂きました。
思い出とともに、美味しいレシピを目で味わってみてください。

角 麻衣子 / 優しさを宿した飲みもの

小さな山に囲まれた山口の夏は、湿り気を帯びた少し厚みのある空気の中を泳いでいるようだ。  

そんな夏のある日、体を動かし汗もたくさんかき、熱を発散しているはずなのに外の高温にさらされた体はなかなか熱がひかない。家にたどり着き、グラスに氷を入れ、りんごと花のコーディアルを豆乳で割って飲んでみた。すると体の熱がしずまって、スーッと楽になった。暑さでカッカとした心と体を、 優しくおさめてくれる。  

りんごと花のコーディアル。  

カモミールとホーリーバジルとホップの花のもつ鎮静や癒しの力、そしてこのコーディアルには、お母さんのつくる、すりおろしりんごのような優しさが宿っている。40度近い真夏の毎日をなんとか生き抜いている私の心と体を、度々この飲みものは、背中をトントンしてくれるような優しさで包んでくれた。これから寒くなれば、あたためた豆乳割りもいいでしょう。いつでもコーディアルの小瓶の中には、がんばる私たちを癒し、はげます応援エールがつまっている。

りんごと花のコーディアル 豆乳割り

〈作り方〉

りんごと花のコーディアル 大さじ1杯 ︎
豆乳 100cc ︎

夏は氷を入れて、 冬はあたためて。

    角 麻衣子
    山口県在住 人と地球が喜ぶ暮らし わっか屋 店主

    学生時代にNGOやフェアトレードの活動に携わり、世界とのつながりを考える。 現在は、より足元の、ローカルな生産者とのつながりや、「もの」のもつ物語や背景を感じてもらえるよう、「伝えること」「手渡すこと」を仕事として続けている。 有機的なつながりを大切にした暮らし、そして、私もあなたも、地球も、喜んでいられるような暮らしのお手伝いをしたいと願っている。

    instagram:waccamai