女性の身体について
女性のカラダと月の関係
古来より、太陽と月、男性と女性、昼と夜・・・宇宙
そして地球に存在するすべてのものには
大きなエネルギーの法則『陰と陽』で成り立っていると言われています。
毎月の月経と月の約29日間に渡る満ち欠けの周期が
同じことからも理解できることでしょう。
月は、毎夜と姿を変えて、同じエネルギー体のわたし達に
カラダのリズムを教えてくれる存在です。
生理タイミングは、満月。
生理が終わり排卵に向かっていく低温期が、下弦の月。
排卵日は、新月。
排卵日から生理に向かっていく高温期が、上弦の月。
そして、月＝陰のエネルギーは、昼間の明るい時間に受け取ったことを
静かに自分のなかで吸収し育む力がもたらされ、
感情や潜在意識に影響し働きかけるとされています。
現代は、昔のような自然のリズムに合わせた暮らしが出来ないので、
月と生理の周期がずれてしまっている方も多いと思います。
本来共鳴しあっているエネルギー同士、
月を見上げながら自分のカラダのタイミングを意識する。
そして、内側の自分と対話する。
一日のうちにそんな静かな時間を自分と過ごすことは、
とても優しくて素敵なことですね。
カラダのリズム＝女性ホルモン
自分のカラダのサイクルを知るきっかけとして、
女性ホルモンのリズムを知ることが一番身近で分かりやすいと思います。
つまり、毎月の生理のリズムを知るということです。
女性のカラダは、
女性ホルモン（エストロゲン・卵胞ホルモンとプロゲステロン・黄体ホルモン）の支配のなかで
コントロールされています。
その女性ホルモンと自律神経は表裏一体の関係で、
いずれもストレスや季節の変化によって
繊細な女性のカラダは日々些細な影響を受けています。
その些細なストレスが積み重なることで病気を作ってしまいます。
毎月の周期、今日はその周期のどんな時期、この時期のわたしのカラダや気分の状態は？
客観的に知ることで、ストレスから意識的に回避でき、
そのタイミングに合った自分なりの行動や過ごし方が自然とできるようになります。
ここでは、そのツールとしてメディカルハーブと付き合ってみることをオススメします。
女性のカラダや心のバランスに必要な成分をたくさん備えているハーブ、
そして、日常のペースや気分転換までもサポートしてくれるハーブ。
ハーブと仲良く付き合う日常は、微細な女性のカラダや心のバランスを整えてくれる
サポーターとして大活躍してくれるはずです。
月の癒し
ヨハンナ・パウンガー
トーマス・ポッペ
オーストリア・チロル地方で代々伝わる「月のリズム＝自然のリズム」を理解し、健康で幸福な暮らしにするために書かれた美しい処方箋です。ドイツで大ベストセラーになった一冊です。
月のリズムでダイエット
岡部賢二
月の満ち欠けを意識しそのリズムに沿って暮らすことで、心も体も幸せになるヒントがたくさん分かりやすく書かれています。
ホルモンのルール
ウミノミチコ
女性ホルモンとその時期の生活リズムが分かりやすく書かれていて、それを整えるために実践しやすいセラピーやボディーケアなどが提案されている。