styling & photo Miki Kanda


月の春じたく展
スピリットの目覚め 〜呼吸とことば〜


長くて深い冬からようやく目覚めた光の季節
冬に眠っていたからだは、
光に誘われるように呼吸を取り戻し 光を感じると、
わたしらしくありたいと意識が目覚めてゆく。

からだは目覚めて動き出す。
呼吸は、自然界とわたしをつなぎ現実へと起動させてゆく光のような存在。
自身をガイドするスピリットは、呼吸と共に天からまっすぐに注ぎ込まれ
わたしらしく、わたしがわたしであることを教えてくれる。
わたしの行動がはじまる。
身体、感情は、わたしの中で立ち上がる正直な姿。
源であるスピリットに導かれ、
目の前の現実に向き合いわたしの体験を積み重ねてゆく。
地上の原動力となる身体と心の熱量を柔軟に表現することができたなら。
知的好奇心によって物語や言葉に出会い
言語化できない感覚を確かなものとして捉えることができたなら。
きっと、喜びに満ちたわたしの人生になる。
わたしらしさを表現してゆくために。

  「はじめに言葉があった。言葉は神と共にあった。
  言葉は神であった。この言葉は、初めに神と共にあった。
    万物は言葉によって成った。
  成ったもので言葉によらずに成ったものは何一つなかった。
  言葉のうちに命があった。命は人間を照らす光であった。
  光は暗闇の中で輝いている。暗闇は光を理解しなかった。」 
    ――ルドルフ・シュタイナーによって書き写されたヨハネによる福音書冒頭

今回の月の春じたく展では、光を与えてくれる本や言葉を探してみたいと思います。
わたしらしい感覚を言語化してくれる 光が差し込むような物語や言葉に出会ってみたい。

まだ知らない、未知の世界へ。
まだ出会ってない、未知のわたしに。

春の光と共に、そうした言葉たちがわたしたちに光と風となって届けてくれますように。


 期間
2018年4月1日(日) 〜 4月18日(水) 13:00 〜 19:00 (お休み:6日、9日) 
 場所 mahina pharmacy store / 東京都世田谷区代沢5-29-17 storeページ
 フライヤー PDF

「わたしに光と智慧を与えてくれた本」をテーマに、本や言葉と深くつながる方々に選書していただきました。期間中、店頭でご購入いただけます。

選書者:青木真緒さん(Bookshop Kasper)、赤阪友昭さん(写真家)、管啓次郎さん(詩人)、西山友美さん(本屋 B&B)、虹乃美稀子さん(シュタイナー幼児教育者)、谷口みよ子さん(植物療法翻訳家)、マツーラユタカさん(つむぎや・物書き料理家)、大森木綿子(イラストレーター)


マヒナとつながりのある方々からテーマに合わせて一冊を選んでいただきました。


『これからのシュタイナー幼児教育 いま、おとなにできること』
入間カイ 著(春秋社)
虹乃美稀子さん(シュタイナー幼児教育者)

この本は、私が知る中でおそらく最も平易に、しかしシュタイナーの思想の肝心なところを丁寧に現代の言葉で伝えてくれています。タイトルに「幼児教育」とありますが、子どもに関することというよりも、かつて子どもであったすべての大人たちに向けて、内なる灯火を消さないために、いま大人にできることが記されています。シュタイナーの思想に関心はあるけれども、シュタイナー自身の著作は難解すぎて、、、という声がよく聞かれますが、ぜひこの本を手に取ってみて下さい。きっとシュタイナーの世界に惹かれる理由が、それぞれに見つけられるのではと思います。


『ホノルル、ブラジル』(インスクリプト、2006) 管啓次郎 著
『ハワイ、蘭嶼』(左右社、2014) 管啓次郎 著
管啓次郎さん(詩人)

マヒナといえばハワイ語で月。で、ぼくの本の中からハワイゆかりのものを選んでみました。ぼくにとっては世界でもっとも好きな島々がハワイ諸島。ブラジルと並ぶ混血の土地の魅力に打たれたのが20代の最大の転機でした。いろいろな題材にハワイ的気分を探った『ホノルル、ブラジル』。ぜひピーター・ムーンの音楽を聴きながら読んでください。『ハワイ、蘭嶼』のほうはずっとストレートなハワイ旅行記。台湾の南東に位置する小さな島、蘭嶼との直結も楽しんでいただければ。そしてこうしたすべてを通じて、世界の先住民文化を学び直すことにしましょう。そろそろ終わろうとしているこの世界の、次を探すために。


『旅をする木』 星野道夫 著
高橋美穂子さん(ロルファー)

幼い頃北海道に住みたいと夢見ていた私は、大学時代をその自然の中で過ごしました。息をのむ冬の夜空の美しさは、私の一部になっています。大人になりこの本を読んだ時、自然と自分との幸せな時間と、そのことを少し忘れてしまっていたことに愕然としながら、切なく幸せな気持ちでページをめくりました。そして、読むたびに星野さんのまなざしと共に、まだ行ったことのないアラスカの地を旅します。「毎日を生きている同じ瞬間に、もうひとつの時間が、確実に、ゆったりと流れている。日々の暮らしの中で、心の片隅にそのことを意識できるかどうか、それは天と地の差ほど大きい。」という言葉が読むたびに私の心に問いかけてきます。


『みがけば光る』 石井桃子 著(河出書房新社)
Miki Kandaさん(styling photographer/writer/teacher) 

児童文学界の礎を築き、世界との架け橋でもあった石井桃子さん。翻訳家として作家として遺された数々の不朽の名作。現実の「わたし」がどんなに心折れそうなときだって、ひとたび登場人物に同化し、その物語を一緒に生き抜けば、安寧な気持ちに浸ることができたしあわせな子ども時代の読書体験。本を閉じれば、すっかり強くしなやかに生きてゆけそうな気がして、いったいどれほどの傷を物語に癒やされ、カタルシスを得られただろう。そんな魂の恩人のような石井さんが、等身大の毎日を切り取って、お日さまみたいに一文一文を照らしてくれている。歳月が去ってもなお、みずみずしさが宿る随筆集。我がpiece of joyの素。


『第三の脳 皮膚から考える命、こころ、世界』 傳田光洋 著
塩見麻衣美さん(植物療法家)

皮膚は"第三の脳"だと語る著者。それは細胞分裂からの形成を探ると、皮膚と脳と神経は同じ外胚葉から成ることがわかり、皮膚細胞が思考や感情と密接に関わることも理解できます。私がハーブ・アロマ・フラワーエッセンスの植物療法家として、皮膚細胞と気持ちとが物質的・エネルギー的に深く繋がっていると感じていたことを、この著書はさらに科学的に分かりやすく明らかにしてくれています。肌ケアをすることは、心ケアにつながると深く実感させてくれた著書であり、現在の私自身が行なっているハーバルスキンケアのワークショップの原点となった一冊です。


『いのちを呼びさますもの』 稲葉俊朗 著
西山友美さん(本屋 B&B)

「人は誰もが、自分自身を表現する芸術家であり、自分自身を治療する医療者であり、日々をつくり発見し続ける人生の創造者であり、その総体こそが人生なのである。」 芸術というと選ばれし者が体現できる、というイメージだけど、稲葉さんは、何を食べるか、誰と過ごすか、といったひとりひとりの日々の営みも立派な表現で、芸術だ、と本書で言います。あぁ、そうか、そうしたら私も、夕ご飯は何を作ろうか、とか、次の休みは何をしよう、とか、もっと自分の心と対話して、ワクワク楽しいことをしていったらいいんだ、と当たり前のことだけど忘れていたことに気づくきっかけになり、読後に世界がほんの少し開けた気持ちになった、大切な一冊です。


『すべてのひとに石がひつよう』 バード・ベイラー 著
青木真緒さん(BOOKSHOP Kasper)

何かに迷っているときは、ベッドサイドに置いている本を手に取ります。本棚ではなく、ベッドサイドに置いている本は、何度も読み返す自分にとって大切な本です。 20代半ば、旅したイギリスの海岸で石を拾いました。その時に拾った石は、色々な場所を経て今もわたしの元にあります。本当に大切なことは、誰かに教わるものではないということを繰り返し教えてくれる本です。


『魂にメスはいらない』 河合隼雄 著・谷川俊太郎 著
田中のり子さん(編集・ライター)

私が身体を大切にしようと思ったときと、「自分は自分の身体のことについて、何も知らないな」と実感したのは、同時期だったと思います。知っているようで、実は何も知らない。そんな意識が芽生えたからこそ、身体の声を効く習慣ができたように思います。この本は、心の病や夢、癒しなどについて、詩人の谷川俊太郎さんが心理学者の河合隼雄さんに問いかけをする形式で進んでいきます。読み進めていくと、人の心や魂というものが、いかに不思議で奥深く、簡単な言葉では片付けられない深みがあるものだということが実感できます。身体と同じように、自分の内側を見つめ直すときに、そもそも「心とは」「魂とはどういうものか」という問いかけがそばにあると、やさしく、抱きしめるような感じで、いたわることができるのではないかと思いました。


『やまのかぜ』 木葉井悦子 著(架空社)
山本千内さん(農家)

洗濯物を干すとき、草を刈るとき、火をおこすとき、苗を植えるとき、家の中、人間関係、自分自身の内側外側。どれも「風通し」が肝心。農家になって5年が過ぎ、自然とともに暮らす生活ですが、今年初めて「風」が生まれる瞬間というのを感じる出来事がありました。同時に、自然を観ているようで、全く観ていなかった自分に気づきました。今は農業を営むうえで、生活のあらゆる場面での「風」の大切さを実感しています。今年の春の始まりはもの凄い風で、正に春の嵐でした。風にもいろんな風があるけれど、やまのかみさまのおまつりを知らせる風を、受け取りそこねないようにしたいなあと、そう思います。


『虹の彼方からきた子どもたち』 バーバラ J. パターソン 著
野田直子さん(スタイリスト・一児の母)

私はもうすぐ6歳になる男の子のお母さんです。お花が大好きで自然や植物に近づきたく、できるだけ自然にも身体にも優しい暮らしを心がけながら、日々育児に奮闘中です。オーガニックな暮らしを心がけはじめると必ず出会うシュタイナー。シュタイナー教育にも興味はあるものの、本を読んでも「?」が多く。。。笑。私と同じようなお母さんも多いのではないでしょうか?そんなお母さんたちにオススメの1冊を見つけましたのでご紹介させて頂きます。「虹の彼方からきたこどもたち」です。アメリカのシュタイナー幼稚園の先生をしているバーバラさんが父母のために行った勉強会の内容が載せられています。とってもわかりやすく、7歳までの育児法を教えてくれています。こどもがこどもらしく、個々のペースで、自然と調和しながら成長し、愛と光をたくさん感じらる、そんな子育ての方法に思います。当たり前のようで忘れかけている、人間が自然の一部であることを思い出させてくれる一冊です。育児中の方だけでなく、自然、植物、環境、宇宙、オーガニックなどに興味のある方にもとてもためになる本だと思います。


「バッチのフラワーレメディー 植物のかたちとはたらき」(ジュリアン・バーナード、英国f.r.p.)
谷口みよ子さん(植物療法翻訳家)

この本との出会いは15年ほど前のこと。英国で約80年前に完成された「フラワーエッセンス」の植物と、開発者の医師について書かれていた。フラワーエッセンスは人間の心理的な不調和を調和に導き、毎日を健やかに生きる助けになる。本書では植物の持つ「かたち」が人間にどのように影響し呼応しているのかについてイラスト付きで説明されている。植物のかたちを詳しく見ていくと、世界の美しい造形のもとにも植物があることにあらためて気づく。著者の視点に導かれ、私たちは「かたち」の奥にある光、目に見えない秩序や調和に意識を向ける。植物を愛する人、自然界や宇宙の調和を探求する人には興味の尽きない本だと思う。

『コスモスの影にはいつも誰かが隠れている』 藤原新也 著
マツーラユタカさん(つむぎや・物書き料理家)

光は、影や闇があってはじめて顕在化する。光が射すとき、そこにかならず影があり、常に表裏一体だ。藤原新也の抑制の効いた文章で綴られる小さな14編のストーリー。判で押したような代わり映えしない日常を過ごすフツーの人々(つまり僕らね)にも、たくさんのドラマが潜んでいる。お話はすべて実際に、とある誰かの人生に起こったことだ。たまたま同じ電車に乗り合わせた人のドラマを垣間見るような感覚。たくさんの苦しみや悲しみ、後悔や葛藤、そんなあれやこれやを重ねながら、誰しもが生きていくものだけど。でも、あれやこれやを抱えているからこそ、ふとしたきっかけでふいに光が現れる。光を見出す。あれやこれやに癒され、救われることすらある。諸行無常の儚い毎日でございます。だけど同時にドラマティックな出来事も、奇跡のようなワンシーンも、すべては僕らの日常に接続しているのだ。

『時の旅人』 アリソン アトリー 著/松野正子 訳
大森木綿子(イラストレーター)

10年ほど前に何気なく手に取った児童文学は、古いイギリスの農場を舞台に、時を旅する少女のお話でした。爽やかなハーブの香り、水の流れや牧草を渡る風の音・・使い込まれた生活道具の様子などが生き生きと描かれていて、空想の翼が広がります。幼い頃に自分にも確かにあった、空想と現実の境目を思い出させてくれます。キラキラと輝くような眩しい言葉に、創作意欲を掻き立てられる一冊です。


春のセルフケアのススメ

今年は、長い冬がようやく終わり春の光にほっとしますね。
春は、冬に溜め込んだものを排出して、
エネルギーの循環と柔軟なからだの動きがはじまります。
春の光は、軽やかにからだと感覚を目覚めさせてくれます。
光と暖かさを迎えて、からだ、骨盤が開きはじめます。
お花も堅いつぼみからゆっくりと一枚、
また一枚と花びらが外側からひらいていきますね。
わたしたちのからだも同じように、太陽のひかりと温度の上昇とともに
じんわりと骨盤からからだが順にひらいていきます。
しっかり左右対称にひらき、気のめぐりの循環がはじまり
冬に溜め込んだ老廃物を外に出したいとデトックスの動きがはじまります。
春の理想的なからだづくりは、肝臓を目覚めさせ、骨盤を開き
肩甲骨や筋肉全体が柔軟に弾力性を持つことで
代謝が生まれ今の季節に対応できるからだになります。

そして、温かい季節特有の冷え対策も必要です。
春は、骨盤やからだが開きはじめ外気が自由にからだに入りやすくなるため
冷えにさらされやすく冬の冷えに比べて無防備な状態です。
春のひかりと暖かな陽気に合わせて、軽やかな洋服を着たくなったり
冷たいものを取り始めたり、日によっては思いがけず冷える日もあります。
冬から春へのからだの切り替わりもままならないまま、
知らず知らずのうちに冷えを取り込んでしまい、
アンバランスで不調和を起こしやすい心身の状態になります。
冬の緊張した閉じこもったからだをしっかり切り替えてゆきましょう。

今回は、感覚の目覚めるチカラになる書籍をご紹介します。
からだが開くように感性の瑞々しさを立ち上がらせてくれるような
本や言葉に出会ってもらえると素敵ですね。

ご紹介アイテム
春のからだを助けるハーブ&フラワーエッセンス、内臓を温めるシルク腹巻き、子宮を温めるシルクライナー

〈 相談会 〉

マヒナ植物のチカラで春の冷えとり相談会
〜あなたのからだに合ったオリジナルな草木染めを選ぶ〜

期間中、冷えのお悩みについてご相談にのらせていただきます。
冷え性のケア、草木染めについて、ご自分に合う植物を選ぶお手伝いもします。
あなたのからだにOリングでお聞きして、からだが必要とする植物を選んでいきます。
ご興味のある方は、ぜひ、お気軽にいらしてください。
随時、期間中、ご相談にお答えいたします。

<ご提案する商品>
内蔵を温めるボディーロール、子宮を温めるライナー、冷えとり靴下たち。


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セルフケアプログラム「 春・心身にスムーズに活力を与える月のオイルをづくり 」

深い闇と寒さの季節からひかりの季節へ。
あなたの五感とからだの声から導きだされた
あなただけの月のオイルを作りませんか。

春の女性のからだとこころの立ち上がりを後押する
お花と薬草から抽出した光のエネルギーが充実したベースオイル5種類と精油20種類、
無意識のこころに働きかけるフラワーエッセンスをブレンドしてゆきます。
フラワーカードを選びながら、ご自身の内側を感じてゆく機会となります。
凝縮されたさまざまな植物のエネルギーをご自分の感覚にそって、
深くご自分におりて潜在的なご自分の声から導きだされた
わたしだけのオイルをお作りください。
今のご自分にぴったり共鳴する特別なオイルができ上がります。
光に季節の機動力をあげる大きなサポートになることでしょう。

30ml 6,480円(本体価格6,000円)スポイド付き

4月2日(月)、3日(火)、4日(水)、6日(金)、8日(日)、10日(火)、11日(水)、12日(木)

時間:13:00〜 / 14:30〜 / 16:00〜 / 17:30〜
   日によってお仕事帰りのお時間をお受けすることができますのでお問い合わせください。
   ご予約はお問い合わせよりお願い致します。

カウンセリングしながら、あなたの内側の深いところに降りてゆくサポートをします。
1時間半のお時間をいただきます。ゆったり自分のペースでオイルづくりをしていただきますので
お時間に余裕をもってお越しください。
*要予約制、お問い合わせページよりご希望日にちと時間をお知らせください。

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★セルフケアプログラム リンク with フラワーズ・セッション
「めざめの春・植物から新しいサイクルに必要なメッセージを受け取る」

春のめざめと共に、4月から新しいサイクルがはじまります。
今年をどう過ごしてゆくか、どのように行動してゆくかが気になるところです。
このプログラムは、マヒナのフラワーエッセンスの先生である谷口みよ子さんが
あなたに必要なメッセージを植物から受け取るお手伝いをします。
日々、現実的に自分らしく生きてゆくためのサポートになるメッセージです。

宇宙から発する情報とダイレクトにつながる植物。
わたしたちは宇宙の元に生まれて、毎日、宇宙の影響を受け続けています。
フラワーエッセンスは、その宇宙からの情報を受け取って
心やスピリットに働くバイブレーションを持っています。
自分らしく生きてゆくことは、同時に宇宙の流れに従って生きることです。
フラワーエッセンスは、わたしらしく生きる情報や気付きをもたらしてくれます。

無意識やからだの奥に鎮まっている必要な情報や答えを体の反応から読みといていきます。
自分本来の魂を自由にするメッセージをもたらすのもエッセンスです。
今年、益々、あなたらしく起動できますように
今の自分を冷静に確認して、必要な情報やメッセージをしっかり受け取り
今年のテーマや自分の方向付けに役立ててください。
このリーディングで後押しとなるのは、おもにバッチのフラワーエッセンスの花たちです。
リーディング中にエッセンスを飲んでいただけるのはもちろん、ご希望の方にはボトルを
作ってお持ち帰りいただけます(料金別途)。

*フラワーレメディーは、1936年にイギリスの医師・E.バッチ博士によって完成された、
38種の自然のエッセンスです。おもに生命力に満ちた植物の花や石清水から作られています。
私たちが日常で経験する不安やイライラ、怒りなど、さまざまな心の不調和に働きかけ、
バランスを取り戻すのを助けます。
植物の薬効成分ではなく、調和した生命力のパターンを生かすものです。

ファシリテーター 谷口みよ子

日時:4月13日(金)、4月14日(土) *7日から変更となりました
各日 13:30〜 / 14:30〜 / 15:30〜 / 16:30〜 / 17:30〜
リーディング時間:30分
料金:3000円(レメディーをお持ち帰りいただく場合は、別途2,000円になります)
*要予約制、お問い合わせページよりご希望日にちと時間をお知らせください。



★小さなワークショップ 月のハーブティー・春のわたしのブレンドづくり

春は、浄化と起動の時です。
冬に溜め込んだものをすっきり排出して、活力が下がりやすい浄化器官を活気づけ
活動期に入る季節にむけて整える時期です。
ハーブでご自分にあった調整をしてみましょう。

冷え、ストレス、ホルモンなど、普段気になるご自身の心身を調和させるハーブティーを作りませんか。
この季節のからだに合った浄化力の高いハーブを中心に、
十数種類のハーブをご自分の心身の様子に応じてブレンドしてゆきます。
さまざまなハーブの香り、味を確かめてテースティングしながら
ご自分に必要なハーブを選んで自分だけのブレンドを作ってゆきます。
春のからだのこと、それに役立つハーブのお話も交えながらハーブティーづくりの手仕事をしてゆきます。
心身の感覚に集中してご自分とつながる時間になるよう小さなクラスで開催します。

日時:4月11日(水)19:30〜 15日(日)14:00〜
参加料:4,000円(ハーブのテースティングとおやつ付き)
マヒナファーマシー なかやまあきこ
お土産:お作りになったハーブティー
参加人数:4名







シュタイナーアドバンスシリーズ
第1回「健やかな霊性とは何か」 


 





連続講座は今年で2年目に入り、アドバンスクラスとなりました。
今年も年間の座学と祝祭のワークショップを通して、頭と身体と五感を様々に使いながら
ご紹介していきたいと思います。
シュタイナーの思想が難解と呼ばれることのひとつには
本を読み頭だけで理解するのは難しいということが挙げられます。
五感を通して感覚体験の中から理解することが重要だからです。
ワークショップではそうした体験の機会を大切にしたいと考えています。
現代人は理知的な方向に偏りすぎて生命力が弱りがちですが、
現代生活の中で生命力を取り戻す具体的な方法もシュタイナーは示唆してくれています。

時代は、魂の自立を促されるように、日常の動作のなかで
わたし自身を見つめる場面が立ち現れることが多くあるように思います。
魂の根源に沿ったそれぞれの在り方を尊重し、自分らしく生きることに寄り添う感性を
育む助けになれればと思っています。

教えてくださる虹乃美稀子さんは、人と間近に接する保育の仕事のなかで
難解なシュタイナーの思想を現実の世界で実感し
その体験から分かりやすく解釈して伝えてくれます。
シュタイナーの世界を知りたい方、宇宙や自然をより近くに感じたい、
暮らしに取り入れていきたい、と考えてる方
季節を身近に、自然界のサイクルや自然と人のつながりを深く知りたい方
植物と仲良くなりたい、植物療法を学んでいる方には必聴です。

絵は、ダウン症の5歳の男の子・野田直太朗くんが描いたものです。
光に従って迷いのない力強い純粋なエネルギーですね。
今年は、アドバンスクラスのメッセージと共に、直太朗くんの絵をご紹介していきます。


「スピリチュアル」という言葉が市民権を得て、もう10年以上になろうとしています。
現代社会が経済中心となり、思考も唯物的になっていくにしたがって、人々の間では見えないもの、
見えない世界に憧れたり、そこに本質的なものを求めようとする衝動もまた深まってきました。

実際、現代は再び人間の構成要素の一つであるエーテル体も肉体から自由になりつつあり、
そうした身体変化が精神世界に興味を持つ流れを生んでいると見ているシュタイナーの研究家もいます。
しかし「何となく心地よい」「何となく理解できる」という安易なアプローチは、
時に病的な心身の状態を引き起こす要因ともなります。
シュタイナーは繰り返し「目覚めた意識で、世界を認識していくこと」の大切さを話しています。

英語ではSpirituality(スピリチュアリティ)と訳される「霊性」の健やかさとは、どういう状態なのでしょうか。
人間は生きているときにのみ、自我によって霊性に働きかけることができると言われています。
その取り組みの入り口にみなさんと一緒に立ってみよう、という第1回目の講座です。
ご興味をともにしてくださる方々のご参加をお待ちしています。

虹乃美稀子


ワークショップ詳細

日  時:4月5日(木) 午前 10:30~12:30
    :4月5日(木)  夜 19:30~21:30
場  所:mahina pharmacy store(最寄り駅:下北沢)
参加費用:4,000円(ハーブティー付き)
持  物:筆記用具
定  員:10名さま(開催人数4名以上)
     お申し込みは先着順となります。定員に達し次第募集を締め切ります。
     開催人数に達しない場合は、休講させていただきます。


お申し込み方法

マヒナファーマシーお問い合わせのページからお申し込みください。
本文にワークショップのタイトル、参加ご希望の会、
お名前、住所、年齢、参加人数、メールアドレスを記載してください。


〈4月から連続講座のお知らせ〉

4月から学びの座学や季節のセレモニーの体験のプログラムがあります。
シュタイナーの思想を分かりやすく、基本を学びと体験でお伝えする講座です。

虹乃美稀子さんが保育という仕事とともに、
私生活でも支えとなってきたシュタイナーの思想について
今年は年間の座学と祝祭のワークショップを通して、
頭と身体と五感を様々に使いながらご紹介していきたいと思います。
シュタイナーの思想が難解と呼ばれることのひとつには、
本を読み頭だけで理解するのは難しいということが挙げられます。
五感を通して感覚体験の中から理解することが重要だからです。
ワークショップではそうした体験の機会を大切にしたいと考えています。
現代人は理知的な方向に偏りすぎて生命力が弱りがちですが、
現代生活の中で生命力を取り戻す具体的な方法も
シュタイナーは示唆してくれています。

*単発でご参加いただけます。

第1回 4月5日(木) 座学「健やかな霊性との出会い」

第2回 6月7日(木) 座学「星々の進化と私たち」
天空に煌めく無数の星たち。その中でも太陽系の惑星は、
私たちの体、人生、そして文化にも深い関わりを持っていると
シュタイナーは指摘しています。
いったい星々は人間の運命にどのように関わっているのでしょう。
そして、星もまた人間のように歴史と未来があり、進化をしていると言います。
深遠な宇宙の秘密に少しだけ、触れてみませんか。

第3回 9月13日(木)座学「自己教育1」
シュタイナーは人間の成長を長いスパンで捉えています。
特に、成人した21歳以降の大人の魂の成長は
本人の「自己教育」によってしかなり得ないと言われています。
そしてその自己教育は、自分の内なる運命に基づいて行なわれます。
ひとり一人の中に隠れている密やかな思い、
自分は何のために、何をしたくて、生まれてきたのか。
秋は、自分の中の光を見いだす季節です。
人間の7年周期の歩みのリズムと照らし合わせながら、
私たちの中に眠る「内なる運命」に耳を澄ましてみましょう。

第4回 10月11日(木)座学「自己教育2」
自己教育の具体的な実践方法について触れる回です。
人智学の観点から魂を「生命化」していくレッスンについてご紹介します。
自己教育を通して自分が成長していくことは、
本当の素直な自分、自然な自分に戻ることでもあります。
それは、本質的な意味において自由な人間になっていくことです。
自分自身がどこまでも何にも捕われない、
ひとりの自由な存在であろうとすること。
シュタイナーの言いたかったことは
つまるところそれだけであったとも言われています。

第5回 11月18日(木)座学「衣食住ー美しい生活」
シュタイナー教育や医療、建築などその思想の実践現場に共通する
「美しさ」の根源はどこにあるのでしょうか。
そのヒントは、シュタイナーが遺した
自然・芸術・生活への言及から読み取ることができます。
建築、服飾、食物、言語等について芸術的感覚からアプローチし、
自らの精神と生活を豊かに高めて行くことは人生の喜びを深めてくれるでしょう。

第6回 祝祭ワークショップ アドベントセレモニー
シュタイナーの思想の下に祝われる
アドヴェント(待降節)・セレモニーは、とても静かで厳かです。
手作りのミツロウのりんごろうそくを手に、床にしつらえた、
永遠のいのちの象徴であるモミの枝の渦巻きを歩きます。
渦巻きは、人間の精神の内側に深く入っていくことを表します。
そうして「わたし」の奥深くに魂の光を見つけ、ろうそくに火を灯すのです。
一年で一番光が弱まる冬至に向かうこの季節に、
私たちの魂は光を受け入れる器となって、その器に光を宿します。
クリスマスは内なる光の再誕を祝う、精神的でそして常に新しい祝祭です。


お話くださる方

虹乃美稀子さん
シュタイナー幼児教育者(幼稚園教諭・保育士)
東北工業大学非常勤講師(コミュニティ・ネットワーク論)

仙台市保育士として7年間勤務後、シュタイナー幼児教育者養成コースに学ぶ
06年 シュタイナー親子クラスを開講
08年 シュタイナー幼稚園「虹のこども園」開園
(一般社団法人日本シュタイナー幼児教育協会団体正会員)
13年 バッチフラワーレメディ コンサルテーション資格取得
現在に至る
岩手(北上)、東京(下北沢)にてシュタイナー講座を通年開催
原発事故後、母子週末保養プロジェクト「ちいさなたびJAPAN」代表
http://sendaiyunta.com





対談会「春の目覚め、自由への扉」 バッチ博士とシュタイナー博士からのメッセージ


マヒナファーマシーで講座をして下さっている植物療法翻訳家の谷口みよ子さんと
シュタイナー教育者の虹乃美稀子さんの対談会です。

シュタイナー博士とバッチ博士はヨーロッパでほぼ同時代に生きながら、それぞれ人智学、
フラワーレメディーという新しい学問や療法を確立しました。
その双方に、これからの人類の進化にとって欠かせない普遍的な智慧が含まれています。
直接交流したという記録は無いものの、同時代のヨーロッパを生きた両博士の思想や世界観には
様々に共通するものが見られます。
彼らが活躍した1900年代初頭とはどんな時代だったのでしょうか?
歴史の背景を紐解いて行くと、これからの時代を生きる私たちに深い示唆を与えてくれるように思います。
内なる自分の永遠性に気づかせてくれるその両者の思想は、今の時代を生きる私たちに、
時空を超えて誠実で力強いメッセージを送り続けてくれているように感じるのです。

バッチ博士が開発した心や記憶に働きかけ癒やしに導くフラワーエッセンスを深く探求し、
翻訳や現場で広く伝えている谷口みよ子さん。
育児教育の場で難解なシュタイナーの思想を今の感性でその叡智を母子に柔軟に伝える虹乃美稀子さん。
その分野の専門家であるおふたりによって、博士たちの人物像や生きてきた時代背景を
語っていただき、今を生き抜く勇気や新たな発見をみつける会にしたいと思います。
ぜひ、ご参加くださいませ。


ワークショップ詳細

日  時:4月2日(月)19時30〜
場  所:mahina pharmacy store
参加費用:4,000円(ハーブティー付き)


お申し込み方法

マヒナファーマシーお問い合わせのページからお申し込みください。
本文にワークショップのタイトル、参加ご希望の会、
お名前、住所、年齢、参加人数、メールアドレスを記載してください。


お話くださる方

谷口みよ子さん
東京生まれ。双子座。

外資系銀行、私立美術館勤務を経て、より自分らしい生き方を模索するなかで、
1997年、フラワーエッセンスに出会う。
以降フラワーエッセンスを役立てて学ぶ過程で、
植物が象徴する自然界のことや、植物、
人間を含む全てにつながりがあることを実感するようになる。
2000年、英国バッチのヒーリングハーブス・プラクティショナー・コース(講師:故ホワード・七歩子氏)、
米国FESインテンシブ・コース(講師:R.キャッツ氏と P.カミンスキ氏)を修了。
スペースハナを主宰し、講座の主催、編集、翻訳、個人セッションなど、
フラワーエッセンスの仕事に広く携わる。現在は講師、翻訳者、プラクティショナーとして活動している。

マヒナファーマシーで「わたしに出会うフラワーエッセンスシリーズ」や
実用基礎/実践活用クラス、季節のワークショップ、フラワーカード・リーディングを担当。
訳書に『エドワード・バッチ著作集』(ジュリアン・バーナード編、BABジャパン、2008年)、
『バッチのフラワーレメディー 植物のかたちとはたらき』
(ジュリアン・バーナード著、英国フラワーレメディー・プログラム、2013年がある。

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虹乃美稀子さん
シュタイナー幼児教育者(幼稚園教諭・保育士)
東北工業大学非常勤講師(コミュニティ・ネットワーク論)

仙台市保育士として7年間勤務後、シュタイナー幼児教育者養成コースに学ぶ
06年 シュタイナー親子クラスを開講
08年 シュタイナー幼稚園「虹のこども園」開園
(一般社団法人日本シュタイナー幼児教育協会団体正会員)
13年 バッチフラワーレメディ コンサルテーション資格取得
現在に至る
岩手(北上)、東京(下北沢)にてシュタイナー講座を通年開催
原発事故後、母子週末保養プロジェクト「ちいさなたびJAPAN」代表
http://sendaiyunta.com