フラワーエッセンス − 毎日のこころを整えるお花の処方箋

守る・ウォールナット

今年最後の新月です。2016年も明日で終わりますね。今年はどんな年でしたか。年末のあわただしい中でも、今年出会った人やもの、経験したことが頭に浮かでくる頃です。

前回の更新(10月31日)では、ケルト暦の新年と新月のタイミングが重なり、新しいスタートにとても良いタイミングでした。今回新月の更新は、わたしたちが普段一番意識して使っている暦の一年が終わる直前です。この一年を振り返ってみると、それ以前から向き合ってきた経験を土台に、生き方を変えるような大きな気づきにたどり着き、自分らしく生きる方向が定まった感覚を持たれた方がとても多かったように思います。新しい方向に向かう変化は、日常的な変化というより、人生の転機とも言える大きな変化です。例えば、転職や引っ越し、結婚(離婚)、出産に関わるような大変化。自分は本当はどう生きたいのか、という疑問への答えが明らかになり、向かう方向がはっきりした印象を受けました。2017年は現実の生き方と心の声をさらにひとつに調和させていくために、ご自身のヴィジョンに向けて具体的に行動する機会が増えるでしょう。

その意味で自然界の導きも、受動的に「導かれる」だけでなく、より能動的に生かしていくことが大事になります。一番身近な月の満ち欠けや太陽の日照時間のサイクルも、来年はより積極的に役立てていきたいですね。21日の冬至の後の半年間、夜はさらに短くなり、明るい光の時間が長くなっていきます。この光も後押しに、内なる変化の種を大切に育てていきたいものです。(月が私たちの内面や潜在意識と密接につながる一方で、太陽は顕在意識、意志や行動と結びつきがあります。)

人が大きく変化していく時は、それまでの思考や行動パターンを一掃し、新しいものの見方や考え方、新しい振舞いへと変えていく時です。それはまるで蝶がさなぎから脱皮するような変容です。そんな変化の最中は不安でストレスを抱えることも多いものです。「やっぱりこのままでいい」と気が変わったり、慣れない新しいパターンに落ち着かず、過去のやり方に戻して安心するなど、過去(記憶)から自由になるのは難しいと感じます。また周りの人からも「あなたらしくない」と言われたり、否定的な反応を受けて、変化して前に進む気持ちが萎えてしまうこともあります。

こうした大切な変化の移行期に思考の枠を広げ、周りの影響から自分を守る助けになるフラワーエッセンスがあります。「ウォールナット」というクルミの雌花から作られるエッセンスです。
フラワーエッセンスを選ぶ時、自分のネガティブな感情を目安にするのが通常の方法です。38種の中には常備しておくと便利な、さまざまな場面で役立つ種類もあります。ウォールナットのエッセンスは、特に周囲の影響から守ることが必要な時に役立ちます。心のおくすり箱におすすめの1種です。

● ウォールナット(Juglans regia)

 

ウォールナットは自分を「守る」ためのエッセンスです。人生を大きく変えようとしている時はとても不安なもの。時に自分の新しい考え方や行動に自信がなくなり、これでよいのかと疑問が湧いてきます。いっそ過去の古いパターンに戻った方がよいのではないかと思ったり、周囲の人の強い意見に影響を受けることもあるでしょう。このエッセンスは、過去からの引き戻しや周りの影響から「守る」ためのエッセンスです。人生で重要な変化の時(転職、引越し、結婚(離婚)、パートナーシップ、出産、病気、妊娠、更年期など)に、決心したもののなかなか踏み出せない時にも助けになります。このフラワーエッセンス(フラワーレメディ)は、自分の信じる道を進む強さを取り戻す助けになります。市販のストックボトルから1日4回2滴ずつを目安にとってみてください。変化の移行期に影響を受けやすくなった心を保護してくれます。

●フラワーエッセンスは薬ではないので、副作用も依存性もありません。誰もが簡単に心のケアに使える、とても便利なものです。海外では歯科医が患者の心身の浄化に使う例もあり、医療にも一部、補完的に利用されています。医学的な治療にかわることはありませんが、このレメディは、周囲の影響を受けやすくなった心を整える後押しとなります。変化の移行期だけでなく、好ましくない影響を受けそうな場所に行く時にも大きな助けになります。飲むことに加え、数滴を手のひらに取って体から15mmほど離れた空間全体を撫でて体の周りのエネルギーフィールド(オーラ)を守りケアするのも良い方法です。

●「フラワーエッセンス体験ワークショップ」を行います。

1月13日(金)19時 港区青山にて
詳細はこちら
お申込みはこちら

(掲載時にここへ公開日が入ります) 

過去のselfcareページはこちらです

谷口みよ子
フラワーエッセンス講師、翻訳者、プラクティショナー
東京生まれ。双子座。
外資系銀行、私立美術館勤務を経て、より自分らしい生き方を模索するなかで、1997年、フラワーエッセンスに出会う。以降フラワーエッセンスを役立てて学ぶ過程で、植物が象徴する自然界のことや、植物、人間を含む全てにつながりがあることを実感するようになる。

2000年よりスペースハナを主宰し、講座の主催、編集、翻訳、個人セッションなど、フラワーエッセンスの仕事に広く携わる。現在は講師、翻訳者、プラクティショナーとして活動している。マヒナファーマシーで「わたしに出会うフラワーエッセンスシリーズ」や実用基礎/実践活用クラス、季節のワークショップ、フラワーカード・リーディングを担当。

訳書に『エドワード・バッチ著作集』(ジュリアン・バーナード編、BABジャパン、2008年)、『バッチのフラワーレメディー 植物のかたちとはたらき』(ジュリアン・バーナード著、英国フラワーレメディー・プログラム、2013年がある。

<HP/Blog/instagram>
フラワーエッセンスの魅力|スペースハナ
スペースハナ instagram

このページのトップへ
Copyrights © 2016 Mahina Pharmacy All Rights Reserved.
当ウェブサイト上のすべての文章や画像などの無断転載・引用はご遠慮ください