2016.8.18(木) 「 太陽とゆずのコーディアル 」生まれました。

 

立秋が過ぎて、夕方になると少し涼やかな風が吹き出して過ごしやすくなってきました。
それにしても、昼間のキラキラした暑さはまだまだ続きそうですね。

この暑い夏に目指して生まれた「太陽とゆずのコーディアル」。

近年、ライフワークプロジェクト・あ。わ。の月の活動によって出会った
宮崎・銀鏡の里。
星の神さまとつながる神楽の里です。
昨年12月に、銀鏡神楽を観るフィールドワークではじめて訪れた場所でした。
山の神、星の神とつながる古来の祈りの姿を
銀鏡神楽によって今に伝える純粋な土地です。
宮崎県西部・九州山地の山深い里は、寒暖差の激しい環境と山の神の気配を感じるような
湿った霧や朝露が清らかで瑞々しいゆずを育んでいるところです。
山は、静まり返った静寂、水蒸気のようなミストで自然界すべてが覆われて
植物たちは白いベールに包まれてます。
そうした瑞々しいエネルギーが漂っているところに、
日の出と共に、神々しい太陽が登り大きなひかりが山々に注がれてゆくのです。
銀鏡に滞在している時に、忘れられない印象的な景色でした。
この風景がコーディアルのイメージとなりました。

からだのなかで陽のエネルギーが前向きに立ち上がる。
太陽のエネルギーで元気になる。
からだのエネルギーが高まってくると、こころまで軽やかに動きたくなる。

ゆずの生産者の多くは、銀鏡神楽の祝子(舞手)の方々です。
自然の神に祈りを捧げながら、その恵を受け取ってゆずづくりをする。
古来から続く純粋な祈りをゆずたちが守っています。
その健やかな循環のなかで生まれた銀鏡の里のゆずたちを
こうしてみなさんにご紹介できることがとても幸せです。

よかったら、ぜひ、味わってみてください。

そして、太陽と火山の場所・ハワイ島からマナを届けてくれるお話会を企画しました
9月4日(日)に、ハワイ島の植物でスキンケアアイテムをつくる
ブランド・マナボタニカルズを主宰しているマナさんに ハワイ島での暮らし、火山や植物のこと、
そして、そのエネルギーと調和するからだを動かすワークの体験をする会。
そして、ハワイの創生神話・クムリポの朗読会をします。
ぜひ、本場ハワイ島のマナのエネルギーに出会ってみませんか。
参加をお待ちしてます。


 2016.8.3(水) 夏のさなかに

梅雨もあけて湿った暑さから、太陽の熱をダイレクトに受けるような暑さになってきました。
きっと、魅力的な太陽のエネルギーに誘われるように、
山へ海へと夏休みで遊びに出かけられてる方も多いことでしょう。

色々、体調を崩さないように心がけながらも、夏ならではの冷たい美味しいもの
外にめいっぱいお出かけしたりと夏を楽しみたいものですね。
高揚のエネルギーでからだが開き、めぐりが活発に循環される季節なので
元気に感じられます。
でも、この季節の過ごし方で秋以降、冬、春のからだの様子を左右してしまいます。
楽しみながらも心身をできるだけ落ち着けて、ケアを大切にしてくださいね。

今回の更新で、みずさわすいさんのアストロジーの連載が最後になります。
マヒナのはじまりの時から、星を通して宇宙からのメッセージを紡いでくださいました。
日々のこころの揺らぎや変化の時がやってきた時に、
すいさんの言葉で光をみつけることがたくさんありました。
マヒナの連載は一段落されますが、ご自分のペースでリーディングされます。
また、宇宙の大切なメッセージが放たれる時に、お話会などでご一緒したいと思っています。
また、その時も楽しみです。
長い間、ありがとうございました。

今日は、秋のシュタイナーのワークショップのお知らせをしています。
夏真っ只中で、まだ秋を感じにくいかもしれませんが、
来月には自然界はすっと次のめぐりに入ってゆきます。
こころとからだのシフトにとても素敵なワークショップです。
ぜひ、お知らせをご覧ください。


 2016.7.20 (水) 夏のからだケアに役立てるもの。

夏、本番に突入してきました。
日本の夏もアジア化してきたせいか、
極度の暑い時期はがんばりすぎない過ごし方に変わってきているようですね。
思考でからだのコントロールをしすぎず、
季節に合ったペースで暮らせるようになりたいものです。

今日は、夏のからだにちょっとしたサポートアイテムをご紹介します。
近頃は、じっとりした暑さがからだにまとわりつきます。
湿度がからだに、夏の熱を封じ込めているようです。
この時期は、暑さと湿度のバランスのなかで、
夏の冷えからからだを守ることに気を使います。
そして、上半身は異常な暑さに包まれ、
湿度を伴った冷えが腰回りから下半身にかけて巡りを滞らせてしまいます。
冬の冷えより、夏の冷え対策の方がとても大切です。

一年中、身につけておくと安心ですが、
特に夏にオススメなのがこのシルクの腹巻きです。
夏の冷えから子宮周りや内臓の停滞を守り、
排毒のこの季節につけながらしてデトックスを促してくれます。
冷えからからだを守りながら排毒。
一石二鳥の優れものです。

そして、暑さからくる停滞とのぼせには精油を効果的に使ってみてください。
ミントなど清涼感のある香りは、暑気払いやのぼせによる思考の停滞、
偏頭痛などに気持よく働きかけてくれます。
ミントが強すぎる時は、ラベンダーなど神経が柔らかくクールダウンできる香りを
ブレンドして使うのもオススメです。
暑さや湿度など、外的に心身に影響されることで自律神経の乱れにつながり
免疫系のバランスも崩しやすくなります。
香りは、神経系に直接働きかけることができるのでうまく活用すると
とても快適です。

暑さと上手に付き合うことも、この時期の自然界の動きと仲良くすることです。
マヒナファーマシーでは、夏用のみつろうクリームやご紹介した精油、
夏の疲労で免疫が下がった時の調子を取り戻すためのアイテムもご紹介しています。
高揚感のある季節だからこそ、セルフケアを忘れずに健やかにお過ごしくださいね。

今日は、9月1日・新月からはじまる月のめぐりに合わせてフラワーレメディーを体感する
クラスのお知らせをしています。
秋の自然界がすっと切り替わる時期からの体験はとてもオススメです。
月と共にご自分との対話を深め内側の自分を巡る旅にでるような日々を過ごしてみませんか。


 2016.7.4 (月) 夏至に奥日向・銀鏡に訪れて

夏至を迎えて、夏がはじまったといった感じですね。
梅雨もあともう少し。

さて、夏至のタイミングに、昨年の冬至前に訪れた銀鏡神楽の里に再び行ってきました。
星の神さまとつながる舞からはじまり、山の神、里の人々の暮らしを伝える
古来から伝承されてきた銀鏡神楽。
冬至に向けて籠りのエネルギーが深まった静寂に包まれ
粛々と行われた神楽の神事。
特に、星の神さまとつながる星の舞の不思議なリズムに強烈にこころ揺さぶられて
からだで感じてみたい。
そうして、夏至に、星の舞につながる舞を学びに再び訪れるのでした。

舞を学びながら、普段の生活では想像できない不思議な動きとリズム。
知らない言語と動作がからだのなかで、なにか化学反応しているようでどこか混乱。
普段使ってる思考で理解しようとすることをやめて、からだの動きに
素直にゆだねてゆくとどんどん新しい何かが入ってくる。
舞いながら、宇宙空間をテーマにしている映画・ゼログラヴィティーを思い出した。
地上とは違う、無重力の宇宙世界のなかではこんな風なのだろうか。
重力に支えられている地球だからこそ、安定の上に成り立つリズムと規則性が生まれて
大地の上で営みができるのだなーっと。
宇宙の無重力では、ゆらぎの緩急のなかで浮遊する状態はこんな感覚なのだろうか。
はじめての感覚に陥る。
でも、舞いながら、日常の決められた因われから意識が外れて笑いがこみ上げてきた。
囚われから外れるって、なんて自由なんだろう。

星の舞は、宇宙、星のエネルギーを表現し、それを地上に引き寄せている。
そして、宇宙や星のエネルギーを受け取って、解釈して
こうした動きに落とし込んだ先人たちはなんてすごいのだろう。
宇宙のエネルギーを身にまとったような気がした。
普段ある時間軸からからだも思考もすっかり外れる。
不思議で貴重な体験でした。


宇宙は「惟神 / かんながらの道」でまわっているというお話しをお聞きした。
風は風の神、木は木の神、水は水の神、、、、と、自然の道、宇宙の法則がある。
その大きな法則のなかでわたしたちは生きている。
逆らわない。ありのままで。
この舞の体験は、からだでその大いなる宇宙の深さを少し感じられたような気がした。
今も、銀鏡神楽の囃子の音を聞くと、ふっと人間の作った時間軸から開放されるようです。

夜、東京に戻る飛行機から見えた満月。
空の上では、こんなにイノセントで静かな青色。
この無垢な空を眺めながら、宇宙の法則は人智を超えたところにあることを
あらためて感じ入りながら帰路につきました。


 2016.6.20 (月) 夏至

今日は満月、そして明日は夏至を迎えますね。
月と太陽。
わたしたちにとって一番身近でいて、大きな影響をもらたすふたつの天体。
太陽のひかりが一年のなかで一番高揚する日であり
満ち満ちた満月のエネルギーが溢れる日。
自然界では、熱量の高いエネルギーが立ち昇って
わたしたち生き物の生命活動を刺激しているようですね。

わたしにとって夏至の不思議な高揚感は、
一年のなかで実は一番居心地の悪さを感じてしまう季節です。
太陽から感じる熱量が高くなるにつれて、
気持ちがざわざわと揺らぎ心身のバランスが取りにくくなってしまいます。
先日、シュタイナーの夏至を迎えるセレモニーの会がありました。
古代の人たちにとって、命の繁栄を司る太陽は大事な存在であり
そのひかりが一番高揚する夏至は特別な日だったのでしょう。
同時に、地上の世界と目に見えない世界の境界線が解き放たれる時でもあるようです。
そのなんとも言えないざわめきに飲み込まれず、
宇宙の自然のめぐりと大いなるものに心身をゆだねることができたら
とても自由なことです。


この時期の心身のゆらぎを助けるのが、
やはり夏至のエネルギーを吸収して育ったセントジョーンズワートです。
こころやホルモン、自律神経の揺らぎを助けるパワフルなハーブです。
まさに、この季節の役目を受け取って存在しているセントジョーンズワート。
セントジョーンズとは、聖ヨハネ(英名セント・ジョン)が由来となっています。
聖ヨハネの誕生日が夏至である6月24日。
この頃までに咲くこの花の花びらをこすると赤い液体がにじみ出たことから
古代ヨーロッパでは魔除け、悪魔を追い払うハーブとして使われていたそうです。
心身に起こるゆらぎから、こころやからだの病のきっかけになることもあります。
不安や不調和を助けてくれる自然界からの大きな恵です。
我慢したり、考えすぎたりせずにね。
わたしも、緑のおくすり箱のなかでいつも活躍しているハーブです。
できるだけ、健やかな気持ちで過ごしたいですね。
気になる方、ぜひ試してみてください。


 2016.6.5 (日)

ただいま、わくわくするものづくりをしてます。
近年、島根や宮崎など西の神さまが神話がたくさん残る場所とご縁をいただいて
ことあるごとに、その土地や人たちとつながりにお邪魔しています。
そんな出会いのなかで出会った土地の恵で美味しいものを作っています。
その中心の素材がしょうが。
寒い時期は、からだを温める食材としてしょうがは定番ですね。
寒い季節とこれからの暖かい季節では、しょうがの取り方が変わります。
寒い季節は、できるだけじっくり加熱して使い、
夏は、加熱せずに生のおろし生姜として使います。
しょうがを加熱したり乾燥させると、
からだを温める成分に変わるので免疫力をあげてくれる作用があります。
逆に、生のしょうがは、発汗させ代謝を促す物質が豊かになるので、
デトックス作用があります。
特に、消化力や免疫力が下がっているなと感じている時には、とてもからだを活性化させます。
アーユルヴェーダでは、消化力が下がっているときにスライスしたしょうがに岩塩をぱらりとふったものを
食べるのがとても良いそうです。
これからの季節、夏の疲労で粘膜が弱る季節になるので
夏に向けた使い方でぜひ試してみてくださいね。
しょうがは、使い方によって一年中健康の助けになってくれます。

初夏には、出来上がりそうです。
みなさんにご紹介できるのがとっても楽しみです。

梅雨もすぐそこ。
ひんやりとした湿度を伴った冷えが足元を絡まる時期になりました。
この季節の過ごし方がとっても大切です。
お腹から下半身を冷やさないように、夏の支度をしてくださいね。


 2016.5.22 (土) 6月はさまざまな植物のワークショップを開催

近ごろ、湿度を帯びた冷えを感じるようになってきました。
少し、心身のバランスを崩しやすいようです。
昼間は、暑さを感じることが多いですが、お腹から下は充分な冷え対策が必要です。
陽気が高まる時期は、冷えが、体調を崩す原因になりやすいので気をつけて下さいね。

これから夏至に向けて、植物が生き生き育つ時期です。
6月は、さまざまな植物のワークショップを企画してます。
今日は、マヒナマガジンでお馴染みの植物療法士・塩見麻衣美さんの
植物でスキンケアローションをつくるワークショップや
からだを整えるヨガクラスのお知らせをしています。
ぜひ、チェックしてみてください。


 2016.5.7 (土) 久しぶりの休日

みなさん、GWは満喫されたでしょうか。
連日、気持ちの良いお天気に恵まれて、たくさんの光が溢れてましたね。
久しぶりに海に立ち寄りました。
雲ひとつない青い空には、まん丸の太陽がどっしりと座って
天からひかりを照らしてくれてました。
あー、気持ちいいっ。
からだの奥から脱力するような吐息がこぼれました。
太陽のひかりでエネルギーが吸収され、
海の潮風ですっきりともやもやした疲れも浄化されたようです。
ほんの30分くらいでしたが、自然ってすごい。
こうした、時間、ほんとうに大切ですね。

海にはしる、ひかりの道。
とても神々しい姿。

今日は、たくさんのお知らせをしています。
6月は、植物の季節であり、高まる太陽の季節を迎える準備に最適な時期です。
1年ぶりの空民先生の芳香蒸留水&植物染めのワークショップ
高鳴る夏至に向けて、シュタイナーワークショップやフラワーレメディークラス
進化した発酵の知恵や使い方を学ぶ、玄米でつくる万能酵母液のクラス

などなど。
目白押しです。
植物や菌が活性化するこの季節に、
日常に取り込んで健康で楽しめる学びをしてみませんか。
ぜひご一緒しましょう。
ワークショップページをご覧くださいませ。


 2016.4.22 (金) 月の春じたく展、ありがとうござました。

すっかり、春の温かさを身にまとう毎日になりました。
先日、月の春じたく展が終了しました。
ご来店くださったみなさま、ありがとうございました。
とても軽やかで、楽しい会になりました。

今回は、はじめてハワイをテーマに春のめざめのメッセージを伝えさせていただきました。
ロミロミの学びのなかで、古代のハワイの人々が培ってきた叡智をいただいてきたので
こうした機会にようやく少しお伝えすることでき、わたしなりの何かはじまりを感じています。

ハワイの伝統であるフラを通したワークショップ
日本とつながりの深いハワイの土地をみてゆく神話の会
そして、わたしたちをとりまく自然界とのつながりを観るシュタイナーの体験
どのプログラムからも、今回のテーマになった「ALOHA」の精神が響いていました。
古代の人たちが「ALOHA」に込めたメッセージ。
自分の今を呼吸で感じること
また、他者とのつながりも、またその人の呼吸をみてゆくこと。
そこには、大いなるものに包まれる信頼がいつもあること。

こうした、体験と時間をみなさんとご一緒することで、
あらためて、曖昧になっていたことが深く心に響く機会になりました。
ALOHAのメッセージから人たちが集まって、共有して、分かち合って。
なにか、温かいものや大事なつながりをいただいたように思います。
そして、個々が自分の内なるエネルギーを起動させながら
新しいサイクルのはじまりを得たようにも思います。
ご参加してくださったみなさん、そして、企画に協力してくださった方々
ありがとうございました。


 2016.4.7 (木) 春の山里にて。

道ばた土の世界に目をやると、小さな緑の野草の姿がみえます。
春だな。 葉っぱに顔を寄せてみると、ふわっと軽やかな滋味溢れる香り。

先日、電車とバスにゆられて東京から1時間ちょっと離れた友人の元を訪ねました。
相模の豊かな山間に、水の郷百選に選ばれた水と森林が豊かに広がる里。
東京から少し足を伸ばすだけで、こんな大らかで豊かな自然に出会えるなんて。

友人は、女性で狩人。
どんな暮らしをしているのだろう、と好奇心いっぱい。
川沿いをゆっくりお散歩をしながら、春の野草散策に連れていってくれました。
友人が食べられる野草を見つけてくれながら、ひとつひとつ丁寧に教えてくれました。
どれも、小さくて、柔らかくて、生まれたて。
ツクシ、スギナ、ヨモギ、ハコベ、ノビル、、、、、、
この季節の野草は、春のはじまりの光を浴びて紫外線も少なめに育っているせいか
乾燥させて使うよりも、水々しい香りや柔らかい触感が楽しめる。
食べるのが楽しみ。
なんだか、懐かしいな。
子どものころに、おばあちゃんとこうして野草を摘んだ記憶が蘇る。
“ 苦い ” って、好きじゃなかったな。笑
草をさわりながら、草のことをなんでも知ってる友人の自然体な姿をみて
懐かしさでほっとしました。
そして、早めの夕ごはんは、友人のもてなしで
たくさん摘んだ野草と彼女が仕留めたイノシシやシカ料理。
野生のものを食すと普段閉じている感覚がひらくようでした。
自然と一体になった暮らしを少し味わわせてもらいました。
お天道さまの時間で一日の時が流れて、それに沿った暮らし。
すべてが自然体。
ケラケラ笑いあいながら子ども心に帰って。
いいものです。
ありがとう。

今日から、月の春じたく展がはじまりました。
17日(日)まで開催してます。
ぜひ、遊びにいらしてください。
春らしいものや心身のサポートになるものをご用意してます。


 2016.3.23 (水) 1周年を迎えました。

3月20日、春分も迎えて、ようやく春らしいめぐりに入りましたね。
お天気も安定的に春らしいひかりを放つ日が続いて
めざめの高揚感を感じています。

さて、マヒナファーマシーは、お店をはじめて1年経ちました。
下北沢にご縁をいただいてこの地に降り立って
ようやく少しずつ根を下ろしはじめることができました。

季節のめぐりのなかで、
お店に来られる方々の心身の微細な変化を共に感じさせてもらいながら
そして、いつも自然界のメッセージを教えてくださる先生方からも
たくさんの学びの体験させてもらった一年になりました。
いつも足を運んでくださる方、メッセージを快く受け取ってくださる方、
そして応援してくださる方々。
そうした支えがあって、こうして節目を迎えることができました。
ほんとうにありがとうございました。
心から感謝の気持ちでいっぱいです。
また、新しい気持ちでみなさんのからだとこころに寄り添って、
その時々に必要なエッセンスをお届けしていきたいと思っております。
どうぞ、引き続きよろしくお願いいたします。

本日は、春じたく展の追加の情報をお知らせしています。
イベントページもぜひご覧ください。

春は、あたらしい流れがはじまったり、変化があったりと
様々な状況がめぐる時期です。
からだは冬のデトックスと浄化をしたいと動き出し
春からのひかりの季節に対応していこうとしています。
ただ、色々な変化や動きのなかで緊張が無意識にともなってくる時期です。
切り替えがうまく促されない状態では、神経のゆらぎや疲労を感じてしまいます。
ゆったり深い呼吸をして、できるだけ大らかにゆったりとした気持ちや時間をもって
この季節の流れにうまく対応していけるといいですね。


 2016.3.8 (水) 春を目の前に。

じわじわと春の暖かさが広がってきています。
ひかりの分量が日に日に変わって。
例年に比べて、春を感じる気配が早い気がしますね。
ひかりを感じるたびに、内側の起動したいと動き出そうとしている感覚と
世の中の立ち上がりの速さに、なんだかからだがついていけてないといった感じです。
動き出そうとすると、ぎゅ、ぎゅっと、冷えが待ったをかける。
気持ちは立ち上がろうとしても、からだがまだ開きだしたばかり。
そう、チューリップの堅いつぼみが、外側から一枚ずつ、ゆーっくりと開いていくように。
全開していくには、もう少し時間がかかりそうです。

先月の牡蠣にあたった事件以来、またのからだの故障。
今度は、一晩であっという間に喉が潰れてしまって、今日で声がでなくなって4日目。
手元にあるあらゆるものを使ってケアしたりと。
症状の渦中にいる時は、辛くて、しんどくて、びっくりして。
ふと、そうだ、そうだと。
こんな時に試してみようっと。
スイッチが入っていくと、なんだかしんどい中にも
エネルギーが沸き起こってくるから不思議です。笑
こうした不調の時こそ、自然療法の試しがいがあるものです。
自分のからだで実感するのがなにより。

はじめは、からだに合わせた物理的なケアを進めてきてましたが、
どうもそれだけではなさそう。
フラワーレメディーのクラスがあってちょうどその日のテーマのレメディ。
クラブアップルを飲んでみた。
のどの周りに絡まっていたざわっと、もわっとしていたものがすっと消えた。
「浄化」
冷えたり、免疫が下がったり、色々なからだにまつわる現象もあるけど、
からだのなかで自分なりの変容をしようとするエネルギーの現れであることに気づいた。
そう、最近、自分のエネルギーを消耗させるひとつの古いパターンを
どうやって放していこうかと毎日考えていた。
まさに、古くて要らなくなった、長年の自分のこころのお部屋に持っていたもの。
お掃除、手放す時だったのですね。
クラブアップルのもつ浄化し、清めてゆくチカラが、からだの症状にも、こころにも
飲むたびにすーっときれいな水が流れ込んでくるかのように、
きれいになってゆく感覚を得ています。
これを書いている今日は、新月の3日前。
きっと、新月にすっと落ち着くのだろう。
からだは、意識と違うところで自然のシステムで采配しているくれてるのを
あらためて実感しています。
新月が楽しみです。
春を目の前に、デトックス三昧の今日この頃です。

さてさて。4月7日新月から月の春じたく展がはじまります。
今回は、春のめざめに「ALOHA」ハワイの自然界のエッセンスからお伝えしていきます。
こころとからだのめざめをサポートする楽しいワークショップやプログラムを企画しました。
ぜひ、チェックしてみてください。
わたしもとても楽しみです。


 2016.2.23 (火) 春はすぐそこ。

ぎゅっと寒くなったり、しとしと冷たい雨がふったり。
春を呼び覚ます自然界の収縮が起こっていますね。
その変容の息吹は、日々、着実に春へと促していますね。
冬の籠りの時期から、内側からうずうずと目覚めている気配。
うずうずに触発されるように、からだの感覚を上げていくようなエッセンスを
取り入れていきたくなります。

通勤の道では、足裏をしっかり地面につけて
呼吸を大きくとりながら、
春の新しいエネルギーを胸いっぱいに吸い込む呼吸を。
軽く走りだして、スキップしてみたり。
ジャンプしたり、力を抜いてからだを揺すって。
その時は、からだのなかの古いエネルギーをふーっと脱力しながら吐き出して。
声をだして歌ってみたり。
からだから力を抜いて、からだが動きたい感じにどんどん動かしてみる。
べったり留まっているエネルギーに動き、変化をつけるように。
こうして、普段の動きからリズム感を変えてみるだけでも
静かにしている細胞が動き出すようです。
日常的には、白湯をたくさん飲んで冬の停滞したものを出して
粘膜から免疫を上げてゆくのはとっても簡単です。
すするくらい熱いお湯をゆっくり時間をかけて飲んでみて。
食事を軽くして、排出力のある薬草やハーブのお茶をちびちび飲みます。
たくさんのことはできなくても、コーヒーを白湯や薬草茶に変えるとか、
ちょっとしたことでも随分調整できるものです。

今日は、春への切り替わりにオススメのプログラムがあります。
島根・出雲の地で漢方医学に基づいた風水薬膳茶と
アロマトリートメントサロン「Relaxation space ゆるり」を
主宰するセラピスト 岩成桜さんが、マヒナで特別にプログラムをして下さることになりました。
その方々にあったアロマの施術とこの時期のからだを整える見立てをした
風水薬膳茶を処方されます。施術を受けたあとも自宅でからだを整えることができます。
わたしも、ゼヒ、受けてみたいと思っています。
とても良いタイミングです。

3月18日(金) 限定4名様
 ①10:00~12:00
 ②12:00~14:00
 ③15:00~17:00
 ④17:00~19:00

場所は、下北沢にあるマヒナファーマシーです。
詳細は、こちらをご覧くださいね。
http://ameblo.jp/yuruli-izumo/entry-12125393730.html

その他、春を迎えるからだとこころを整え、
一年の過ごし方をみてゆくプログラムをアップしています。
ワークショップページをぜひご覧になってみてくださいね。
ゆっくり、エンジンをかけ始める準備の時ですね。
まだまだ、ゆるやかに。


 2016.2.8(日) 立春を迎えて。

春めいてきましたね。
立春を迎えて、春らしい光が溢れてきました。
街路樹の植物たちも蕾をつけて、春のめざめを感じさせてくれます。

立春の直前に、思いがけず牡蠣にあたって寝込んでしまうというハプニングがありました。
お店を立ち上げてなんとか走り続けてきて、ここにきて、、、。
といった気持ちでしたが、自然のめぐりはちゃんと必要なタイミングにやってくるのですね。
昨年の疲れを一掃するかのように、強制的に猛烈なデトックスと養生ができる機会になり
不思議とからだもこころもリセットされて、図ったように立春を迎えました。
自分であれこれ気を回して考えすぎなくても
ちゃんと必要なことは、強制的にその流れがやってきますね。
立春を前に、大きな流れ、めぐりのなかにいることに
あらためて力を抜いて身を任すことの大切さを実感しました。

今年は、例年に比べて早い春の到来になるのでしょうか。
デトックスが終わったら、ちゃんと事始めもやってきました。
兼ねてからやってみたかったウクレレ。
友人のお陰で、すぐに簡単なコードの練習もはじめられるという
なんともありがたいことです。
小さなパズルが、すっ、すっ、と。
春を迎える準備万端といった感じです。
春の目覚め、光の軽やかさをからだで感じながら
肩の力を抜いて、大きく呼吸をしながら
そのめぐりに感謝して目の前にあることをワクワクと経験していきたいなっと、
思う今日の新月でした。

今日は、春を迎えるタイミングに嬉しいワークショップのお知らせがたくさんあります。
植物療法の塩見麻衣美さんをお迎えして、植物の美しいエネルギーと知恵を使って
春のめざめのスキンケアアイテムを作るワークショップです。
植物を使って、からだをひらくチャクラを整えながら、
冬にこもっていた心身をひらいていきましょう。
お休みしていた五感の触覚も立ち上がり、よりクリアな感覚で春を迎えられますね。

そして、冬から春にむけてのからだのデトックスにオススメなスープを食す会です。
お野菜の専門家の宍倉淳子さんオススメ「古代人スープ」
なんともユニークな響きですねっ、笑。
太陽の季節に合わせてからだがひらいてゆく時期になります。
栄養価の高く内臓に負担のかからないスープでからだの切り替えをしてみてください。

そして、昨年の冬じたく展で開催した「月の波動とからだのお話」の会。
とても好評でご要望もいただいたのでまた企画しました。

ワークショプのページをご覧くださいませ。


 2016.1.24(日) 寒さ深まりますね

春を感じさせる透明な光が差し込むようになりましたね。
とはいえ、大寒を迎えて、寒さ本番といった冷え込む毎日が続きます。
日に日に明るい光が増えてゆく一方で、きゅっとからだの奥に入り込む冷えが
なかなか堪えますね。

店頭では、あらためて冷え対策にシルクのはらまきやくつ下や生姜のものを
求めに来られる方が多い今日この頃です。
マヒナストアでは、手仕事で丁寧に作られたシルクやオーガニックコットンのものを扱っています。
個人的にも肌に触れるものはできるだけそうしたものを選ぶようにしていたのですが、
時々、衝動買いでそうでもないものをうっかり買ってしまったり、、、、。
でも、その2つの違いは、身に付けるとからだが正直に反応してくれます。

考えられて作られている自然の素材のものは、
肌につけた時、毛穴からからだが呼吸をしているのを感じます。
呼吸ができるということは、気のめぐりが健やかでからだが緊張しない
固くならなということです。
肌にとって異物が入っている素材を身につけると
呼吸ができず、自ずと流れが滞ってからだが緊張してしまいます。
からだは正直ですね。

昔、衣服は、自然界、特に、月や太陽の波動を取り入れる、通訳するための役割だったそうです。
月の波動は、免疫を高める恒常性を保つエネルギー。
その波動をすっとからだに通すことができる衣が大切だったのですね。
通訳する布に薬効成分のある植物で染まっているものを身につけるのは、
まさに、お薬を身にまとうということになります。
昔は、今のように暖房もないですし、豊かな食事をとれる人ばかりではなかったと思います。
こうしたことは、からだを守る知恵だったのですね。
口から入れるもの、直接からだに触れるものを選びたいですね。
からだが気持ち良く、リラックスできるもの。
からだが喜んでいる証拠です。
そうしたものを選ぶことも自分を大切にすることになりますね。

こちらは、店頭でご紹介しているものたちです。
寒さ対策にとてもおすすめです。
気になる方は、ぜひお立ち寄りください。
Oリングでからだの声を聞いて、あなたに必要な植物を選ぶことができます。

  

寒い日がまだ続きますが、ゆっくり、温かくお過ごしください。


 2016.1.10(日) 今年もよろしくお願いします。

あけましておめでとうございます。
新しい年がはじまりましたね。
年末年始は、いかがお過ごしでしたか。
晴れやかで気持ち良いお天気が続いていて、ほんとうに清々しい年始を迎えました。
そんなお天気が後押ししてくれているのか、躍動的な一年を予感させてくれています。
この時期、ゆるやかに新しいはじまりのなかで、
今年の自分自身の流れを感じて、心と静かに対話できる時です。
心をみつめて、それに沿った暮らしの環境を整えてゆく。
ちょっとした模様替えをしたり、今年のテーマカラーを決めてみたり、
新しいものをおろしてみたりして。
今の自分になにが響くのか、なにに心ひかれるのか、
そうしたところにアンテナを立ててみると
必要なものがすっと集まってくるものです。

最近、ロミロミのセッションをしながらよくお話していることがあります。
言葉にならない、具体的には分からない
うまく人に説明できない、カタチとしてみえない
でも、自分にとってかけがえのない大事なことがある。
とても感覚的な生理的なことかもしれません。
でも、そこが一番自分らしくて、大切なこと。
自分にとって、とても純粋なところだと思うのです。
そこがどんなに不器用で、人に理解されなくても
とても、とても大事なこと。
それがあるからその人自身なのだと。

できるだけ、そこを見つける、探し当てることに
しっかりアンテナを立てて、根を下ろし
信頼して行動してゆけるような年にしていきたいと思っています。
きっと、そこには、不器用でも純粋な調和があると信じています。
とても感覚的なことなので、うまく伝わってるかな、、、、。

自分にとってのかけがえのない純粋なもの。
それが見つかった時、自覚した時に、
内側から沸き起こるものや強い意思が生まれる機動力になるのだろうと思います。
それを伝えあったり、分かちあったりできる一年になると幸せですね。

今年もどうぞよろしくお願いします。

今日は、ワークショップページで2月からはじまる4回連続クラス
「月と共に生きるフラワーエッセンス」のお知らせをしています。
月の満ち欠けに合わせて、自分自身に降りてゆき、内側に住む自分と出会い
自分の大切なものとふれてゆくプロセスを体験してゆくワークショップです。
一年のはじまりにふさわしいワークです。
ぜひぜひ、ご覧になってみてください。
そして、1月のヨガのクラスのお知らせもしています。
年末年始の非日常な食生活や暮らしでからだが疲れているように感じる方もいるのでは。
ヨガでぜひ整えてみてください。


 2015.12.25(金) 祈りの姿から

冬至を迎えて、今年も残りわずかですね。
ゆず湯に入りそこねてしまったので、ゆず茶を飲んで
記憶を巡らしながらぼんやりと今年を振り返ってみました。

後半に向かって、あ。わ。の月のフィールドワークで島根と宮崎に訪れてきました。
陰の極まる場所・島根。
太陽に包まれる場所・宮崎。
気付けば、対局の世界の場所で行われるふたつの祈りの姿を体験してきました。

島根では、11月神在月の最後に神送りの神事として行われた佐太神社の神等去出祭。
宮崎では、冬至の前に行われる山深い集落にある星の神さまとつながる銀鏡神楽。
ふたつの神事は、意味合いや表現は違うものでしたが
それぞれ大切なことを願って、目に見えないものとつながる純粋な祈りの姿でした。

その祈りから放たれるエネルギーは、普段感じたことのない想像を超えるものでした。
神降ろしという表現がありますが、現実に理解できるカタチとしてなしてないのだけど
確かに神と呼ばれるエネルギーを呼び起こし、
宇宙や自然界に宿るものを捉え、集約させて
地上に降ろしてゆく祈りが行われていました。
日常のなかでは、想像できないことです。
わたしたちの知らないところで、地上で穏やかで健やかな暮らしができるよう
古来から同じカタチで祈り続けている人達がいることを。

ハワイ島でロミロミを学んだ時、ハワイ文化に精通するクムに言われたことがあります。
ハワイ文化に携わる時に一番大切なことは「秩序」である。
フラやロミロミも、古来からハワイの自然界に神さまをみてつながってゆくものでした。

古来から受け継がれているものを変わることなく受け継ぎ伝えてゆく時、
秩序があることで、正確に、匠の技のように、体現して役目を果たしてゆくことができるのでしょう。
当然、そこには想像を超える厳しさがあります。
その時のロミロミのトレーニングは、とても厳しいものでした。
普段にはない極度な緊張と集中力で、誠実に向き合った経験を今も忘れられません。
全身全霊で向き合うことで純粋性が保たれ、秩序によって清々しい美しさが極まってゆくのだと思う。
純粋性を高めてゆくために、秩序があるのかもしれません。
その断片をみせてもらった貴重な体験でした。

今回の研ぎ澄まされた祈りの姿をみて、その時の体験やクムのことばを思い出しました。
祈る人たちの動作や発しているエネルギーに、できるだけ触覚を細やかに立てながら
自分のなかに降りてみました。
そうして、自分のなかにある大切にしているものに触れた時に感じる
からだの感覚を探ってゆきました。
そうすると、ただただ満たされたものが体の奥から沸き起こり
涙がじんわりと溢れてきました。
この感覚を忘れないでいよう。
意識にのぼらない、でもわたしのなかに確かなアロハがある。
銀鏡の最終日、柔らかな朝日の光を浴びた時
それと同じ満ち足りたもので全身がいっぱいになりました。
来年に向かって、とても大切な体験をさせてもらいました。


今年、最後の更新です。
あ。わ。の月で体験したお話は、次回1月25日に下北沢B&Bで開催するあ。わ。の月
リポート交えてお伝えする会になっています。
ぜひ、遊びにいらしてください。
今年も、つながって下さった方々。ありがとうございました。
良い年をお迎えくださいね。
寒さが厳しくなってきましたが、温かくしてお過ごしください。

来年もよろしくお願いいたします。


 2015.12.11(金) シュタイナーアドベントの夜

今日は、不思議なお天気でしたね。
真冬のささやかな休息のような日でした。

冬じたく展も今日で終わりました。
寒さが深まる冬に向けて、からだやこころを整えながら、
そして冬のお楽しみになるような提案をさせていただきました。
心身が少しでもほっこりなるものを見つけていただけましたか。
ご来場くださった方々、ありがとうございました。

益々、冬至に向かって寒さが深まりながら闇の時間が広がっています。
昨日、シュタイナーのアドベントセレモニーを体験するワークショップを開催しました。
洞爺湖から届いたたくさんのもみの木たち。
虹乃美稀子先生がこの日のために、がんばってもって来てくださった
大きなスーツケースの中から、深い緑色した森の世界が現れました。

この季節の深い闇を表す「青」の世界。
宇宙の青であり、霊界の色。
その聡明な青の世界のなかで、わたしたちひとりひとりが光を受け入れる器になる。
闇が深まるこの季節に、内側の魂に向き合いながら自分らしい魂の光をみつけていく体験です。

お部屋いっぱいにもみの木の渦を巻いた回廊が出来上がりました。
森の香りが部屋いっぱいに広がって、
その渦の真ん中には、小さな祭壇に灯された柔らかな光。
手作りしたりんごに、もみの枝とみつろうろうそくでしつらえたキャンドルをもって
ひとり、ひとり、その渦のなかに静かに入ってゆきます。
祭壇の灯りからそっとご自分のキャンドルに灯りを灯す。
その行為は、自分の内なる魂に灯す光です。
10名が灯した小さな灯りが、もみの木の森のなかにそっとおかれ
暗がりの森の世界から、ひとつひとつは小さいけど力強い、確かな生命の光が放たれてました。
ムーアオイルをつけて、その香りに導かれながら静かに瞑想をしました。
こんなに静かな時間を過ごしたのは、久しぶりでした。
心のざわつきから遠ざかり、夜の海辺に座って小さな凪の音に耳を傾けてるような
からだの奥から整う静けさ。
特別な時間でした。

今、ここに、この厳かな空気のなかに身をおいて
この世界をみなさんでつくる。
とても奇跡的な体験であり、日々、色々とあってもこの瞬間の体験が
魂を信頼させる確かな記憶になってゆくのだと思いました。
わたしたちは、聖と俗の2つの世界で生きています。
日常は、特に現実社会の俗の世界のなかで、切磋琢磨しながら果敢に肉体を使って生きています。
でも、誰でも、言葉にできなくても大切な聖なるものを抱きしめています。
その聖なるものに触れる、静なる時間。
そこを味わった時、自分だけの大切な魂を持ちあわせていることを
気づかせてくれるように思います。

今年を占めくくる素晴らしい体験になりました。
静寂ななかで、みなさん乙女のお顔を戻られて無垢な笑顔をみて
こころから嬉しいと思いました。

素晴らしい体験をさせてくださった虹乃美稀子先生
この体験をご一緒できたみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
今日は、新月。
すでに、来年の新しいはじまりの扉が開きましたね。


 2015.11.26(木) 冬に向けて

冬、きましたね。
数日前からキンと冷えこんできました。
腹巻をしたり、ダウンジャケットを引っ張り出したりと
寒さ対策を着々と進めています。
冬の訪れと共に我が家にやって来た猫たち。
家では、猫たちの温かなしたくをしながら家の冬じたく中です。

来週から、月の冬じたく展はじまります。
寒さや暗がりの季節は心身が穏やかになる静かな時。
心地よく、自分をいたわって充電したくなる。
暖かさは、無条件にほっこりとしますね。
心身がゆったり満ちていった時、内側にぽっと柔らかに熱を帯びたなにかが湧き上がる。
ひかりの季節に向けて、静かな、静かな、季節。
そう思うと、寒さや暗がりも自分と共にいるために心地よい環境だったりしますね。
冬のからだは、寒さから守るために熱を内に込めてゆきます。
こころも同じようにじっと自分にとどまって。
あらためて自分らしい好きなことに時間を使ったり、自分自身の気になっていることと向き合って、
今年がんばった自分を整えてゆく最良なタイミングなのですね。
闇が深まる冬至に向かって、そんな自分との穏やかな時間を過ごしてゆきたいものです。

月の冬じたく展では、なにかそのエッセンスになるものをみつけていただけると嬉しいです。
ぜひ、遊びにいらしてください。

そう、赤いものを身につけていらしてください。
マヒナのシンボルの鹿のマヒナちゃんの小さなものをプレゼントいたします。

イベントページ


 2015.11.12(木) 月のふゆじたく展のお知らせ

今年も、月のふゆじたく展を12月1日〜11日まで開催いたします。
季節ごとに、季節の様子とその季節のからだとこころのケアをお伝えする企画です。
寒い時期なので、お家でゆっくりした時間を過ごしたり、自分のケアをしたりと
自分と優しく過ごすのがとても心地良い時ですね。
冬のからだのケアに、あると嬉しいもの
イベントに共感してくださる手仕事の作家さんたちもご参加いただいて、
からだと暮らしを温かくするものをご用意いたします。

今回は、はじめての企画もいくつかありますっ!

冬の企画に合わせてワークショップとお話会も開催します。
ワークショップは、この季節にふさわしい
シュタイナーのクリスマスアドヴェントセレモニーです。
冬至にむかう自然界の様子を体感しながら、クリスマスの赤のエネルギーを
からだに取り込み自分らしい魂の活力を養うワークです。

お話し会は、マヒナらしい月のお話会です。
宇宙や自然界にある微生物などの研究をして地球に優しい布づくりをして14年になる
ふらのわの前島さんをゲストにお迎えします。
天体、特に月の波動がわたしたちのからだにどのような影響をもたらしているのか。
自然界とわたしたちのからだのつながりについてお話を伺います。
随分前に、個人的にお聞きして目からうろこが落ちるようなお話でした。
ぜひ、みなさんにもシェアしたいと願っていたので、とてもうれしい企画です。

そして、週末一日限定のマヒナカフェをお楽しみで開催します。
鎌倉toricotの赤城美知子さん特製の冬のマフィンやホットコーディアル、
自然農法のお豆を中心にブレンドした
“太陽と月のコーヒー”を丁寧にお入れします。

最後に、季節のしたく展で恒例になってきたからだとこころのケアに月のオイルづくり、
こころを整えるフラワーカードリーディングがあります。
今年も終わりに向かってますが、今年の疲れをとって、
来年に向けてのこころの準備にゼヒご利用ください。

っと、てんこ盛りです。笑
ぜひ、遊びにいらしてくださいねっ!
お待ちしております。

こちらに、予約が必要なものがあります。
気になるものがありましたら、ゼヒご予約くださいませ。


 2015.10.27(火) あ。わ。の月

太陽のひかりも刻一刻と少なくなっている今日この頃です。
時間帯によっては、肌寒さを感じますね。
薄手の腹巻きや冷え対策の準備をしながら冬じたくをはじめてます。

さて、今日は、マヒナのもうひとつの活動・あ。わ。の月について
少しふれてみようと思います。
この活動は、写真家、音楽家などの友人たちと活動しているプロジェクトです。
マヒナでは、お知らせを兼ねてマヒナマガジンで読み物を更新しています。
読み物と連動して、隔月新月に写真、歌、お話でお伝えする会です。

はじまりは3年前、山形・出羽三山にある月山に登拝して、
月山から感じた瑞々しい世界を体験したことでした。
月の神さまが祀られる月山は、庄内平野の農産物を育む栄養豊かな水を送り出す源。
そこを司る、月と水の神さまの大きな存在を感じて。
山を巡りながら、自然の営みから生み出された創造的な山の秩序は、
山全体が絶妙な調和の元に成り立っている壮大な自然界の姿でした。

そこに身を置いた時に、わたしたち日本人に流れる調和の精神
「和の心」を思い出しました。
こういうことなんだ。
からだの奥から宝物を見つけたような感動を覚えました。
自然の営みのなかには、いつもわたしたちが求めている大切な答えがあるのですね。
古代の人たちは、そうした営みのなかで土地とつながって
敬意を払い知恵にして生きてきたのですね。

月山の月の懐からはじまったあ。わ。の月。
月をはじめに宇宙の星々、そこにつながる地上でつながる神さま、
わたしたちの暮らしに根付いた森羅万象の世界にふれてゆきます。

ひらがな五十音の「あ」と「わ」。
「あ」は「はじまり」、「わ」は「おわり」のこと。
「月」を知ることは、命の「はじまり」と「おわり」と「はじまり」を知ることです。

古代からもたらされている記憶を探っていくことで、素朴な好奇心が沸き起こり
根源的に大切なことの気づきがたくさんあります。
そうしたことをみなさんと分かち合える場になっていっているような気がします。

ただいま、星の神さまに祈りを捧げる宮崎・銀鏡神楽のお話が続いています。

「基礎から学ぶ伝統芸能「神楽」~後編 闇と星、銀鏡神楽の深層に潜る~」

次回は、11月14日(土)にケルト文化を中心に、文様に秘められた人類史を探る
美術史学者・鶴岡真弓先生をゲストにお迎えします。
前回に引き続き、夜を徹して舞う銀鏡神楽の映像や写真を見ていただきながら、
闇を知ること、光を知ること、そして天体と地上を結ぶこととその意味など、
夜神楽に込められた古代の叡智を掘りさげ、
日本に残る古(いにしえ)の記憶を知っていただく回になります。
自然や土地とつながる神楽を知ることで、私たちが普段忘れていた野生の感覚が
呼び覚まされるかもしれませんね。

お申し込み、お問い合わせは本屋 B&B(東京・下北沢)にて
http://bookandbeer.com/event/20151114b_shiromikagura2/

そして、12月1日〜10日まで、マヒナファーマシーストアにて
「月のふゆじたく展 〜 赤、からだを包む。 こころに灯す。〜」を開催します。
冬のからだとこころを整える温かなものをご用意してお待ちしております。
また詳細は、随時お伝えいたします。


 2015.10.13(火) 秋にみつけた赤い実

街路樹の緑色の葉っぱたちも、少しずつ黄色や赤みがかった色に変わって
秋色に染まってきましたね。
シュタイナーの秋の祝祭を体験したせいか
この季節の色「赤」がやたらと気になってしまい
至るところで赤色を探してしまいます。
おもわず、洋服まで買ってしまいました、笑

そんなとき、公園で赤い実を見つけました。
秋色に染まっていく植物のなかで、唯一、光を目いっぱい吸収して
小さな生命力をみなぎらせ、鮮烈な赤色のからだをした実。
友人とふらり歩いてると、草むらのなかに光る赤い実をみつけて
思わず宝物をみつけたように駆け寄りました。
肌寒さを感じ始めたこの時期に、寒さからかけ離れたエネルギー豊かに
ぷっくりとしたきれいな真っ赤な実。
じっと眺めていると、なにか内側から込み上げてくる
前向きなエネルギーの固まりのように感じます。
赤は、勇気、熱量、育むチカラ、立ち上がる行動力
そんなイメージが沸き上がります。
自分のなかにたたずむ衝動の種に刺激されているようです。
きっと、ふつふつとエネルギーの固まりが溶けて
なにかはじまりの種になるように気がします。
理由はないけど、なんだか楽しみで、嬉しい気持ちになれることって
実はとっても大切な気がします。

お知らせです。
前回もお伝えしましたが、あ。わ。の月の特別編のお話し会が2回続けてあります。
神楽のお話です。月や星を頼りに古代の人たちの祈りの姿をみてゆきます。
10月19日(月)と11月14日(土)です。

http://www.mahinapharmacy.com/awanotsuki.html

現代の暮らしのなかに生きているわたしたちですが、きっと、魂の記憶が掘り起こされるような
そんな感覚がよみがえるかもしれませんね。
気になる方は、ぜひ、チェックしてみてください。


 2015.9.28(月) 静かな秋の気配

こころが安心する季節ですね。
秋は、自分に良いこと、栄養になることがしたくなるものです。
先日、2本のワークショップを開催しました。
シュタイナーの思想から、季節の変わり目にこころとからだに合わせてゆく
秋の祝祭セレモニーを体験する会。
そして、上弦の月を迎えるタイミングに、月の満ち欠けに合わせて
フラワーレメディーを体験してゆく4回の連続クラスの2回目の会。
参加者のみなさんのそばで、わたしも体験させてもらいました。
わたしにとっても必要なことばかりです。
どちらのクラスも自然界の流れを感覚で共鳴してゆくものです。
毎日、携帯やパソコン、慌ただしい電車移動や会社で揉まれていると
普通に呼吸をしていることや季節を感じることを忘れてしまいそうです。
寒い、暑いの衣服の切り替えで、なんとか季節に対応しているのが日常ですね。

シュタイナーの思想やフラワーレメディーの世界にふれると、
わたしたちは自然界に包まれた生き物であることを実感します。
自然界が発しているエネルギーは、五感でとらえる音、匂い、温度、気配の
手でふれる世界だけではなく
物質や言葉だけでは成立できない世界のなかにいるのですね。
つかみどころのない心の所在と似ているようです。
忙しい合間にも頭を休めて、頬をさわる風に、音に、耳を傾けてみてください。
歩きながらでも、そばにある街路樹の動きに五感を開いてみるとその感覚を味わえます。
五感でとらえた先に、内側の静かな場所に導いてくれます。
時間や場所がなくても、こうした植物の発しているものにふれたり
その世界の知恵を知ることもとても助けになります。
これから、冬至にむけて内側はゆっくりと静けさに向かっていきます。
自分との対話の時間を大切に過ごせる時間をたくさん持ちたいものです。

さて、今日は、隔月新月に更新しているあ。わ。の月からのお知らせです。
今年のあ。わ。の月は、星とつながる神さまのお話が続いています。
その中で、古代から受け継がれ星の神さまにつながる神楽が残る、
宮崎の銀鏡(しろみ)神楽のお話がとても印象的でした。
その神楽を生で見て体験したいといった反応をたくさんいただいて
12月実際に見に行くフィールドワーク編「星の舞、銀鏡神楽を見に行く!」を企画しました。
今回は、その企画にちなんで、神楽とは、そして神楽の奥深い世界を知ることができるお話会を
10月、11月と2回にわたって開催いたします。
第1回目の今回は、神楽の基礎や銀鏡神楽の特徴まで写真や音でご紹介しながら、
日本に残る古(いにしえ)の記憶を知っていただく回になります。
自然や土地とつながる神楽を知ることで、
私たちが普段忘れていた感覚が呼び覚まされるかもしれません。
当日は料理研究家のマツーラユタカさんによる
星をテーマにした軽食をお楽しみいただく予定です。
古代の祈りの世界にふれてみませんか。
ぜひ、お気軽にご参加ください。

あ。わ。の月  赤阪友昭
「基礎から学ぶ伝統芸能「神楽」~前編 星の神・宿神に祈る舞 - 銀鏡神楽~」
お問い合わせ、お申し込みはこちらまで。
本屋 B&B(東京・下北沢)
http://bookandbeer.com/event/20151019_shiromikagura1/
日時:10月19日(月) 20:00〜22:00(19:30開場)
参加料:2,000yen(フード付き)+ 500yen / 1drink
協力:マツーラユタカ(つむぎや)
<予告>
「基礎から学ぶ伝統芸能「神楽」~ 後編 闇と星、銀鏡神楽の深層に潜る〜」
ゲスト 鶴岡真弓
(多摩美術大学 芸術人類学研究所所長)
11月14日(土)19 : 00 ~


 2015.9.13(日) 秋のからだ

すっかり秋になりましたね。
すっと気持ちよい涼やかさだと思いきや、台風や豪雨がきたりと
落ち着かない季節の変わり目です。
夏からすっかり切り替わり、光が穏やかになってきた季節なので、
冷えを急激に感じるようになってきました。
夏から秋のからだの様子は、
夏は、一年のなかでも一番からだが緩む季節です。
その上、異常に暑すぎたところでからだを冷やすものを取り込んだり、
冷房などの環境の状態ですでに冷えが溜まっている状態です。

秋を迎えて、夏の緩んだからだに急な秋の冷えが入り込み、からだが硬くなり、
からだのバランスを失い些細なケガや事故などにも合いやすい時期です。
同時に、からだとこころの不調和を起こしやすくなっています。
急にさみしくなったり、憂鬱になったり、物悲しくなったりと
感情のコントロールがうまくいかず、感情が揺れ動きます。
ゆったり呼吸をしながら首を左右に動かしたり、回したり、
硬くなった肩甲骨の間をゆるめるように両肩を肩甲骨を意識しながら
まわしてみます。
動いている筋肉に呼吸を通すようなイメージで
ゆったり目をつぶって呼吸の循環を感じながら動かしてみてください。
そのあたりの筋肉の緊張が緩まることで
感情をコントロールする背骨のポイントが緊張から開放され
こころも安定してくると思います。
この時期、おすすめなオイルが2つ。
ハーブとフラワーエッセンスや精油がブレンドされている
とても体感を感じる素晴らしいオイルです。
心身に有効なセントジョーンズワートのオイルがおすすめです。
光の治療薬と言われるこのハーブは、神経を沈めて揺れ動く感情を
穏やかに落ち着け平常心を取り戻すサポートをしてくれます。
そして、からだの中に残る事故や感情によって受けたネガティブな
記憶が立ち上がりやすい時期でもあります。
そうしたケアに、アルニカのオイルです。
忙しい毎日でもお風呂あがりや寝る前に、簡単に塗ることで心身に落ち着きをもたらすので
わたしの毎日にもとても活躍しています。

季節の移ろいと共に、自然と動物的に反応してしまう心身に
がんばりすぎずその時に必要なケアで日常を健やかにしてゆきたいものです。
この時期のこうした感情や神経を沈めるのに
からだを温めるお風呂やひと時の温かい飲み物もとても有効です。
そうした時間を作ることから、心身の整えがはじまりますね。

毎月、季節のからだとこころを整えるヨガクラスを開催しています。
単なるポーズをとってゆくヨガとは違い、今の季節を感じ、その時期の心身のバランスをとって
自分の中心をいつも感じることができるように
今の自分を健やかに生きれるように
と、その時に必要なオイルや自然療法の考え方も使ってゆったり調整してゆくヨガです。
からだの切り替えが難しい時期です。
ご興味ある方、ぜひご参加くださいませ。
10月の感覚にめざめるからだとこころのためのヨガ「操・みさおヨガ」は
10月19日(月)13:00〜開催します。詳しくは、ワークショップのお知らせをご覧ください。


 2015.8.30(日) 夏休み、こころの休息。

最近、ゆったりの夏休みをいただき、実家へとお墓参りを目的に
ご縁のある西を巡ってきました。
久しぶりに懐かしい友人に会ったり、場所を訪れたりと、
めまぐるしい日常から離れて、ふっと心地よい懐かしさにふれて
あらためて新鮮な気持ちで、また日常に戻ってがんばる活力をもらいました。

昨年から季節ごとに島根に訪れるようになりました。
夏の島根は、はじめてです。
今回の島根は、松江の中心に広がる宍道湖の存在がとても印象的でした。
湖のなかで、ゆったり、小さく波打つ水の動きは、
海から感じる大胆な水の動きとは違って、水の上をふんわり転がって包まれているような
やわらかでこころを委ねられる安心感で満たされました。
友人と宍道湖のまわりを巡りながら、居心地のよい場所を選んでは
そこに佇んで、静かに、思い思いの言葉を交わしながら過ごしました。
火の巡りと言われているせいか、日々、立ち上がるエネルギーとフル回転する心身の熱を
宍道湖から発する水のエネルギーが浄化してくれているようでした。
からだのざわつきが、すーっと静まっていきました。
水のちからってすごい。

人や土地の縁って、不思議なものですね。
時間や頻度ではなく、瞬間の大事なつながりを分かち合った時に
そこから、まるで当たり前に紡いできたかのような時が
自然と流れはじめます。
まるで、前々から知っていたような、心地よい、本来の自分らしい自分が
その時の流れのなかにすっといる。
そうして、その土地や人たちとのつながりの扉が開いてゆくのですから面白いものです。
そこに根ざす人を通して、訪れる度に土地と響き合ってゆく。
自分自身の発しているものとそこにあるものが混ざり合って
なにか豊かな実感となって前向きなものが立ち上がってゆくのです。
そう、内側にある純粋な存在とつながりあってゆくのでしょう。
こうした感覚を味わった時、なによりも幸せです。
この緑の世界は、いつもその実感をいただく大切な場所です。

計画もなく、なにをするでもなく、小さく移動して、ただ、親しい、懐かしい友人に会って。
でも、そのささやかな時間が、豊かな潤いをもたらし
しっかりときれいな水分を蓄えて、柔軟なこころが現れてくる。
心身がからからに乾いていたのね、っとあらためて。
整うって、こうした、内なる静けさのなかで混ざり合って和になってゆくことだと
実感できた旅になりました。
静かな、静かな、夏休みも終わり。
日常に戻るのが楽しみになってきました。
調和をもたらしてくれたすべてに感謝を。

今日は、お知らせがひとつあります。
10月7日の下弦の月に、第二回目になる植物療法士の塩見麻衣美さんの
ワークショップを開催します。
魅惑のフランキンセンスを使って、夏の疲れた肌に活力を与えるスキンケアづくりです。
心身を引き上げるチカラを持つフランキンセンスの魅力にふれて、
ハーブ、精油、フラワーレメディーと様々な角度の植物のチカラとつながっていきます。
わたしにとっても特別なフランキンセンスとつながれることにわくわくしてます。
ぜひワークショップのお知らせをご覧下さいね。


 2015.8.14(金) 立秋を過ぎて

立秋も過ぎて、すっと暑さも穏やかになってきましたね。
暑さからくる上昇していたテンポも少しずつ落ち着きを取り戻してきたようです。

マヒナストアをはじめて5ヶ月が経ちました。
8月は、気付けばなんの計画もなく、自然とゆったりとしたスケジュールで
お店を開けながらも心はひっそりと夏休みを迎えております。笑

内側で刻んでいるリズムや気まぐれな風、思いつきの自由さやわがまま
自分が引いてる “ ちゃんとする ” 境界線は今はゆるめて、
こころのスペースができるのをふんわり待つ。
この時間、いいものです。
歪でも自分ならではの欲求に身を任せながら過ごすだけで、
自然とこころのスペースが広がって、風が通り抜ける道がみえる。
あー、なにかおもしろいことがしたいっ。
そんなワクワクした気持ちが立ち上がってきたら、元気になった証拠。
って、こうして沸き起こる衝動が立ち上がる瞬間が大好きなのです。
なんだか、9月からのわたしが楽しみ。
っと、ひとりで、面白い、楽しいことを探しはじめました。
16日〜2週間、夏休みをいただきます。
(16日〜30日まで夏休み)
面白いことを探しながら、ワクワクの種を増やすお休みにしたいと思います。
夏もあと少し。
みなさんも、太陽の季節を目一杯楽しんでくださいね。

今日は、9月を目前に、秋を体感するシュタイナーのワークショップのお知らせをしています。
昨年、夏至に向けて開催しましたが、とても豊かなこころに響く会になりました。
ぜひ、ワークショップのお知らせページをご覧ください。
講師の虹野美稀子さんのメッセージをお読みくださいね。
秋が楽しみになってきました。


 2015.7.31(金) 夏の疲れ

暑いです〜。
みなさん、お元気ですか。大丈夫ですか。
っと、思わず、言いたくなるくらい心身が参ってしまうような暑さが続きますね。
心身が不調になってもおかしくない暑さです。
本格的な夏がはじまったばかりですが、例年に比べると強い湿度を伴って
急激に上昇した暑さで心身の不調を訴える声を多く聞きます。
暑さをどうしのぐかと格闘する毎日です。
冷やしたくないけど、暑さを払いたい。
さまざまな工夫が必要そうです。

わたしが活用している定番の暑気払いを少し。
暑さに、ペパーミントが大活躍してます。
お部屋でミントを焚いているだけで、暑さでもやっとした空気がクリアになります。
メントールの香りが嗅覚から涼やかさをもたらしてくれます。
外出するときもペパーミントは大活躍です。
暑さで呼吸が苦しくなったとき、体感の熱が上がったとき
手のひらにとって深く呼吸をするとからだの内側にひんやりした風が吹き抜けるようです。
そして、首元やからだにつけると体感温度がすっと下がっていくように感じます。
ペパーミントのお茶も同様に、ホットでもからだを温めながら涼やかさを感じさせてくれます。
もちろん、お風呂でも大活躍です。

この時期は、粘膜が弱り胃腸が疲労します。
胃腸が疲労することで、食欲不振、だるさ、肩こりや背中のはりなど
夏バテと言われる原因になります。
暑さに負けて、日中はついつい冷たいものを取りがちですが、
朝、晩に、白湯を飲んで冷えた粘膜を整えます。
そして、夏バテ予防にレモンやはちみつを積極的に取り入れています。
はちみつは免疫を上げる栄養価を壊さない非加熱のものです。

ボディーケアには、セントジョーンズシールドのフラワーオイルがおすすめです。
オイルって、夏はべたつきそうな感覚や保湿のイメージがあるかと思います。
昔は、上質なオイルはお手当として湿布のように使われていました。
皮膚からダイレクトにその成分を取り込めるのです。
「光の治療薬」として知られるセントジョーンズワートは、この時期の自律神経の乱れを
整えて気分をバランスさせてくれます。
不眠気味になる神経も穏やかにして、身体の睡眠と光のリズムを整えます。
免疫力を高める胸腺(胸のチャクラ)のあたりや腎臓などに湿布をするようにつけていきます。
心身のざわつきが穏やかになります。
最近、あったばかりですが、暑さでぼっとしていたせいかうっかりこけて
尾てい骨を激しく打ってしまいました。
こうした、こけた打ち身や打撲があった時にすぐに塗ると
ショックをリリースし痛みを緩和してくれます。

他にも、色々ありますが、簡単でだれでも気持ちよくできるものをご紹介しました。

夏の暑さもはじまったばかり。
暑さから心身を養生させる時間や工夫を取り入れながら
まだまだ続く夏を上手に乗り切りたいものですね。

マヒナファーマシーでは、この時期のお手当てに夏の疲れを回復させる
ロミロミのプログラムをつくりました。
夏の心身のアドバイスなどもさせていただきます。
ぜひ、ご利用くださいませ。

hawaiian healing lomilomi - mahina salon


 2015.7.16(木) 月の夏じたく展を終えて〜乙女のひととき〜

今日で月の夏じたく展おわります。
ご来場くださった方々ありがとうございました。
今回は、冬じたく展でご一緒させていただいた白金台のインテリアショップ・ハーズさんと
ふたたびご一緒させていただきました。
実験的に、暮らしの提案はハーズさんで。こころとからだの提案はマヒナショプで、
同じテーマを掲げながらふたつのお店で展開して
週末は、ハーズさんのお店で旬のハーブを楽しむ「ハーブ祭り」を開催しました。

念願のハーブの量り売り。
そして、初摘みハーブをみなさんと分かち合いたい。
それが実現した企画でした。

ハーブは、初摘み、ファーストフラッシュ文化があまりありませんが、
せっかく、今年、出来立てのはじめのハーブ。
そして、この光が一番高い夏至の前にとれたものをありがたくいただく。
光で育つハーブの恵を一番うれしくいただける時。

夏至に向けて光のエネルギーをたくさん吸収して育った初摘みハーブを
てのひらにとって香って、味わって。
光で育ったきらきらのハーブにふれてもらいました。
ハーブって、こんなにきれいで香り豊かだったの?
ホールの葉っぱやお花を鼻に近づけて、いい香りっ!
今度は、てのひらで粉砕して、みるみる間に香り高く広がるハーブの香りに
気持ちいい、なんていい香りなのでしょう〜。
粉砕したハーブをちょっと口に入れて。
はじめてドライハーブを口にして。
最後に、ハーブティーを口にふくんで。
なんて、美味しいのでしょう〜。
みなさんの驚いたお顔。至福に満ちたお顔。
ひとつひとつ、ハーブを丁寧に味わい尽くしていただいて
ハーブの瑞々しさ、美しさ、美味しさ。
お伝えできて、ほんとうに幸せな時間でした。

そして、ハーブの香りとエネルギーに包まれた乙女の集い。
野性味のあるローズマリーで自分の頭にかんむりをつくる手仕事をしました。
それを身につけてスパイシーなローズマリーの香りが全身を包み
植物と一体になってどんどん自由におおらかに。
ふわっと自由な嬉しさが広がって無邪気な笑顔と笑い声。
開放された女性の姿って、なんて愛らしく愛しいのでしょう。
みなさんの姿をみてとっても幸せになりました。
ジャズアーティストのAKIKOさんがこの日のために
ボサノバで潤った歌声を聴かせてくれました。
気持ちのいいリラックスした時間がすーっと流れて
こころとからだが満たされていくようでした。

 

いつもがんばっているわたしたち。
こんな風に開放する時間、乙女心にかえる時間。
とっても大切ですね。
素晴らしいひと時になりました。

AKIKOさん、ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。
また、やりましょうねっ!



 2015.7.2(木) 夏はじまる。

梅雨になりましたね。
室内にいるとじっとり、ねっとりした重苦しい湿度がまとわりつきます。
からだにまとわりつく重さが気持ちにも影響しそうですね。
同時に、先日の夏至の強いエネルギーにも影響されてか、
からだや気持ちがなんだかしゃんとしない、
巡ってくる出来事もなぜだか不安定な話しもちらほら。
思い起こせば、昨年の夏至のあたりも不調和を体験して
深い時間を過ごしていたことを思い出した。
夏が本格的にはじまります。

季節の変わり目、というよりも、自然界の光と闇の移ろいによって
強い影響をうけているようです。
毎日歩く道ばたで触れ合う植物に目をやりながら
太陽から射し込んでくる光の強さ、熱量、色を感じてみる。
植物の成長の具合と植物から放たれるエネルギーが
日々変化して表情の違いを感じられるよう。
そんな視点でみていると、夏至の強い太陽のエネルギーを受けて
うねるようなエネルギーの変化が沸き起こるのも
とっても自然なことのように感じます。
だって、わたしたちも植物と同じいきものですものね。

ひかりの季節は、冬の季節よりも元気でいられるような気がしますが、
自然界の強いエネルギーを受けて、意外に触覚が触れすぎて
気力も肉体も疲れやすいことを感じます。
若いころは、なにも考えずに夏の高いエネルギーにまかせて
元気いっぱいに行動してましたが、年々そうはいかないものです。苦笑

夏のひかりを前向きにとらえられうように
家では、動きまわった五感の触覚を気持ちよく休めること。
冷えや熱さでアンバランスなからだをケアする。
夜のひとときを大切に過ごしたいです。
夜は、聖なる、静なる、時間をもたらします。
暑いからこそ、ひかりに溢れているからこそ
ゆったりわたし自身の流れを感じて過ごしてゆきたいですね。

ただいま、夏じたく展の準備を進めています。
いつもそうですが、自分に必要だと感じることをすることにしています。
みなさんに共感していただけると嬉しいのですが、笑
夏のからだとこころ、暮らしに、あると気持ちよく過ごせることを
お伝えできるようなイベントになりますように。
今日のイベントページでまた更新していますので、
ゼヒご覧になってみてください。
こころに触れるものがあったら、ご参加くださいね。




 2015.6.16(火) わたしに降りる時

先日、2月からスタートした
「宇宙の時間軸を月と共に生きるフラワーエッセンス」の連続クラスが終わりました。
新月、上弦の月、満月、下弦の月、と4回の月のサイクルに合わせて、
7名の方々と共に過ごさせていただきました。
4回の連続クラスを終えて、不思議とこころの奥が濃密なもので
深く満たされ包まれています。

毎夜、空をみると、月が自然界の今の変化を印として知らせてくれています。
その今を知らせる月の印を見つめながら、
自分自身の無意識に問いかけて、出会ったお花のエッセンスをとって
奥深いみえない階段を一段、一段、ゆっくり降りて
未知の自分に出会ってゆくのです。

フラワーエッセンスは、絶妙で不思議なタイミングに
こころを変容へと導いてゆくのです。
無意識のわたしに静かに近づき、気になる問いかけをし、
突然、感情の大海原に放り出され不安と恐れの渦に巻き込まれ、
自分を見失いそうな時を過ごし。
そして、その嵐を乗り切ってゆくと、無条件の宇宙の調和が
こころに寄り添ってくれる。
こころを大きく揺さぶられながら、奥で眠るわたしに出会ってゆくのです。

まるで、ロード オブ ザ リングスのような未知の世界に旅をしているようです。
まさに物語では、未知の旅に行くときに仲間がいます。
自分との対話は、時として、とても孤独で深い闇の底にいるような気持ちになります。
互いに起こること、変容の過程を共に見続けて
仲間の乗り越えてゆく姿をみて、勇気をもらったり、見えなかったことが見えてきたり。
ひとりでしてゆくことだけど、こうした分かち合いがあることが
どれだけどのチカラになるのか。
今回、素晴らしい方々とご一緒させていただいたことで
自分への気づき、乗り越えて受け取ったものが
より一層豊かなものでした。
分かち合うことの素晴らしさをあらためて教えてもらう会になりました。
またそれぞれの場所に帰って旅は続きますが、
あの場で受けとったことを信頼して、わたしの旅をひとつづつ歩みたいです。
ご一緒させていただいたみなさん、ほんとうにありがとうございました。

今日は、お知らせがたくさんあります。
夏がやってきました。
月の夏じたく展を開催します。イベントページをご覧ください。

ワークショップはふたつあります。
先ほど、月の満ち欠けとともにフラワーエッセンスを体験するワークショップの第二弾を開催します。
とても深い時間と変容を体験できるとてもパワフルなクラスです。
気になる方、ゼヒご一緒に体験してみませんか。
そして、みずさわすいさんの三回目になるお星さまの魔法の部屋。
毎回、星とわたしたちのつながりを紐解く面白く濃厚な時間です。
お伝えしたいことが満載です。
好奇心のアンテナが立ったものにゼヒご参加くださいね。




 2015.6.3(水) 月の夏じたく展の準備中

すっかり昼間は、真夏のようなですね。
梅雨の気配を感じるような湿度がより一層蒸し暑さを感じさせます。
気候の移り変わりで体調を壊す方も多いですね。
そろそろ夏のしたくをしたくなります。

暑さ、湿度、夏の冷え、紫外線、虫さされ、むくみ、などなど
夏の気配が早いので、暮らしとからだの対策が
少しずつ気になる毎日です。

さて、マヒナファーマシーでは、月の季節のしたく展を夏も開催します。
「月の夏じたく展」
7月7日七夕・上弦の月〜16日 新月までの期間を予定しています。

今回は、この季節に嬉しい旬のハーブを中心に
暮らしのこと、からだとこころのことをお伝えしていきます。
冬じたく展でご一緒した白金台のインテリアショップ・haazさんと再びやらせていただきます。
暮らしの担当は、haazさん。
からだとこころの担当は、マヒナファーマシーです。
ワクワクしながら、着々と企画の打ち合わせをしています。
合わせて、マヒナの写真をいつも撮影してくださっている美紀さんと
デモ撮影をしてみました。
かわいいもの、素敵なものを持ち寄ったり、おしゃべりしながら
女子の楽しいひと時ですっ。
この日も太陽のひかりがきらきらと差し込んでこころまでわくわくしてきました。
太陽のひかりの季節を気持よく浴びる
夏を楽しむこともお伝えしたい思いを込めて企画を進めています。

今日からお知らせする夏じたくのワークショップがふたつ。

ひとつめ。 夏の紫外線からお肌を守る、ケアするハーブのスキンケアWSです。
マヒナマガジンのセルフケアの連載でおなじみの塩見麻衣美さんをお迎えして
7月9日下弦の月に開催します。
「下弦の月にわたしに魔法をかける~美しい魔法でスキンケアづくり~」
植物と月のことを探求されている麻衣美さんならではの美しいお話とスキンケア作りでできる会です。

ふたつめ。
夏が旬のハーブやフラワーを使って、あなたらしいスタイリングと撮影をして
夏のグリーンティーカードをつくるWSです。
マヒナの写真を撮影してくださっている美紀さんに花材の選び方、スタイリングの仕方、撮影の仕方
などなど、素敵なコツを細かく教えていただきます。
暮らしのしつらえやテーブルセッティングにも役立つアイディア満載です。
あらためて、自分が好きなもの、素敵だと思うこと、大切にしていることを拾い上げて
自分の世界をつくるのはほんとうに楽しいひとときです。
「botanical joy - photoでしつらえ、夏の会 〜季節をとりこむハーブとフラワー〜」

ぜひ、好奇心が高鳴る季節の体験をご一緒しませんか。

お恥ずかしながら、お店の前ではじめての撮影。
お店の入り口に佇む植物たちが夏のひかりでモリモリと元気に育っております。
遊びにいらしてください。




 2015.5.18(月) つづけるって。

最近、続ける、つづく、そんなキーワードを仲間と話す機会が多く、
自分にめぐることでもよく考えさせられるテーマである。
はじめがあるって終わりがあるってことだし
見えない終わりに向かってやりつづけることだったりする。
終わることが怖くてはじめられないこともあるし
はじまりに大きな勇気が必要で、普段なかなか見かけない慎重な自分をみることもある。
こういう時は、歩みは遅いけどひとつひとつの体験を拾い上げて味わう機会も多い。
そうかと思えば、衝動的な高鳴りであっという間にはじまることもある。
強いはじまりのエネルギーに導かれるとき、
やりつづけることに、時おり息切れしたり、深く考えさせられることがよくある。
続けることに、行き詰まったり、ストレスを感じてしまった時に
ちゃんと問題が生まれたり、なにかの迷いや揺らぎが出てくる。
そう、なにか、エネルギーが古くなっているときなのだろう。
表面的にそのことを受け取った時に、とても嫌で、面倒で、辛い気持ちになる。
心身ともに、体力を必要とされるのでね。
でも、最近、少しタフになってきたのか、その事象が現れた時に
‘ 次のはじまりがやってきたっ ’ と。
あたらしいエネルギーをとらえる感覚に切り替えることにしている。
まさに、新しい気持ちで呼吸をすること、風を感じること、吹かすこと。
古いエネルギーから少し離れて。
古いと感じたことを呼吸とともに微調整するのか、大きく手放すのか。
ひとりになって自分らしい呼吸を取り戻して
風を感じられるのか、そして、風が吹き抜ける道があるのか。
なにか、ひとつとらえた時に、新しいエネルギーでニュートラルに
見て、聞いて、行動することができるように思う。
頭で考えることも大切だけど、動物感覚に切り替えて感じて、読んでみることで
ほんとがみえることもある。

最近、月のめぐるで暮らしていると、起こるできごとが早くて、明確である。
なので、良し悪しを超えて、パワフルなことが次から次へとやってる。
なかなか、厳しく、スパルタなことがたくさんだけど、、、(苦笑)
それも、月がもたらす時のリズムによって、めぐってくる出来事もからだとこころも
必然的に起こって正されているように思う。
まだ、よく分からないけど、月からもたらされためぐりの軸を
少しずつ信頼しているように思う。

今日から、すいさんの占星術が少し新しくなりました。
それぞれの星座さんへのメッセージが増えました。

6月、太陽のひかりが一番高鳴る夏至をめぐる2つのワークショップのお知らせです。
夏至の高いひかりと火のチカラを受けて内なる情熱を開くフラワーエッセンスのWS
そして、4月に開催したくーみん先生の芳香蒸留水WSです。
太陽のエネルギーが高揚し、植物が一番元気な季節。
ぜひ、それを受け取りにいらしてください。
梅雨まであとすこし。気持ちのよい新緑の季節をお楽しみください。



 2015.5.4(月)

あっという間に、新緑の気持ちよい季節になりましたね。
いよいよ初夏のはじまりです。
昼間は半袖でいるのが気持ち良いし、夜はひんやりした心地良さ。
ようやくひかりが全開の季節ですね。

先日、月の春じたく展を終了いたしました。
足を運んでくださった方々ありがとうございました。
イベントも一段落して、サロンルームではロミロミを本格的にスタートしました。
新しい場所になって、あらためて。

場所から感じる、導かれるワークはどんなカタチになっていくのだろう。
少しずつ、新しい場所でワークしながら目一杯アンテナを立てて
プログラムを組んでいきました。
ほんとに場所によってやっている感覚や方向性が変わってゆくのです。
これがほんとに面白い。
その土地の発しているもの、場所の気配、そこにはいろんな個性があります。
それを自分なりに感じとってその中に身をおいて共鳴しながら。
できるだけ透明になって。
受けてくださる方に、手のひらというコンセントを挿してゆきます。
ロミロミをする時、ハワイの植物の女神・ラカに祈りを捧げてワークに入ります。
その土地で生きる植物の意識と繋がって、
そのエネルギーを循環させて手のひらから伝えてゆきます。
毎日、お店に通う道にある植物たちを触ったり、声をかけたり
植物から発しているものを感じて。
時は、怪しい人になっていることもありますが、、、笑
その循環のなかに身をおいている時、ほんとうに幸せです。
でも、これは、ロミロミだけではなく、なにげない日常でも植物を前に
意識を感じて呼吸してみる。
都会のなかにいても自然のエネルギーがとても近くに感じられます。
新緑の季節。
光と風を含んだ植物の瑞々しいエネルギーが、きらきらした躍動感で
わたしたちに降り注いできます。
からだを落ち着けて、触覚のアンテナを立てて
この季節を楽しみたいですね。
素敵なGWをお過ごしください。

5月のワークショップは、4月からスタートした操ヨガ、
みずさわすいさんの占星術のクラスがあります。
ワークショップのページをご覧ください。
スタートしたばかりのロミロミは、5月18日からの予約を受け付けています。
そして、あ。わ。の月は、5月18日の新月に開催します。
ぜひ、チェックしてみてくださいね。



 2015.4.19(日) 春じたくしませんか。

お店をオープンして今日で1ヶ月です。
久しぶりに時間を長く感じた一ヶ月でした。笑
毎朝、自宅からお店まで、気持ちのよい遊歩道を歩いて通っています。
桜の時期は、満開の美しい桜の木に目をやり、木と空を眺めながら歩いてました。
今は、道ばたの低いところに咲いている、黄色が目を引く元気なタンポポ。
一日のうちで唯一ふっと、からだがゆるんでたくさん呼吸ができるひととき。
お天気と風が気持ちのいい日は、鼻唄歌いながら。
ささやかだけど、ご機嫌でいる自分をみかけると嬉しくなります。

さてさて、今日から、1週間「月の春じたく展」を開催します。
植物と触れ合うワークショップからはじまり、
春のからだとこころを整えるハーブやコーディアル、
春の冷えからからだを守る植物の薬効成分を豊かに蓄えたシルクやコットン、
あとは、お楽しみのおいしいものたちをご用意しています。

そして、今回ご紹介したい季節の植物は、ダンディライオン。
そう、道ばたにある黄色のタンポポです。
ダンディライオンは、春に庭先、公園でみかける黄色のタンポポ・西洋たんぽぽです。
世界各地で野生、または栽培されていて、繁殖力が強く、
古くからもナチュラルメディスンとして、世界中でその成分が利用されてきました。
例えば、アーユルヴェーダやアラビアの医学、また北米大陸の先住民の間で
先祖代々受け継がれてきた薬草として、漢方では西洋蒲公英(ホコウエイ)と呼ばれ、
日本でも根の部分が利用されていた歴史があります。
地味溢れる野生の力強さをもつダンディライオンは、
春のからだを立ち上げる役割のあるハーブです。
肝臓を強化し、冬から春のからだの切り替えのサポートになるハーブです。
今回は、このハーブを使った春ブレンドのコーディアルやハーブサプリ、
お茶、などご紹介します。

そして、一番のおすすめがマヒナおすすめの冷えとり企画です。
最近、お気に入りがありまして。
みなさんにどうしてもシェアしたくって、急遽ご紹介する企画にしました。
冷えがある方は、足先ばかり気になりますが、
内蔵と子宮を温めることをしてみるとからだが冷えから守られていることに気づきます。
今回は、そうした商品をものご紹介します。
長年、植物の衣を使って心身の調整されている
びわの葉温灸のセラピストのしおりさんをお迎えして相談会も行います。
詳しくは、イベントページでぜひチェックしてみてください。
季節ごとにしっかりからだの切り替えをするアイテムとして、ぜひお役立てください。
ご来店お待ちしております。



 2015.4.4(土) 空を見上げて。

すっかり春ですね。
春分があけて、汗ばむくらいの春の温かい日差しのなかで
すごい勢いで桜が満開です。
前回の新月に、マヒナファーマシーのお店がはじまって2週間が経ちました。
オープンに向けた毎日を無我夢中にぐるぐるして
わくわく高鳴ったり、急に不安になったり、色々な心境が全身を駆け巡りました。
日々、めぐりくる初めてのことばかりですが
ようやく冷静に呼吸ができるようになってきました。笑

今日は、そんな合間に、移動中にふとみつけた桜に引き寄せられて立ち寄った公園。
都内のなかにも、気にしてみると大きな木々たちが集まっている場所はそっとあるものです。
ベンチに座って、長い時間、空をぽっかりと見上げてました。
ついでに、口もぽっかり開けて。
口を無造作にあけるのは恥ずかしいようだけど、
口を開けていると無意識に留まっていた緊張がふわっと緩んでいきます。
そして、思考が止まって感覚だけが広がってゆきます。
きっと、なんとも間抜けな姿でしょう。笑

長い時間、口をぽっかり開けたまま空を見上げてました。
心身のゆるんできたスペースに、木々のゆれてざわめく音、からだを通り抜ける風、
目に映る自然界のゆらぎにのってどんどんそれらのエネルギーが降り立ってくるようでした。
この数週間のどっぷりとした疲れや固まりがすーっと消えて
からだの空間が広がり、どっしりとした空気に満たされるようでした。
「あ~、きれい。」
木々のゆらぎを感じながら、思わず言葉がこぼれました。
そうだった。
都会にいても、暮らしが忙しくても、ささやかな場所とひとときが
わたしを真ん中に戻してくれる。
心身の窮屈にはりつめたとこにすっと風が通って、自然とスペースができて整えられてゆく。
ちょっと、脇道に入ってみて、公園のベンチに座ってみる、そして普段上げない角度に顔をあげて空をみてみる。
普段しない動きのなかに、はっとする新鮮さが
こうしたエネルギーをもたらせてくれます。



 2015.3.20(金) 本日、マヒナファーマシーストアオープン

春分と新月が合わさる春のはじまりの日に
マヒナファーマシーのリアルショップをはじめます。

連日、看板や什器、商品などが納品されてきてぎりぎりつなわたりで
準備を進めてきました。
この素晴らしいタイミングにスタートを切れることに
嬉しい気持ちでいっぱいです。
看板がついて、ようやくはじまるのだなっと実感しています。

マヒナファーマシーストアは、これまでウェブで販売していた
みどりのお薬箱などのハーブや精油、マヒナオリジナルで作っている
コーディアルやみつろうクリーム、そして、暮らしとからだに優しい日常雑貨、
タオルやシャンプー、洗剤まであります。
あと、近年ご縁をいただいている島根県から宝物のようなきれいな品々が届いています。
境港でこだわりの焙煎士の方と一緒に作ったコーヒー「mahina blend」
香り豊かなハワイのお豆と厳選されたブラジルのお豆で
軽やかで透明で美しい香りとお味をもたらす
自慢のコーヒーです。ラベルは松江のbook&cafe DOORのオーナー高橋さんの手がけたもの。
出雲の満月につくられたお塩やこれから、奥出雲の純粋なバターを使って新月につくられた
アーユルヴェーダのギーなども入荷されてきます。
毎月、限られた数の入荷になります。

わたし自身が、気持ちよく使いたいものばかりを集めた、そして集まってきた品々ばかりです。
オープンの今日は、準備が追いついてないところがたくさんありますが
ゼヒ遊びにいらしてください。

オープン記念に春の香りのひかりのみつろうクリームをプレゼントします。
(お買い上げの方、先着50名ですので数に限りがあります。)

良き春のはじまりの訪れに、みなさんにとって素敵な流れに導かれますように。



「星巡りとシャーマニズム ~ 月を巡る旅のお話 vol. 05 ~」
3月20日 20:00〜22:00
下北沢 本屋 B&B
お問い合わせ、お申し込みはこちらまで
http://bookandbeer.com/blog/event/20150320_awanotsuki05/

冬、星々が美しく天に輝く頃、日本の各地では神楽が行われています。そのほとんどがメディアに取り上げられることもなく、人知れず地元の人たちだけで神サマに歌と舞を奉納しています。古事記では、岩戸に隠れた天照大神を呼び起こすためにアメノウズメが踊ったように、神への祈りを捧げるには、古来より人々は歌い踊ってきました。

ほとんどの神楽は舞の演目がいくつもあって、夜を徹して行われます。もちろんそれには理由があります。ある島根の神楽を見に行ったときのこと、神前にはワラ縄で作った巨大な蛇がトグロを巻いた状態で飾られていました。実はそれがお正月に飾る鏡餅の原初の姿で、僕がずっと探していたものでした。蛇や龍は古代アジアのシャーマニズムにとってとても大切な存在です。また、宮崎の神楽では星の神様に祈りを捧げていました。実はまたこれがアジアだけではなく世界のシャーマニズムにとってすごく重要な祈りの形態でもあります。星のひとつひとつに神がいるという物語。各地で観て来たいつつもの「点」が少しずつ隙間を埋めてひとつの「気づき」になりつつあります。

蛇は地界、そして星は天界。今回は月から少し離れて、そんなのお話をさせていただきます。そして、お話と写真の世界を音魂で伝える小島ケイタニーラブさんのライブもお楽しみください。今年は、隔月はじまりの新月に開催していきます。この日は、島根の日本酒を振舞い酒でご用意しております。

赤阪友昭(あかさかともあき)
1963年大阪生まれ。写真家。雑誌『Switch』や『Coyote』などに写真・文章を寄稿。北米海岸の先住民族と過ごした時間を一冊にまとめた写真集『The Myth -神話の風景から-』がある。現在は、山に残された原初の信仰、縄文文化や祭祀儀礼を取材。また、福島県立博物館のプロジェクトに関わり、南相馬を拠点に被災地の撮影を続けている。
http://www.akasakatomoaki.net

小島ケイタニーラブ(こじまけいたにーらぶ)
1980年生まれ。ミュージシャン。2009年、バンド「ANIMA」としてデビュー。文学性の高い歌詞を特徴とし、朗読や舞台とのコラボレーションも多数。2011年より、朗読劇『銀河鉄道の夜』 (作家・古川日出男、詩人・管啓次郎、翻訳家・柴田元幸、小島ケイタニーラブ) としての活動を開始し、翌12年には朗読劇の主題歌「フォークダンス」を収録する弾き語り作品『小島敬太』(WEATHER/HEADZ)を発表。2013年には、東京芸術劇場での〈リミニ・プロトコル〉日本公演のサウンドデザインをゴンドウトモヒコ(pupa)と共に担当するなど活動の幅を広げている。2014年からRainy Day Bookstore & Cafe にて初の定期イベント「ラブナイト」を開始する。
http://www.keitaney.com

「あ。わ。の月」プロジェクト
月をキーワードとして、森羅万象の世界へ足を踏み入れようというプロジェクトです。「あ」は「はじまり」、「わ」は「おわり」のこと。「月」を知ることは命の「はじまり」と「おわり」と「はじまり」を知ることです。




 2015.3.6(金) お知らせ、つづきます。

春の暖かさの広がりとともに、街や人も、軽やかに、忙しそうに
動き始めているようです。
きっと、みなさんのまわりもそんな気配でしょうか。
からだもこころも起き上がる季節ですね。

前回、マヒナファーマシーのリアルショップが3月20日に
はじまることをお伝えしました。
ただ今、オープンに向けて準備を着々と進めています。
はじめてなことばかりで、悩ましい、試行錯誤の毎日です。笑
ちなみに、上記は、お店のロゴマークが完成しました。

この場所に集まって下さる方々を思い浮かべて
ひとつ、ひとつ、伝えたいこと、
この場に広がる空気を想像しながら
ちいさなことから、大きなことまで決めてゆくことばかりです。
決めるって、いい意味でちゃんと疲れますね。笑
でも、すべてに真剣に、からだにある全想像力をめぐらせて丁寧に決断していくって
とっても良い経験をしているのだな〜っと、つくづく感じています。
決断って、覚悟を決める、宣言してゆく、ってことですものね。
なかなか、自分にとっては大事件です。笑
もっと、気軽に、楽しんで、とらわれず自由にことを進めていきたいものですが、
こうした時に、自分のくせや本筋がよく見えてきてくるものです。
そうしたくせに対して、いつもネガティブに受けとってしまいがちですが、
ちょうど、月の満ち欠けに合わせたフラワーエッセンスの連続講座の渦中なので
その都度選ぶフラワーエッセンスによって、そのくせとも同時に対話しながら
エッセンスのサポートを受けて実践しているような日々を過ごしています。

次回の新月から、はじまるのだな。
どきどきです。
3月20日は、マヒナファーマシーストアのオープンの日でもありますが、
今年最初のあ。わ。の月のイベントもあります。
いずれも下北沢で、なぜかご近所でございます。(これは、偶然です、笑)
ゼヒ、マヒナのお店に寄ってくださって、あ。わ。の月の会にご参加はいかがでしょうか♡
こちらのイベントの詳細もお知らせします。
ゼヒ、遊びにいらしてください。



「星巡りとシャーマニズム ~ 月を巡る旅のお話 vol. 05 ~」
3月20日 20:00〜22:00
下北沢 本屋 B&B
お問い合わせ、お申し込みはこちらまで
http://bookandbeer.com/blog/event/20150320_awanotsuki05/

冬、星々が美しく天に輝く頃、日本の各地では神楽が行われています。そのほとんどがメディアに取り上げられることもなく、人知れず地元の人たちだけで神サマに歌と舞を奉納しています。古事記では、岩戸に隠れた天照大神を呼び起こすためにアメノウズメが踊ったように、神への祈りを捧げるには、古来より人々は歌い踊ってきました。

ほとんどの神楽は舞の演目がいくつもあって、夜を徹して行われます。もちろんそれには理由があります。ある島根の神楽を見に行ったときのこと、神前にはワラ縄で作った巨大な蛇がトグロを巻いた状態で飾られていました。実はそれがお正月に飾る鏡餅の原初の姿で、僕がずっと探していたものでした。蛇や龍は古代アジアのシャーマニズムにとってとても大切な存在です。また、宮崎の神楽では星の神様に祈りを捧げていました。実はまたこれがアジアだけではなく世界のシャーマニズムにとってすごく重要な祈りの形態でもあります。星のひとつひとつに神がいるという物語。各地で観て来たいつつもの「点」が少しずつ隙間を埋めてひとつの「気づき」になりつつあります。

蛇は地界、そして星は天界。今回は月から少し離れて、そんなのお話をさせていただきます。そして、お話と写真の世界を音魂で伝える小島ケイタニーラブさんのライブもお楽しみください。今年は、隔月はじまりの新月に開催していきます。この日は、島根の日本酒を振舞い酒でご用意しております。

赤阪友昭(あかさかともあき)
1963年大阪生まれ。写真家。雑誌『Switch』や『Coyote』などに写真・文章を寄稿。北米海岸の先住民族と過ごした時間を一冊にまとめた写真集『The Myth -神話の風景から-』がある。現在は、山に残された原初の信仰、縄文文化や祭祀儀礼を取材。また、福島県立博物館のプロジェクトに関わり、南相馬を拠点に被災地の撮影を続けている。
http://www.akasakatomoaki.net

小島ケイタニーラブ(こじまけいたにーらぶ)
1980年生まれ。ミュージシャン。2009年、バンド「ANIMA」としてデビュー。文学性の高い歌詞を特徴とし、朗読や舞台とのコラボレーションも多数。2011年より、朗読劇『銀河鉄道の夜』 (作家・古川日出男、詩人・管啓次郎、翻訳家・柴田元幸、小島ケイタニーラブ) としての活動を開始し、翌12年には朗読劇の主題歌「フォークダンス」を収録する弾き語り作品『小島敬太』(WEATHER/HEADZ)を発表。2013年には、東京芸術劇場での〈リミニ・プロトコル〉日本公演のサウンドデザインをゴンドウトモヒコ(pupa)と共に担当するなど活動の幅を広げている。2014年からRainy Day Bookstore & Cafe にて初の定期イベント「ラブナイト」を開始する。
http://www.keitaney.com

「あ。わ。の月」プロジェクト
月をキーワードとして、森羅万象の世界へ足を踏み入れようというプロジェクトです。「あ」は「はじまり」、「わ」は「おわり」のこと。「月」を知ることは命の「はじまり」と「おわり」と「はじまり」を知ることです。




 2015.2.19(木) お知らせです。

立春を迎えて、日に日に光を感じるようになりましたね。
ぐっと冷え込む日もあるけど、光の時間が長くなって
春のはじまりを迎える準備がはじまっているようです。
寒さから少しずつ解放されて、からだの緊張もゆるまっていい感じですね。
みなさんも段々と軽やかに動きだす風が吹き込んでいるのではないでしょうか。
今日更新したすいさんの星からのメッセージは、
まさに、春の新しいはじまりの訪れと共に
動き出す軽やかなエネルギーの言葉をたくさん頂きました。

今日は、旧暦のお正月であり、はじまりの新月です。
はじまりと言えば、お知らせがあります。
思いがけない流れで、マヒナのリアルショップを開くことになりました。
お店の名前はずばり「mahina pharmacy store」
“ マヒナにぴったりな物件情報みかけたよっ”という
ひょんな話しからあれよあれよという間に、ことが進んでいきました。
風がひゅっと吹き込むような巡り合わせやタイミング。
いつも、こうした流れをもらって奇跡的に動くことばかりです。
今回もあらためて目に見えない大きな流れのなかで
いただいた巡り合わせや土地とのご縁で新しいことがはじまるのだな~っと
わくわくしております。
次の新月・3月20日にオープンします。

震災の年から、ウェブではじまって、
こうして新月と満月の月のめぐりに合わせて
お便りのような感覚でみなさんにお伝えしてきました。
これからは、変わらずウェブでもお伝えさせていただきながら
新しいつながりのカタチをお店という場所でつながっていきたいと思います。

実は、あと一ヶ月というのに、大丈夫なのだろうか、、、、
という状況です。苦笑
どんな場所になっていくか、ゼヒ楽しみにしていてください。
今日のはじまりの日に宇宙に宣言できて、ほっとしてます。笑
さて、ここからエンジンかけていきますっ!




 2015.2.4(水) 星を感じて

“ 水星逆行 ”
先週から、お空ではこの流れに入っているせいか
なにかと行き違いや不調和や小さなトラブル話しをよく耳にします。
身近な仲間の間では、些細なことも “ 水星逆行だものねっ。” といって、
起った出来事や不調和も過剰に受けとらなくて良いようです。
星のめぐりを知ることで、余計な考えがめぐり過ぎることなく、
変に掘り過ぎることなく。
ひとつの知恵ですね。
わたしも、不安定な体調不良やダイナミックに転けてしまって足が不自由な状態だったり、と
水星逆行に素直に反応しているようです。笑
なにか中心に定まりにくい、いつもよりどこかふわふわした感じ。
あまり起ったことに深入りし過ぎず、大らかにかまえているのが良さそうです。

こうした、星の印象的な変動によっても、
いつも天体や自然界の影響を受けているな~っとあらためて実感しています。
自分の意識や心がけとは別のところで、生き物としてちゃんと反応していますね。
これまで、カレンダーを中心に暦や季節を感じていましたが、
月や星の動きもカレンダー目線のひとつに加えて
日々暮らしていけるようになれると軸が整いやすくなると思います。

前回の更新では、あらためてそんな想いで、
月の満ち欠けに合わせたフラワーエッセンスのワークショップを企画してみました。
さて、今日続いての告知がはじまりました。
マヒナはじまりの時から、星からのメッセージを伝えてくださっている
みずさわすいさんの待望のワークショップです。
こちらも、まさに、今年、印象的に動く星の変容のタイミングに
心身と調和していくための企画です。
新しい宇宙のリズムを暦のようにからだに印象づけてゆく機会になるのではと思っています。
星が放つ叡智をすいさんの解釈とメッセージで深く感じていただけますように。

そして、そして、マヒナの新しいプロジェクトも進行しています。
近日、詳細をお伝えしていきたいと思います。
どうぞ、お楽しみにしていてください。




 2015.1.20(火) 年もあけて。

お正月も明けて、じわじわと新しい日常がはじまってきました。

年が切りかわると、地元の氏神さまにごあいさつに行きます。
いつもは、静かにひっそりしてた佇まいの場所ですが、
いつもよりたくさんの人とすれ違い、境内のなかも賑わっていて
神さまも一年のなかで一番喜ばれているようです。
あらたな年がはじまったのだなっと、前向きな気持ちになりますね。
日常は、人気も少なく、静かなエネルギーを放っている場所ですが、
この時期、新しい気持ちではじめましょうって。
神さまを通じて土地からの新しいはじまりを語りかけられているように感じます。
年末年始の行事やカレンダーの切り替わり、
凛とした冬の清々しい気配。
すべての気がきれいに切り替わったこの時期を
焦らずに落ち着いて過ごしたいものです。

家の大掃除は、帰省があったりとそうじや気持ちが行き届かないので
この落ち着いた時期に今年のことを考えながらゆっくり掃除していきます。
普段はさっとしか掃除しないところも
丁寧に拭き掃除をしてみます。
この拭き掃除の時に、気に入っているお塩を小さくひとつまみ入れます。
気持ちの持ちようですが、拭き終わったあとはとても清々しい場に変化したように感じます。
一年のなかでも、この瞬間を大切にしてます。

今年は、島根からみごとな野生のよもぎのリースが届きました。
丁寧な手仕事で作られたせいか、とても力強いエネルギーを感じます。
よもぎは、月とつながる聖なる植物。
お掃除が終わって、これをどこに据えるのかを念入りに考えて
やっぱり、一番、滞在時間が長いリビングに据えることに。
納まる場所におくと、しっくり。
野性味あふれる山の植物がそのままごっそり家のなかに。
なんだか、神社のお札のように、どっしりとした力強いものを放っていて
不思議と言葉にできない、なにか大きな、大らかなものと、つながっているような気がしてきた。
今年は、このリースとともに過ごそう。
お腹の奥にずっしり広がり、“大丈夫”って、からだの奥から声が聞こえてきそう。




 2015.1.5(月) 出雲・椿の森にて

あけましておめでとうございます。
お正月休みもあけて、今日からお仕事がはじまられている頃ですね。

昨年の仕事終わりは島根の地。
ご縁をいただいてから昨年は季節ごとに島根に訪れて
土地とこの地の方々と触れ合う機会をたくさん頂きました。
すっかり心のホームのようです。

先日の冬至の新月に、出雲大社から峠を越え日本海に面した鷺浦に行ってきました。
ここの椿の森へ。
この秋、ご縁をいただいた椿油を作る生産者の方に会いにきました。
伊豆大島から出雲の地に導かれて、これから出雲の椿で椿油を作られるそうです。
ロミロミのセッションや月のオイルつくりで使わせていただいている貴重なオイルの作り手です。

鷺浦は、山と海に囲まれた小さな、美しい港町です。
小さな入り江にある海の色は、ハワイを思い出すような透明なエメラルドグリーンの海。
その海に沿った山の突端に海風に揺れる
椿の群生があふれる森がありました。
海から吹き付ける日本海の厳しい冬の風に
たくましく、柔軟にゆれる椿の木はとても美しく
女性のこれからのなにかを教えてくれるように感じました。

昨年、椿に導かれるように椿のことを知る機会が増えました。
なぜ、いま椿の巡り合わせなのでしょう。
椿は、日本原種の植物で古来の日本人の暮らしになくてはならないものでした。
灯りに、食に、特に女性たちの身だしなみに使われていました。
わたしたちの先祖代々の方々、おばあさまたちが使い続けてきたものです。
考えてみれば、わたしたちのDNAに刻まれてるのですね。
出雲では、祓いの役目。
神さまのお使いさんのような存在の植物なのです。
その椿の存在と今を生きるわたしたちとどのようなつながりがあるのか。
椿に触れることで、今の流れを感じられることがあるように思います。

わたしたちのなかには、すでに備わっていて、たくさんの経験をしています。
自分にあるものに光を向けてゆく。
そこにあることに信頼してみる。
そこからはじまることがたくさんあるように思います。
椿は、自分のなかに光があることを、
連綿と繋がっている流れのなかに確かに自分が存在していることを
教えてくれているように思います。
自然界にある植物は、いつもわたしたちに真っすぐにあるべき姿のメッセージをくれています。

そうしたことを感じながら年末を過ごしました。
今年、はじまりましたね。
自分を信頼することからはじまることがたくさんあるように感じています。
そして、そこにつながった行動をする。
天体は躍動する火のエレメントに包まれています。
火ははじまりで後押しのエネルギーに満ちています。
思い切って、勇気をもって動ける一年にしてゆきたいです。
どんな一年になるのでしょう。
みなさんにとって、実り豊かな年になりますように。




 2014.12.22(月) 「月のふゆじたく展」終了いたしました。

「月のふゆじたく展」2週間に渡って開催させていただきました。
期間中、たくさんの方に足を運んでいただきありがとうございました。
お陰さまでとても有意義なイベントになりました。
ご来場下さった方々、イベントに協力して下さった方々
心より感謝いたします。
ありがとうございました。

今年も終わりに 向けてどんどん冬の寒さと闇が深まる時期に、
ご自分を調整するひと時に来て下さった方
暮らしやこころを暖かく過ごすものを探しに来て下さった方
今年がんばったご自分へのご褒美に。
遠方から深夜バスではるばるお越し下さった方
思い思いのご様子でお越しいただきました。
普段はウェブ上で、一方的にお伝えしているので
直接お会いしてお話する機会を持つことができて
とても貴重な時間を過ごさせていただきました。

日々のセルフケアに
こころやからだとの付き合いに
わたしたちをとりまく環境に。
日常のわたしたちが気になっていることは共通なことばかり。
はじめてお目にかかった方々とも、気軽にたくさんお話をさせていただきました。
セルフヒーリングを分かち合う場になればいいな~っと、
マヒナファーマシーをスタートして4年目。
読者の方々と、まさに思っていた、願っていた交流をさせていただくことができて
わたしにとってとても嬉しい2週間でした。

年々、自然界の様子も変り、天体のめぐりもこれまで体験してきてない時間軸で
変化してきているように思います。
その変化に柔軟に呼応しながら、自分らしくいることに
時々、負荷を感じることもあると思います。
昔の先人たちが大切にしてきた季節の切り替わりや季節の様子を知ることに
心身の健やかさを保つヒントがあるとあらためて思うようになりました。
それが、この季節のイベントを企画したきっかけです。
自然界が大きく変化する季節の切り替わりに
生き物として出来るだけ沿った過ごし方をしてみる。
そうして、その時期のこころの保ち方を知ることで、
変化に引きづられることなく自分軸に戻れるきっかけになると感じています。

まさに、今日は、新月で冬至。
2つの節目が重なる珍しい日です。
忙しい時期ですが同時にこころの奥に意識が向かっている方も多いと思います。
闇の静けさに導かれるように、こころにひと呼吸いれてご自分との対話をしてみてください。
今年、たくさんがんばってきたご自分を感謝のこころで抱きしめてあげてください。
そして、また新しい年を迎えるこころのスペースを作る機会になるといいですね。

冬至は、一年のなかで闇が一番深まる時です。
明日からまた光の時間に向かって自然界が少しずつ動き出します。
そのエネルギーが切り替わる流れと、今日の新月。
新しい年に向けて切り替わりに良い後押しをしてくれるでしょう。
今年もあとわずかですね。
体調が不安的になる時期ですが、ご自分が感じていることに素直に寄り添って
温かな時間をお過ごし下さい。

この季節のイベントは、次回、光の季節を迎えたころに開催を計画しています。
また、お目にかかりましょう。




 2014.12.6(土) 月のふゆじたく展開催中

ただいま「月のふゆじたく展」を開催しています。
たくさんの方にお越しいただいてありがとうございます。
今日は、今年最後の満月ですね。
本格的に冬に突入しました。
闇の時期は、光の季節にがんばったこころとからだを静かに整える特別な季節です。
このイベントでは、マヒナらしい月や温かな冬の暮らしに共感してくださった
作家さんたちが温かな品々を出してくださったり、
冬のこころとからだをセルフヒーリングする
月のオイルつくりや小さなワークショップやフラワーリーディングなどを開催しています。
イベントの雰囲気をお写真でお伝えしたいと思います。
10日まで開催します。
ゼヒ、遊びにいらしてください。
月のオイルつくりは、随時、行っております。
興味がある方は、こちらよりお問い合わせください。
ご予約をされた方がお待ちにならずご案内できます。

              




 2014.11.22(土) シュタイナーの世界にふれて。

下弦の月の金曜日、ワークショップ『冬至、星の道をたどって~シュタイナーの思想から』を
開催しました。
仙台からシュタイナー虹のこども園を主宰する虹乃美稀子さんをお迎えして
シュタイナーの大きな宇宙観に導かれる会になりました。

美稀子さんとは、震災後に福島のお母さんと子供さんに向けて週末保養プログラムで
ご一緒するご縁をいただきました。
暮らすようにみなさんと過ごすなかで、美稀子さんを通じてシュタイナーの考え方や
世界観を体験させて頂き、その奥深さに興味が深まっていきわたしにとっても
心待ちのプログラムでした。
今回は、季節のめぐりを大切に過ごすシュタイナーの考え方を通して
冬至にむかうこころの過ごし方を学び、この季節に役立つ手仕事をしていきました。

宇宙に存在する、天体、地球、季節、生き物は、すべてはめぐりのなかで命が存在して
それを知ることで地上にいるわたしたちは今を生きることに着地しています。
そして、大地と一体になることで心身の健やかさがつくられるのです。
わたしたちも宇宙からはじまり存在する有機物のひとつだからです。
大宇宙、そしてわたしたちは小宇宙。

地球の呼吸としてとらえる季節のめぐりの意味を知り体験を重ねていくと
宇宙軸のなかで自然と呼応していきます。
日本でも、昔は、床の間に季節のお花を飾ったり自然界とつながりを大切にして
季節と共に生きることがあたり前の暮らしでしたね。
シュタイナーが説く冬至の時期は、闇が深まる青い世界。
躍動的な光に満ちあふれたレモン色の夏至の季節を終えて、
光が少なくなるごとに青い霊的な闇の世界に向かい内側と対話する季節に入ります。
外の光が少なくなった分、自分自身の内側に意識を向けて
内なる子どもに光を感じて、丁寧に育んでゆく時です。
そうして、闇に包まれながら、これから来る新しいはじまりの季節に期待し
心待ちに過ごすのです。

黙々と手仕事した青いトランスパレントは、窓辺の光を内に取り込むととてもきれいです。
みつろうキャンドルも、動物界のみつばちたちが働いた恵みを頂いて闇を照らす光となります。
闇の季節に、貴重な光を体感する素敵なものたちです。
シュタイナーの壮大な自然感に耳を傾けながら、黙々と静かに手を動かして
意識と五感が一体になり自然界と呼応している。
とてもやわらかで美しいエネルギーに包まれるようなひとときでした。
本当の安心と安らぎの波動ってこんな感覚なのでしょう。
ひとつ、ひとつが、とても愛しい時間でした。
下弦の月のエネルギーにそって、内側の静かなところに触れてゆく体験となりました。

窓辺に、その時のトランスパレントを飾りながら、暖かい気持ちが蘇ります。
みつろうキャンドルは、愛しすぎてまだ使えてません。笑

今回は、少しだけその世界に触れましたが
本当に深い洞察と新しい視点と豊かな叡智で感動するお話ばかりでした。
また、来年も続く会を企画したいです。
みなさんと会をご一緒させていただき、わたしも冬至に向けて良い準備ができました。
美稀子さん、参加してくださったみなさん、ありがとうございました。




 2014.11.7(金) お知らせ

昨晩は、見事な月夜でしたね。
雨が上がって、すっと、力強い見事なお月さまが顔を出してくれました。
夜遅い帰宅でしたが、まさに、月明かりに導かれるように家路に着きました。
この秋は、3度も名月の見る機会に恵まれました。
お天気があいにくで見れないタイミングもありましたが、
満月のずっしりしたエネルギーは確かに心身に響いているようです。

柔らかで圧倒的な光を放っているまんまるのお月さま。
温かい高揚感と静寂の感覚を同時に味わうことができます。
月に想いを馳せる、というより、わたし自身の内側の空間と繋がっているようで
その空間に身をおきながら、内側の果てしない自分の奥行きを感じていく。
宇宙から、離れた場所から、自分を眺めているような感覚は
ひとつの気持ちの良い瞑想のような時間をつくってくれます。
慌ただしい毎日なので、月の存在を感じながら、
わたし自身をみつめる良い機会にしたいといつも思っています。

今日は、11月28日から開催するイベント「月のふゆじたく展」のことを
たくさんお知らせしています。
2週間にわたっての開催は、はじめてなのでどきどきしていますっ。笑
このイベントのために新しく作っているブレンドコーディアルや
みつろうやポケットレメディー、
そして、物づくりの作家さんたちの温かい品々がお目見えします。
月のオイルづくりや小さなワークショップ、リーディングなど、
体験して感じていただけるような
プログラムもあります。
寒い季節にあると嬉しいみどりのお薬箱のアイテムもご用意しております。
それぞれ、直接、触れて、香って、味わってみてください。
こころに響くものがあると嬉しいです。
イベントのお知らせページに詳しくはお知らせしています。
都会の真ん中ですが、近くには、気持ちの良いカフェや木々が集まる場所がたくさんあります。
お好きなタイミングにゆるりと遊びにいらしてください。

そして、前回の新月にフラワーエッセンスのワークショップを開催しました。
参加下さった方々、とても充実した会になりましたね。
ありがとうございました。
本日更新されたセルフケアのページでは、
谷口みよ子先生が今回の会のレポートをして下さっています。
ゼヒ、ご一読ください。

寒さが深まってきましたが、こころもからだも温かくお過ごし下さい。




 2014.10.24(金) 冬がくる。「月のふゆじたく展」のお知らせ

冬の気配を感じてきましたね。
さわやかな秋風の奥に潜む、からだの芯に染み入ってくるような冬の気配。
光の時間が短くなるごとに、どんどん自分のペースで過ごしたいと
からだの声が発してきているようです。
風邪ぎみだったり、生理が重かったり、こころがなんだか不安定だったり。
まさに、心身や暮らしのペースを季節に合わして整えていくサインです。

冬に衣替えですね。
わたしにとって冬は、自分らしくいられるとっても好きな季節です。

ついつい、目に映るもの、聞こえるもの、感じるものに反応しやすく
外にエネルギーが向かいがちなわたし。
高揚する季節は、そうした高鳴るエネルギーにまかせて本来のペース以上に
動きすぎてしまいます。
“もっと、落ち着いて”っと、時折、ひとり言のようにいい聞かせながら、笑
日々、からだと話しながらいきたいものだけど、
衝動というか、性分というか、、、笑
わたしのような性分でなくても、季節のエネルギーに素直に呼応すると
きっとみなさんも大なり小なりありますね。

冬は、寒くて、寂しくて、つまらない季節ではなく、
一年のなかで、その使い過ぎたエネルギーを充電したり五感のアンテナを癒す
時間やスペースを与えてくれます。
そう、わたしに一番優しくなれる季節なのです。

冬の寒さや時間軸に沿って暮らすことで、自分のこころとからだを養生して
調和を取り戻すことができる時。
くまや動物も冬眠に入る季節ですものね。
自分に合ったもの、必要なものを準備して。
そして、プライベートな時間に包まれるからこそ
お気に入りに囲まれて暮らしや心身のメンテナンスを嬉しくできたら。
自分と対話する有意義な季節になるはずですね。

そんな冬の過ごし方をお伝えするイベントを企画しています。
いつもは、ウェブ上でお伝えしてますが、みなさんと直接お会いして、
お話して、触れていただく機会を作りたい気持ちで企画しました。
キーワードは、JOY=喜び!
寒い冬の暮らしに、わたしに、JOYが溢れてたら。
きっと、ひとりで過ごす静かなひと時も、こころに向き合う孤独な時も、
いつもより、わたしと丁寧に過ごし、愛しい時間になるはずです。
からだとこころ、そして五感のアンテナを充分に整えて
また、光の季節を迎えたいですね。

このイラストは、大森木綿子さんがジョイの部屋をイメージして書き下ろしてくれました。
女性性のシンボルである月。わたしたちのこころのお部屋をやわらかく照らしてくれています。
ふくよかな優しさのなかで、わたし自身に包まれているようです。
すべて自分のなかにあるのですね〜。

「月のふゆじたく展」〜ジョイのいる部屋〜
DAY: 11.28(金)ー 12.10(水) * 12.3 定休日
PLACE : haaz ハーズ/東京都港区白金台4-7-12

からだとこころを整えるハーブたちと冬の暮らしに喜び・ジョイの時間を
つくるものたちをご紹介します。

イベントページ

さて、もう1つお知らせです。

隔月満月の夕べに開催している「あ。わ。の月」イベントのお知らせです。
前回の山陰の都・島根県松江から、東京に戻ってきました。
月を入り口にお話と音楽でお届けする
森羅万象の世界を知り感じてゆく会を開催しています。
今回は、アラスカやオランダの大自然を通して、
月が映すわたしたちの心やこれからの在り方を考えていきます。

『月のおやまとココペリ』月を巡る旅のお話 vol.04
11月7日(金曜日)20:00〜22:00
東京・下北沢 本屋・B&B
http://bookandbeer.com/blog/event/20141107_tusukinooyamatokokopeli/





 2014.10.8(水) オイルのすすめ

清々しい季節です。
いつもより空の世界が広く、思わず上を向いて歩いてしまいます。
時間にしばられず、普段よりも少したくさん歩きながらいつもは気付かないものに気付いたり
内側にあるものにゆったり考えを巡らせたり。
透明な風を受けて、そんな風に街を歩くといつもと違う発見がたくさんあります。
まさに、散歩が気持ちいい季節ですね。

この時期になると、過ごしやすくて気持ちいいのですが、
朝、夕の冷え込みをからだが敏感に感じはじめて、
夏の疲れからくる内臓の不調和や季節の乾燥などが現れやすくなります。
そこで、この季節のケアにかかせないのがオイル。

オイルの良さを知るまでは、オイルはべたべたして使いづらいもの、
オイルで皮膚のケアはあっても内臓のケアができると考えられませんでした。
でも、オイルを知れば知るほど、とっても奥深く、誰にでも安全で簡単に使うことができます。
場合によって、お薬のような存在で働いてくれます。
種子や樹木の成分をまるごと搾取して作るわけですから、植物の純粋な成分の宝庫です。
身近なところだと、オリーブオイルのようにそのままお料理に使って
美味しく口から栄養素を摂ることができますね。
皮膚に塗ることで効かせたところに浸透圧が働き、成分、そしてオイルの純粋な波動が
直接、気持ちよく浸透していきます。
口から入れる場合と違って、エネルギーの道にあるチャクラや経絡の箇所に
直接塗ることができるのも気にいっています。

わたしがそれを実感したのは、冷えを感じるこんな季節でした。
腎臓が疲労しやすい体質のせいか、毎年、冷えを感じる季節になると
からだが停滞する感覚と腎臓に関係する足のかかとに痛みに近い違和感を感じていました。
冷えに敏感な腎臓は、寒い季節に停滞しやすく稼働力が弱まるので
わたしのように経絡の出先になる足の裏に違和感を感じたり
それぞれの表れ方が違いますが、女性に多い膀胱炎になったり、皮膚疾患が出たり
毒素排出の苦手な季節特有の症状がでるようです。

わたしの場合は、オイルでしっかり湿布するようなイメージで
腎臓と足のかかとにマッサージをしながらベッタリ塗っていきます。
今では、冷えを感じる季節になると現れていた症状はすっかり感じなくなりました。
その経験からオイルに信頼をおくようになり、オイルの効能や使い心地をみながら
日常的にからだの気になるところに使うようになりました。
日頃は、子宮や女性ホルモンのケアにお風呂上がりにオイルを欠かさず使っています。
その季節によって、からだの不調和を助けてくれるものになりました。

女性は、年を重ねるごとにホルモンとの戦いです。
そして、からだ全体が健やかでいるには、毒素を排出する腎臓のケアがとても大切です。
腎臓は、キッチンの排水口のごみ受けのような役割です。
排水口のごみ受けは、毎日のように使って汚れやすい場所ですよね。
そんなイメージをするとお掃除やケアがいかに大切か実感できます。

最近は、色々なオイルを自分のからだで楽しんで実験してます。笑
そして、なぜか、オイルを通して素敵な出会いや流れに導かれていることが続いています。
気づけば、オイルは聖なる木や植物から作られているものが多いので、
不思議な出会いや出来事もうなずけます。
また、追々、おすすめが見つかったらご紹介していきたいと思います。
寒い季節は、静かにひとりで家で過ごす時間も増えてきます。
からだやこころを調整したり、ケアしたり、自分とゆったり過ごしやすくなります。
寒いエネルギーは、そうした自分との対話に向かわせてくれます。

お知らせがあります。
マヒナマガジンでも連載下さっていた虹乃美稀子さんをお迎えして、
シュタイナーの世界にふれる待望のワークショップを開催します。
冬至に向かう流れのなかで、シュタイナーのメッセージは、心の対話に
新しいご自身の好奇心の光をみつける機会になると思います。
なかなか体験できないクラスです。
ゼヒ、チェックしてみてください。
ワークショップページ




 2014.9.24(水) 満月に導かれた島根の旅

すっかり、秋に切り替わり朝夕冷えるようになってきましたね。
暑さからも解放されて、こころも暮らしも静かな季節に切り替わりはじめました。

先日、島根にじっくり滞在させてもらいました。
受け入れて下さった方々のお陰で、暮らすようにその土地の時間の流れにそって
充実した毎日を送ることができました。

今回の旅のはじまりは、9月9日の満月に松江であ。わ。の月の会をする企画から
流れるように色んなことが動き出しました。
旅のはじまりは出雲から、そして松江に。
それぞれ、ロミロミセッションやワークショップ、イベントをさせていただき
たくさんの方々と出会って、あまりにたくさんの経験をさせてもらって
自分のなかでまだまだ消化できないほど深い時間を過ごさせてもらいました。

それぞれの場所で心に残ったことは、祈る人の姿、祈りということ。

出雲では、家や職場のなかの神棚に、通りにあるお社に、月を眺め、山に目をやりながら
一日のなかで何度も手を合わせ4拍手する人たちの姿をみました。
手を合わせて4拍手する時、一瞬の間に漂う静けさが
ここに住む人たちの穏やかさや優しさを作っているように感じました。
大いなるものと共に生きている畏怖や感謝の姿です。
あ。わ。の月を松江で開催したことも、松江の土地に息づいた先人の方々に向けた
祈りのひと時になりました。
祈る時、こころにも、その空間にも、なんとも言えない優しい調和の波動が流れます。
無条件に、今あることすべてに、そこに連なっていることに
感謝の想いを伝え、調和を願うことができる。
そして、そのひと時は、空の世界に通じる
こころに穏やかな静けさをもたらしてくれるのです。

今、わたしのなかでテーマになっていることを
ひとつひとつ体験させてもらう機会となりました。

この地に導いて下さった方々、そして素晴らしい出会いをたくさんいただいて、
そして経験する機会を下さって、本当にありがとうございました。

うまく言葉にできなくてもどかしいですが、とても大事にしたいことです。
大事なことって、ホント言葉にできない、ならないですね。

今日は、お彼岸ですね。
連なりを作ってくれたご先祖や変わらず命の営みを支えてくれる
自然やすべてのものに感謝の祈りを。

今日から、待ちに待っていたアストロジーのみずさわすいさんのページが再開します。
これまでのように、新月に空から降り注ぐ星たちのメッセージが届けられます。
新しい月のはじまりに、こころの過ごし方にお役立てください。
最近、宇宙の時間軸が変化しているのか、体感として時の早さをめまぐるしく感じたり
ものごとの進むテンポがこれまでと違う感覚に陥ることがよくあると思います。
東京にいるとその感覚を激しく感じてしまいます。
先人たちがつくった季節の尊い節目や行事をこころに留めることの大切さを
あらためて感じています。




 2014.9.9(Tue) 今日は、十五夜の満月と重陽の節句

秋の気配と共に暑さも落ち着いて、秋の風がほっとさせますね。

今日は、特別な満月。
山陰の都・松江であ。わ。の月のイベントにきています。
どこの土地にいても等しく満月を眺められる
その夜空を通して離れている人ともつながることができるって
本当に素敵なことですね。

今日の満月は、9が重なる重陽の節句でもあります。
古くは中国から伝わって、奇数は「陽の数」として
縁起が良い数とされています。
その奇数が重なる節句は、とても大切な節目と考えられています。

「節」は、季節の変わり目で、無病息災、子孫繁栄、豊作などを願って
お供え物をして感謝をし、邪気払いをする行事を「節句」といいます。
一年のなかでも、こうして節目を感じることで季節を大切にして、
森羅万象に感謝することを忘れずにいることってとても日本人らしいです。

元旦、桃の節句、端午の節句、七夕とわたしたちの暮らしに根付いている節句のなかで
重陽の節句はあまり知られていないですが、大人のとても素敵な節句です。
重陽の節句は、菊の節句と言われていて菊の花びらをお酒や白湯にいれて飲んだり、
お風呂にいれて邪気を払います。
そして、自然の恵みがもたらす実りや日々健やかに暮らせていること、
まわりで支えてくれている人たちに感謝をして幸せを祈る日です。

平安時代の女性は、前日に菊の花を真綿でおおって菊の香りを移して
朝露で湿った真綿を顔にあってて若さと健康を保つことをしていたそうです。
フラワーエッセンスの原型のような素敵なエピソードですね。

どうぞ、日本酒に菊の花びらを浮かべて美味しいものを頂きながら(笑)
大切な人たちと満月を味わって有意義なひと時をお過ごしください。
素敵な秋のはじまりになりますように。

急激な変化で体調を崩しやすいのでお気をつけてお過ごし下さい。

お知らせです。

本日、10月24日の新月にフラワーエッセンスのワークショップのお知らせをしています。
わたしたち日本女性の花「椿」を導き手に、わたしたちの内側にある大いなる女性性を開き
愛すべきわたしの存在とつながるとても興味深い会になります。
秋の実りが高まるエネルギーと共に心身を充実させるきっかけになる会になるように願っています。




 2014.8.25(Mon) 出羽三山・山伏修行に身をおく。

春のマヒナのイベントに出演いただいた山伏の星野さんが主宰されている
出羽三山・山伏修行に出かけてきました。
正直、参加を決めるまで、濃く受け継がれた伝統の厳しさに触れることや
具体的に何をするか分からないことに不安と緊張があってぎりぎりまで迷っていました。
でも、昨年の夏にはじめて月山の瑞々しい世界にふれて、
感覚の奥深いところにいつまでも鮮やかに記憶されては思い出されどうしてもその続きを感じたい。
そんな想いがわたしを出羽三山に向かわせました。

その集約されたような3日間の修行は、わたしの細胞のすべてが反応しつづける時間でした。

修行に入る前に白装束を身にまとうところからはじまりました。
これを身につけることは、死者になること。

「羽黒山」現在の世界、「月山」過去、死後の世界、「湯殿山」未来に生まれ変わる。

羽黒山、月山、湯殿山の出羽三山をお参りすることで生まれ変わると言われています。
白装束を身にまといながら、日常の俗世間から離れて
未知の世界への神妙な気持ちと好奇心で胸が高鳴りました。
白装束のおかげか、自分と対話する、修行のさまざまな苦難も受け入れる心の準備も整い
こうして、出羽三山の大自然の中へ、奥へ奥へ入ってゆく修行がはじまりました。

修行初日に登った羽黒山の参道入り口にある滝から流れ落ちる水の勢いと共に
わけもなく涙が溢れました。
いきなり反応している自分に驚きました。
具体的な事象に対してということではなく、体の細部に留まっている
日々の消化されなかった感情の欠片が反応しているようでした。
羽黒山の深い森を抜ける石段を一歩一歩踏むたびに、
無意識の引き出しから、悲しみ、辛さ、嫌悪感が浮かんでは涙が溢れ
何度も何度も繰り返しました。
同時に、同じ白装束を身にまとった30人を越す仲間も黙々と歩きながら
自分と静かに対話している真剣な姿をみせてもらい
日常に置き換えても、それぞれの営みと感受性は違えども
ひとりひとり、自分なりに懸命に生きている。
その姿から、大きな勇気と背筋がしゃんとする思いになりました。
自分のなかのわだかまりは、視野がせまくなったり独りよがりになることで
生まれることをあらためて修行する仲間の姿が教えてくれました。
長年かけて身体と心に張り付いた汚れをたわしで擦り落としていくような道のりを経て
不思議と山から降りた頃には、もやもやしたわだかまりから解放されて
涙もすっかりなくなって心がふんわりと軽やかになりました。

3日目は、いよいよ月山から湯殿山へ。そして滝行や数々の修行はつづく。
初日の辛い涙から一転して、目に映るもの、今あることのすべてが新鮮な気持ちで嬉しくって。
すべてに感謝の気持ちが溢れ、自然と口角が上がって笑顔になる自分に驚きました。
そして、嬉しい涙。
ただただ、存在できているだけでありがたい。
普段、欲求と思ってない欲にぐるぐると捕われて真の大切なことから遠ざかっていました。
あいにくの強い雨や風、ときにはあられと龍神の存在を感じるような厳しい天候でしたが
すごい早さで浄化が進んだような気がします。
外の世界はうごめいていても、内側の心にこうした平和があるって
本当に幸せなことだなっと手を合わせるような気持ちでした。

3日間雨づくしの天候でしたが、月山でひと時の快晴に恵まれて、
壮大な雲海から海に浮かぶように顔を出した鳥海山を見ることができました。
地上では味わえない天界とつながる美しい、美しい光景でした。
月山からの最高の贈り物です。

現世に繋ぎとめている肉体、そして魂の現れになる心。
それが、一体となって今の自分があります。
黄泉の世界とつながる月山の修行は、現世の概念から外れて、
肉体と魂の交流が異次元の空間で行き来するような不思議な体験でした。
心がどこか異空間を体験して新鮮さを取り戻し、同時に身体が強くなる。
こうして、日常に戻ってきた時に、また新しい自分になる。
まさに、生まれ変わりを追体験させる出羽三山の叡智です。

休む間もなくつづいた修行の道は、山、滝、川、火のなかに入って
雨、水、風、土、火にまみれながら黙々と行をこなしていきました。
気づけば、自然界とどんどん解け合っていって
自然と自分との境界線がなくなっていくようでした。
一体になればなるほど、思考が遠くなってすべては皮膚感覚になる。
思考や感情や心のうねりに翻弄されてた初日から想像できない、
気持ち良さと思考を超えた本来の野生が沸き上がってきました。
自然のなかで自分を追い込んでいきながら感じてみつけたことって、
どこか清々しく、お腹にずっしりと落ちて
真のところで自分なりの知恵に昇華していくようでした。
心身の洗濯をした、清々しさに包まれたのでした。

修行をしたからといって、自分の苦手なことや
引き続きのテーマや学ぶべきことは変わらずにありますが、
以前より穏やかに自分を肯定しはじめて、より自然体にいられるようになった気がします。
ひとつのプログラムを通して、心身ともにこんなにさまざまなことを感じて
変化があった体験もはじめてです。
あまりにたくさんのことを感じたので、一握りしか書けてないのですが
時間とともに味わって、わたしらしい真の知恵にしていきたいです。

出羽三山の叡智とそれを惜しげもなくシェアして深い経験をさせて下さった星野先達、
共に修行させてもらったみなさんに、写真撮影して下さった吉澤かおりさんに
心から感謝を。ありがとうございました。

今日は、清々しいはじまりの新月を迎えられました。

さて、島根方面のみなさんにお知らせです。
9月前半、盛りだくさんでお邪魔します。

9月2、3日 出雲で月のオイル作りのワークショップとロミロミのセッションをさせていただきます。
Relaxation space ゆるり ご予約:070-5300-8533/mail:yuruli.izumo@gmail.com
http://izumo.mypl.net/shop/00000338367/news?hid=127279&d=724895

9月5、6、7日 松江で芳香蒸留水のワークショップとロミロミのセッションをさせていただきます。
book&gallery DOOR お問い合わせ/お申し込み 090-8713-0852 /email doorst.2134@gmail.com

9月9日 松江にてあ。わ。の月の満月イベントがあります。
詳細は、こちらをご覧下さい。
https://www.facebook.com/events/1449584241986678/




 2014.8.11(Mon) 暑さ対策にペパーミント

連日、ぐったりするような暑さが続きますね。
夏の様子や暑さの質も年々変わってきているように思います。
昼間の外出は、決死の覚悟が必要ですね。苦笑

こんな時期、少しでも涼やかに、快適に、と試行錯誤されていることと思います。
わたしも、冷房はあまりつけたくないけど、あまりに空気の熱量が高く
無意識につけがちになってしまいます。

熱量が高い暑さで自律神経が不安的になってしまって
心身がどんよりして過ごしにくかったり、やる気がでなくなったりする時に
おすすめな精油があります。

この季節、ペパーミントがとても気持ちよいです。

なじみのある爽やかなメントールの香りが、暑さでざわついた神経を鎮静化させ
火照ったからだの熱を発散させてくれます。
普段は、強く強烈な香りに感じるときもありますが、
今の過剰な暑さにはそれが気持ちよくからだに風を通してくれるようです。
暑さに気がとられて呼吸も浅くなりがちですが
ペパーミントの香りを吸い込むとからだの奥が涼やかに静まってきます。

お部屋では、デュフーザーに入れて焚いたり
お風呂や足浴に1、2滴入れてみたり
外出時に1滴ふりかけたハンカチを持ち歩いたり
睡眠前に、ベットルームでペパーミントを焚いて寝るととても快適です。
ミントのフレッシューハーブが手に入るときは、
お水やソーダ水に一緒にレモンを入れて飲んでみたりっと
ざわついた気分を上手に気分転換することができますよ。

ちょっとした使い方で暑さから少し距離をおくひと時をつくることができます。

ゼヒ、試してみてください。

さてさて、今日は、お知らせがたくさんです。
9月25日(木)第一回目のワークショップが大好評だった芳香蒸留水の会を開催します。
ワークショップページで今日から参加受付けをしますので
前回、参加できなかった方々ゼヒご参加ください。

そして、月の世界を伝えるプロジェクト「あ。わ。の月」の会を
9月9日山陰の都・松江で開催します。
近郊の方々ゼヒ遊びにいらしてくださいね。

詳細はこちら
https://www.facebook.com/awanotsuki




 2014.7.27(Sun) 月の世界を伝える「あ。わ。の月」

春から月の世界を伝えるプロジェクトをはじめました。

「あ。わ。の月」

月を入り口に自然界、宇宙、そしてわたしたちの暮らしに根付いた
森羅万象の世界にふれていく場として隔月満月に仲間と会を開催しています。

ひらがな五十音の「あ」と「わ」。
「あ」は「はじまり」、「わ」は「おわり」のこと。
「月」を知ることは、命の「はじまり」と「おわり」と「はじまり」を知ることです。

昨年、月の神さまが祀られている山形・月山を訪れるようになり、
そこから、たくさんの学びが始まりました。
月山という山の存在から感じること、そこを守る月と水の神さまのこと。
山全体が絶妙な調和の元に成り立っている月山の壮大な自然界。

人間が考えて作りだした世界ではなく、自然の営みから生み出された創造的な世界。
わたしたち日本人に流れる調和の精神「和のこころ」の姿を見させてもらい、
システム化された暮らしのなかで忘れ去っていた感覚に目を向けることが増えました。

田舎で育った子供のころ。
祖母の家にいくと仏間があって、亡くなった人をともらう独特な時間が流れている部屋。
夕暮れになると森や自然界の生き物が寝る時間に入り心寂しい気持ちになった記憶。
田んぼの間に、ぽつりぽつりしかない電灯の暗がりの灯りのなかで
闇のこわさを感じたこと。
祖父の裏山に入り、山菜、竹の子、松茸など季節ごとの
自然の恵みを取りに行った山の匂い。

その頃、小さな子どもでしたが自然と自分の内側にある静けさや
本来、生き物としてこの世に生まれて死んでゆく個の存在であることを
無意識に感じる瞬間がたくさんあったような気がします。
だんだんと社会が発展して暮らしが便利になり、
大人になって東京に住むようになって
本来ある闇の世界から遠ざかり、情報の輪のなかでできるだけ
前進して行くことばかり考えていたように思います。
そうして、子どものころに感じていた本質的な恐れや孤独の感覚から
無意識に目をそらしていたのかもしれません。

月や月山をひも解くようになり、こうした感覚がよみがえることが増えてきました。
デジタルな暮らしのなかで、閉ざしていた感覚を取り戻すようです。
このことを思い出してゆくことで、わたしのなかで大切なことが変わってきている気がします。

次回は、9月9日に島根・松江の地で開催することになりました。
この日は、十五夜で重陽の節句と重なり特別な会になりそうです。
ただいま、着々と企画中です。
詳細は、またお知らせしますね。
トップのイラストは、今回のイベントに使用させていただく大好きな大森木綿子さんの作品です。
ふっと、こころの原風景に立ち返るような優しい世界観。
島根の方々、ゼヒ、お目にかかりましょう。

あ。わ。の月お知らせはこちらから
https://www.facebook.com/awanotsuki?ref_type=bookmark




 2014.7.12(Fri) 夏至明けの新月・ワークショップ「わたしに出会うフラワーエッセンス」

夏らしい日差しを感じる日が増えましたね。

さて、夏至明けの新月にワークショップ「わたしに出会うフラワーエッセンス」を開催しました。
ご参加下さった方々、ありがとうございました。
はじめてフラワーエッセンスに触れる方も多かったのですが、
夏至明けの新月という、特別なタイミングということもあって
それぞれの方のなかにある気になるテーマやイメージを持って集まられて
とても意味深い会になりました。

夏至は、太陽の光りが一番強く顕在的なエネルギーが高まります。
向かってゆく冬至は、自分の内面を深め内省的なところを調和し高めていくエネルギーが流れます。
自然界では、初夏から年末に向けて、このようなエネルギーの変化が始まっています。
その切り替わりのはじめの新月。
フラワーエッセンスの基礎を学びながら、今の自分に必要なお花のエッセンスを選び、
季節のエネルギーを感じてご自分との内なる対話のきっかけとなられた会になりました。

谷口みよ子先生の水のような心に染み入る語りに導かれながら
はじめての場や人たちへの緊張も解かれ、
お花のエッセンスとつながる感覚が開かれていき、
五感と意識がどんどん繊細に自分自身に向けられているようでした。
おひとりずつ、お花のカードから印象的なものを選んでエッセンス作りに入っていきます。
そのお花から導きだされた潜在的なメッセージから、すぐに結びつく方もいれば、
どういうことなのだろうと思いを巡らしている方と、さまざまです。
でも、自然界に生きる植物の個性やジェスチャーのお話を聞きながら、
共に大地で生きるわたし達と共鳴する在り方がたくさんあって、
そこから、普段気に留めてない隠れた自分のクセや思いに気づき、
自分なりの謎解きをされている方もいらっしゃいました。
植物の在り方から、教えられて、気づかされることがたくさんあります。
まさに植物を通して、自分を知り、触れる時間です。

  

そうして、沸き起こる思いや感情を静かにみつめて、一期一会で出会った輪のなかで
正直にシェアしていきます。
自分のなかにある感情やわだかまりのようなものを
人の前で口に出すことは、普段ないことですしとても勇気のいることです。
でも、このタイミングを真剣にとらえて
自分と素直に対話するように、言葉にすることで内側にある曖昧なものを
明確にして意識と共有していきます。
意識にのぼった心にあるものを整理していきながら
フラワ-エッセンスの働きかけが、普段、無意識下にあって意識にのぼらない
感情のかけらや記憶や思い癖にふれていきます。
時には、こうして丁寧に自分自身をひも解きながら、
大自然の集約された波動を丁寧にからだに取り込んでみる。
本来のわたしが自然と健やかにいられる助けになってくれるのです。
普段おざなりにされがちな、無意識のわたしがとても喜んでいるようです。

自分と向き合うことは、孤独で勇気を必要とすることがたくさんあります。
今回、その過程のなかで、力強く後押ししてくれたのが
ハスの花のスピリットがもたらしてくれたメッセージでした。

「泥に深く根を下ろし、水中で茎を真っすぐに伸ばして水面に美しい花を咲かせる。
 その姿から、しっかりと現実に根を下ろし、多くの感情を体験しながら、
 高い意識を持って自分らしい花を咲かせる。」

自分に流れる道に、悩みながら、泣きながらも、
あらがうことなく懸命に向き合って、自分らしい在り方、生き方を見つけて歩んでゆく。
それは、その人にしかできない、わたしだけの力強い美しい生き方。
そんな勇気となる後押しをもらった気がします。

最後に、ハワイのこころのデトックスワーク「ホ・オポノポノ」を使って、
エッセンスが心身に浸透しやすくなるように、より浄化を促し手放してゆくワークをしました。
とても、とても、静かで深い時間でした。
フラワーエッセンスを通して、ご自分を客観的に感じることが出来て
そこにいる真実のわたしにふれて。
また自分自身とのつながりが深くなられたのではないかと思います。

参加されたみなさんがフラワーエッセンスを持ち帰られて、
日々どのような変化が始まられているかとても楽しみです。
谷口みよ子先生、参加して下さったみなさま
ありがとうございました。
次回は、秋に予定しています。

みよ子先生がブログで今回のWSの様子をリポートされています。 こちら


友人が素敵なウェブマガジンを主宰しています。
こちらで、谷口みよ子さんが取材されました。
ゼヒ、ご一読ください。
http://niwa-magazine.com/smell/niwa-no-kioku/




 2014.6.27(Fri)「あじさいの季節・鎌倉の休日」

あじさい、素敵な季節ですね。
久しぶりにゆっくりの休日に鎌倉に訪れました。
この季節の鎌倉に咲くあじさい畑は圧巻です。
鎌倉に住む料理家の赤城美知子さんのお料理教室に久しぶりに出かけてきました。
木々に囲まれた高台の一軒家。
おうちの裏手に回ると山側に色とりどりの、あじさい、あじさい、あじさい。
野生のあじさいの群生が圧倒的で、鎌倉の自然の素晴らしさを味わってきました。

普段、レシピをみたり、お料理を学んだりして、料理が作れないわたし。
思いつきの感覚でどんどん作りたい衝動にかられてしまうので、
レシピ本などを読みはじめても、ちゃんと読んでその通りに作ったことがないのです。
というか、読みながら作れない。笑
そのように忠実に丁寧に作る友達のごはんを食べると
いつも完成されたお料理に感動してしまうのです。
でも、こればっかりは性格がでてしまうので仕方ないですね。笑

美知子さんのお料理教室は、わたしが唯一来れる場所。
レシピの行程もシンプルで、とにかく目にも嬉しい、感覚が喜ぶお料理ばかり。
お料理を学ぶというより、新しい発見をもらいに、五感の目を覚ましたい時にお邪魔します。
美知子さんは、旅が大好きで、旅で重ねた経験や感覚がレシピに溢れていて
好奇心の感覚を楽しく刺激してくれます。

今日は、この季節に嬉しいハーブをたくさん使って、
お味のアクセントになるスパイス満載なレシピばかり。
ハーブもスパイスも、とっても感覚に刺激されます。
庭でつんだレモンバーベナとミントで、ハーブティーのようにシンプルに煮だして
デザートつくり。甜菜糖でシロップを作って嬉しい盛りつけ。
高い材料やわざわざな手間をかけなくても、こんなに嬉しい提案ができる。
わたしにとって理想的。

こうして、凝り固まった意識や感覚に気持ちよく揺さぶりをかけて
五感をフル活動するひと時はとっても楽しい。
この季節のうつうつや日々のもやもやから解放された時間でした。
今回も、嬉しい体験ばかり。
美知子さん、ありがとうございました♡

美知子さんのお料理教室のご案内はこちら。
http://www.toricot.com/




 2014.6.13(Fri)「マヒナはじめてのワークショップ「芳香蒸留水Lab」」

梅雨に入りましたね。
例年より、雨が強く降り続く日が多く室内で過ごす時間が増えて新鮮です。
こんな日は、と。
先日、教えていただいたばかりの芳香蒸留水の実験を繰り広げてますっ!
自宅にいながら植物とふれあうのは、本当に心地よいです。

さてさて、そのマヒナはじめてのワークショップ「自宅で作れる芳香蒸留水Lab」、
新月の翌日に開催しました。

仙台から芳香蒸留水を作るキットを考案された及川久美“くーみん”先生をお迎えして、
日常、自宅のキッチンで簡単に気軽なキットで芳香蒸留水を作る
あれこれを教えていただきました。
ワークショップ当日、仙台の朝露が降りたばかりの植物をスーツケースいっぱいに詰めて
お持ち下さって、もうはじまる前からわくわくが高鳴りました。

目の前に美しく並べられたハーブやローズの花びらたちが、
はじまる前からいい香りを放っていて終始気持ち良く五感を刺激されました。
芳香蒸留水は、通常、器具がとても高価であったり、
商品を購入するには賞味期限が短かったり、保存料が入っていたり、高価であったり
なかなか日常的に使いづらかった天然のハーブウォーター。
それが、こんなに自由に使いこなして、作ることができるなんて。

くーみん先生は、震災前からお野菜やハーブ、植物を育てる暮らしをしていて
3、11の震災後、放射能などの心配があるなか、
「今までのように植物とどうしたら仲良く暮らしていけるだろう」
という思いで、セシウムなどの物質を除去してくれる芳香蒸留水にたどり着き、
毎日の暮らしのなかで気軽に使えるキットを考案されました。
その思いの元に、みなさんと分かち合いたいとシェアして下さって本当に素敵です。

 

この日の実験では、袋いっぱいに入ったローズの花びらとローズゼラニウム、
ラベンダーの芳香蒸留水を作りました。
まさに、クレオパトラも愛したローズウォーターを自分で作れるなんて。
植物の純粋で本当の香りを感じ、
参加下さった方々のお顔からはみるみる間に興奮の笑顔が溢れました。
日々の暮らしの楽しみや気持ち良さが広がります。
お料理しながら、横で植物の化粧水が作れる。
なんて画期的で面白いことでしょう。

そして、この日は、もうひとつお楽しみ企画。
3月1日のマヒナのイベントに出店して下さった、
山梨の天然酵母のパン屋さん・Nathuralrhythmさん
のパンを参加者みなさんでお取り寄せしました。
前日の新月に丁寧に焼き上げられたパンがダンボールにぎっしり。
みなさん、終始笑顔で本当に楽しい時間が続きました。

くーみん先生、参加して下さったみなさま、そして、Nathuralrhythmの千秋さん
ありがとうございました。

とても好評でご要望が高いので、次回、9月に第二弾を企画中です。
また、詳細が決まりましたらお知らせいたしますね。
新しい植物とのつながり方、毎日がとっても楽しみです。




 2014.5.29(Thu)「わたしと仲良くなるセルフヒーリングワークショップ@松江book & gallery DOOR」

昨年、神在り月の11月に松江に訪れてから今回で2回目になります。
抜けるような青空と新緑の風。
八百万の神さまが存在することを感じさせてくれる土地。
この地の空は、生き物のような雲の動きで喜怒哀楽に移り変わるけど、
この季節はとっても穏やかです。
山陰の印象が変わりました。

今回、月のオイル作りのワークショップとロミロミのセッションで
再びこの地を訪れることに。
心地よく降り注ぐ光と風が、天にまっすぐ伸びる中庭の木を通じて
自然と一体になって柔らかなエネルギーを運んでくれる。
自身と対話するワークをするのに、とてもふさわしい静の空間を作ってくれました。

満月を迎えたばかりの欠けてゆく新月にむかうタイミングに、
「わたしと仲良くなる」をテーマに、女性性を支えるハーブや精油を使って
月のオイル作りをしました。

セントジョーンズワート、ラズベリーリーフ、よもぎから抽出した
3種類のベースオイルと月にまつわる7種類の精油から、嗅覚のアンテナにそって
心身が求めているものを探して自分のオイルになっていきます。
その流れは、自分の内側の世界にどんどん導かれていき、
潜在的な自分との対話の時間です。
香りは、不思議と潜在的な自分に触れていきます。

そして、この欠けてゆく月のタイミングに、はじまりの新月にむけて
ハワイのこころのデトックス “ホ・オポノポノ” ワークをご一緒しました。
日々、ひとりでうっすら抱えているからだやこころの悩みを正直に出しあって、
はじめて会う人たちとも自分のことのように分かち合う。
そこには、自分の外側との境がなく同じエネルギーでつながってゆく。
自分に柔らかく心をひらいた時に、また外にあるものにひらく。
自分に素直に愛を向けられた時、また他者にも愛情をもってつながることができる。
みなさんのご様子をみてあらためて、そう感じました。
一期一会でも、そんな愛のあるやわらかなつながり方ができるって本当に素敵です。
とっても心が温かくなりました。

今回は、ロミロミのセッションもさせていただきました。
自然の元素と植物のエネルギーとつながって行うワークなので、
本当に最高の環境でさせていただきとても深いセッションになりました。

その方の内にある静なるところにアンテナを傾け、
閉じてしまっているところに風を通しスペースを作る。
そんなイメージでワークさせていただきました。

それぞれの色んな暮らしと思いと自分があって、無意識の自身の背景があります。
それは、それぞれの自分だけの物語。
それを感じて、知って、自分の物語として向き合って生きていく。
ほんのわずかですが、そのお手伝いです。
真摯に探したいとここに来られて、きっかけを得てからだで感じてこころが動く。
旅がはじまられた方ばかりでした。
その旅のストーリーのカケラを見させてもらったり、
ご一緒させてもらったり。
その時間は、わたしにとってもすべてが特別な体験でした。

すべての出会いと場所に、そして嬉しく過ごした時間に感謝を寄せて。
ありがとうございました。
また、秋に伺います。
その時に、またお目にかかれること楽しみにしてます。




 2014.5.15(Thu)「6月のワークショップのお知らせ」

GWも明けましたね。
昼間は、初夏のような暑さと梅雨がせまっている湿度を感じながら
スケジュール帳に目をやると今年ももう半分近く経つのですね。
本当に早いですね。

一日の流れや体感しているものは、あたり前の毎日のようですが
あとで全体を振り返ってみると、これまで以上に高速に時間が進んでいる。
そんな不思議な感覚になります。
きっと、そのように感じている方も多いのではないでしょうか。

時間と呼応する自分のリズムやタイミングも
だんだんと感覚的に変わってきている気がします。
これまでと同じ流れではなく、これまでのパターンの積み重ねでもなく
なにか違うパターンのはじまりのような。
最近のめまぐるしい天体の動きもあって、いいも悪いも心身に強く実感することが多く
感情のゆらめきを内観することもよくあります。

さて、6月のワークショップはそんな感情のバランスをサポートしてくれたり
自分らしい調和に導いてくれるフラワーエッセンスの会を企画しました。
セルフケアページでおなじみのフラワーレメディスト・谷口みよ子さんの
念願のワークショップです。

6月27日 夏至を過ぎてはじめの新月。
一年のなかで、太陽が一番高い位置にあって、光のエネルギーがもっとも強い夏至の日。
わたしたちの意識や気持ちが高揚し、顕在的なエネルギーが高まる時です。
夏至が過ぎると、太陽は冬至に向けて少しずつ位置を低くして光を弱めていきます。
そのサイクルに入ったばかりのはじめの新月。
天体の動きや日々の時間軸がめまぐるしく感じる今、
自分の軸をあらためてみつめ、いらなくなったものを取り除く絶好のタイミングです。

まずは、ワークショップのページをご覧になってみて下さい。
そして、今回のセルフケアページでは、みよ子さんが寄稿してくださっています。

今まで、フラワーエッセンスってなに?って思われていた方もエッセンス作りを通して
ご自身のからだと感覚で体験しながら基本的なことも学べる良い機会です。
フラワーエッセンスを通して普段気がつかない、本来の自分の感覚にふれることがあります。
そこが、自分軸への入り口です。
お花のチカラってすごいのですよ。
わたしたちの意識でふれられない無意識なところとつながって仲良くなるのです。
自分と仲良くなるセルフヒーリングにかかせないフラワーエッセンス。
ゼヒ、知って感じて、軽やかで元気に過ごすお守りのように使っていただきたいです。




 2014.4.29(Tue)「新緑の季節・糺すの森」

清々しい風が吹く季節に、京都を訪れるのは久しぶりです。

久しぶりの下鴨神社。
今回は、下鴨神社というより境内をとり囲む「糺すの森」を味わいに。
街中にある神社のなかに、こんな深い森が存在するのは感動的です。

本殿に向かう参道と平行して佇むうっそうとした原生林は、
異次元への世界の入り口のようです。
参道からふっと森のエリアに足を踏み入れると
足元から、ふわっと、ふかっと。別世界。
枯れ葉が何層にも積み重なったふかふかのじゅうたん。
足裏に感じる土の感触が、この森の長い営みを感じさせます。
参道の人通りのすぐそばにあるのに、
一歩、森のエリアに足を踏み入れた瞬間
長い時が刻まれた深い、深い、森の時間が流れています。

きっと訪れる人たちにとっても、
神社の神さまに会いに来たはずが、森の世界に引き込まれる
そんな不思議なところでしょう。

清水の湧く処として、鴨川水源の神の地とされてきた糺すの森。
湧水と切芝の森自体が磐座であり、神の静まる地とされてきたそうです。
森の中心にいくつかの小川が流れていて
古代の祭事が行われていた史跡がたくさん残されていました。
そういう場所って長い時を経ても、人の気配が残っているから不思議です。

山の奥深い濃い気を放ちながら、
植物の精が木々と水辺をつなぐように軽やかに飛び回っている
そんな不思議なバランスで保たれている世界です。

いつまでもここにいたい。

時間の概念を感じない、ただただ自分もこの場所も存在している。
呼吸をするたびに無の世界につながっていき
ゆだねることの気持ちよさがからだ中に広がる。
不思議の国のアリスのような、次元の境界線になる入り口が
そこらかしこにあるような気がする。
森に入るといつもそんな感覚になる。

最近は、森から感じる神秘をもっと知りたいと思うようになり
そこに身をおく時間を大切にしています。
家の近くにもきっと木々のあつまる場所はあるはず。
日常のなかで、こんな感覚になれる場所がみつけられると幸せですね。
気持ちのいい季節。いつもよりたくさん歩きながら探してみよっと。

さてさて、お知らせがあります。
今日からマヒナマガジンに月の読みものが増えました。
誰にとっても月はいつも近くにいて、心安らぐ言葉にならない不思議な存在だと思います。
どうしてなんだろう。
月を知る、そして想いをもつ人たちに、
それぞれの月との繋がりや想いを語らいでいただくことで
言葉にならない月に感じてること、つながりを見けらると面白いなっと
企画したページです。
そこには、より深く自分とつながるヒントがたくさんあるような気がします。
今回からスタートなので新月からはじまりますが、
これからは、毎月満月更新です。
読みすすめながら、内側の自分が感じるものを味わってみてください。

そして、月にまつわるお話会のお知らせです。
月の神さまが祀られている月山。月と森はつながっているお話です。
とても興味深いです。ビール飲みながら気軽にお話が聞ける会場です。
ゼヒ、遊びにいらしてください。

2014年5月15日(木) 下北沢B&B 20:00~
「月のおやまとエミシの森」月を巡る旅のお話 vol.02
出演:赤阪友昭(写真家)、小島ケイターニーラブ(音楽家)
お問い合わせ:http://bookandbeer.com/blog/event/20140515_moon2/




 2014.4.15(Tue)「5月ワークショップのお知らせ」

すっかり、春らしい気候になりましたね。
昼間は、明るい大らかな空がひろがって気持ちがいいですね。
そして、満開の桜が街を彩ります。

4月になり新しい環境で生活がはじまられていたり
心あたらたにされて日々お過ごしになられている方も
たくさんいらっしゃることと思います。

前向きに進んでいく時期でもありますが、
こころの機微が不安定になりやすい季節でもあります。
こんな時こそ、日々の暮らしやからだのペースを整えていくことが
とても大切です。
そとでアクティブに行動することと同じくらい
ひとりで過ごす時間やからだをメンテナンスする時間を
過ごしてみてくださいね。
大きく一息つけるひと時はとても大切です。

さて、前回の新月に、ワークショップのお知らせページが立ち上がりました。
今日から、その第一回目ワークショップのご案内を掲載しています。

第一回目は、自宅で作れる芳香蒸留水のワークショップです。
自宅でハーブを使って色々なことを楽しんできましたが、
まさか自宅で丸ごとハーブを使ったハーブウォーターが
気軽に作れるなんて夢のようです。
自分で作るには、高価な器具が必要だったり、
日常的に使うには少し高価な商品だったり、保存料が入っていたり、、、

詳細は、ワークショップページに掲載しています。
ゼヒ、ご覧ください。
自宅で作れる蒸留水&芳香蒸留水Lab
これから、清々しい新緑の季節のハーブや植物を使って
自宅でできる天然のハーブウォーター作りご一緒しましょう。




 2014.3.31(Mon)「好奇心が広がる 気の道・ナディ」

ようやく春になりましたね。
時折冷えを感じる時間帯もありますが、
暖かな風を感じるようになり、外を歩くのも軽やかです。

こうして冬から春の切り替わりを肌で感じるようになると
からだのなかに留まっているもやっと隠ったエネルギーを
デトックスしたくなります。
そんなタイミングに、ちいたびヨガに参加して面白い体験をしました。

いつも、ヨガを通してからだの変化を実感できるよう
好奇心旺盛なみさお先生が、あらゆるやり方を実験的に体験させて下さるのですが
今回は、ナディなるものを体感することに。
インドでは、ナディヨガというヨガのスタイルがあるようですが
はじめて聞いたサンスクリットのことば「ナディ」。

インドでは、からだの中にナディと呼ばれる生命力や気の流れる道が
張り巡らされていると考えられていて、いわゆる経絡のことですね。
気となる「プラーナ」の通り道が「ナディ」。
ナディを通るエネルギーを体感するために
ベン石という中国の伝統的医術にも用いられた石を使って
リンパや経絡の上を優しくそっとなでていきます。
涼やかな風がすーっと流れて“ここに気の道があるよっ。”って、
ナディが教えてくれます。
そのささやかな動きでからだの内側にすーっと気持ちの良い風が吹いて
ふわっと軽くなり固くて柔軟性のなかった筋肉がすっと柔らかくなるのです。
目に見えない世界が手に取るように体感できてわくわくですっ!

からだの内側って、あたり前ですが目に見えないことばかりなので、
痛みなどの実感があることで、からだの様子や欲求を知ることになります。
気やエネルギーがからだのなかにどう存在しているのか
目に見えない話しになると半信半疑になりがちです。
目に見ない世界を実感して具体的に感じていくのは
未知の好奇心が広がりとっても面白いことです。

少しからだが固めで試行錯誤しながらヨガにトライをしていた仲間も、
意識を向けたところにナディーを感じてエネルギーが流れる。といった感覚で、
いつもよりからだと意識が一体となって、
柔軟で美しい動きをしている人がたくさんいました。
新しい自分と出会っているような、新鮮な感覚を体感しているようでした。

インドでは、自分のなかにも宇宙があり、神がいるという考え方あります。
自分のなかにあるナディを実感してみると、
普段、頼っている事象や意識、感情のようなエネルギーの繋がり方ではなく
境界線のない透明な感覚で共鳴することができ
果てしない宇宙や目に見えない大いなるものと繋がっている安心感が不思議と生まれます。
人間の意識付けられた視点を超えた先に、とても大切なものがあるのだなっと
あらためて大きなものに抱かれてるようでした。
なんとも、わくわくの感覚が広がるいい時間でした。

さてさて、これから、マヒナ企画のワークショップを時々開催します。
それにともなって、今日からお知らせするワークショップページを作りました。
5月に素敵な会を考えているので、ゼヒチェックしてみてください。
詳しくは、次回の満月あたりにお知らせしていきますね。




 2014.3.17(Mon)「3月1日 マヒナファーマシーはじめてのイベントレポート」

3月1日・新月に、マヒナファーマシーはじめてのイベント
「山伏と月山のお話」~聖地より 緑の恵みにふれる新月の会~
開催されました。
たくさんの方にご来場いただきましてありがとうございました。

緑がはじまる季節・高揚が高まる春。
はじまりの新月に、心のエネルギーを蓄えるお話と
冬眠していた五感が柔らかく刺激され、心が元気になれる場所になればと
企画したものでした。

会場には、今回の緑のキーワードになる、山伏、山、森、月、星、ハーブなどをモチーフに、
フード、アート、雑貨、アクセサリーなど個性的な作家さんたちが
この日のために、丁寧に準備してくだったものばかり。
会場では、心を込めて作られた温かい品々たちのお陰で、
みなさん感性が喜んで嬉しいお顔をされている方々ばかりでした。


ウエルカムドリンクは、ハワイウォーターさんのご協力で
美味しいハワイのお水。

本日のお土産は、合羽橋のカフェitonowaさんがこの日のために
庄内から取り寄せたいちご・やよいひめとシナモンで作ったジャム。
そして、お星さまのおくすり箱のみずさわすいさんより2014年の星読みメッセージ。

 

マヒナブースは、定番のハーブやみつろうの商品に加えて、
この日にちなんで日本のハーブで作ったよもぎとセントジョーンズワートの
女性のためのブレンドコーディアルや緑の煎茶ブレンドティー、びわの葉茶などをご用意しました。
ハーブの専門的な質問などもたくさん頂いて、日常に生かされている方が多くわたしもとても刺激をいただきました。



 

この日30食限定のitonowaさんの「月のお弁当」。庄内から直前に届いた新鮮なお野菜を、
山伏の女将さんにアドバイスいただいて玄米菜食のitonowaさんらしいほっこりするからだに優しいお弁当でした。
そして、こちらも庄内からのお取り寄せした地元ならではの日本酒や果物ジュースをご用意。

   
 

料理家の星谷菜々さんの夜空にある月や星をモチーフにした焼き菓子や
山梨から早朝作りたての天然酵母のパンと共に駆けつけてくれた
Naturalrhythmのちあきさん。
スペースハナさんの月にちなんだムーンストーン、
uiny by nakamurayuiの繊細で女性らしい夜空の世界をモチーフにしたアクセサリー。
そして、ほっと心を和ましてくれるイラストレーターの大森木綿子さんのカード。
この日のために書かれた新しい星の満ち欠けのイラストは大人気。
目にもきれいな、食べて優しい品々たち。

 

仙台からは、福島の支援プロジェクト・母子の週末保養プログラム「ちいさなたび」の仙台のスタッフが
福島のメッセージを伝えるためにブースを出してくれました。

 

そして、この日の特別企画。マヒナマガジンのリアルワークショップ。
セルフケアからは、植物療法家のマイミさんのみつろうとジャーマンカモミールのリップクリーム作り。
フードページでいつも素敵なテーブルセッティングと写真を見せてくださっているMIKIさんのフォト講座。
大きなテーブルを半分ずつ、ふたつの講座がアットホームな雰囲気でそこだけ小さな学びの別世界。
その他、お星のおくすり箱からは、みずさわさんの初の対面リーディング。

さて、今回のメインプログラムとなる山形・庄内から来られた羽黒山伏の星野さんと
写真家の赤阪さんのトークショー。
はじめに、ニュージーランドの映像作家さんが密着取材で作られた
映像「UKETAMOU」を観る。
その映像からは、出羽三山の神聖な息吹が会場に広がり、
空気ががらりと変わりました。
映像が終わり、ほら貝を吹きながら星野さんが颯爽とステージに入場し
会場はいっきに星野さんに惹きつけられ熱気が高まりました。

前半は、星野さんがおひとりでステージに立ち30分間余すことなく熱いメッセージを
客席のみなさん一人一人に語りかけられました。

山は、日本人の命のはじまりと終わりであって、古来から日本人の暮らしと心と精神を繋いできた源。
その脈々とある流れのなかでわたしたちは日本人として生きている。
今のわたしたちは、山の暮らしから離れたことでからだで感じることよりも
頭で考える知識の在り方になってしまって、自分らしく生きることに難しさを感じることがある。
けれども、山で暮らしていた自然感=野生を思い出すことで自分らしさを取り戻せる。

そして、特に女性は、旧暦で生活していた明治までは月のリズムで暮らしていたので、
自然と備わっている野生が充実していたけれど、今は太陽暦のリズムのなかで女性の野生を
保っていくのがとても難しい。
同じように、山に入ると自然と女性の野生も蘇ってくる。

山と自然の一部であったわたしたちは、人間の本来のあるべき姿と営みを
星野さんの言葉によって記憶が蘇るような感覚になりました。

都会に生きる人たちは、いつも山に簡単に行くことができない。
そんな時、どうしたら良いのでしょう。
山に行けなくとも心が元気に、自分らしくなれる方法がある。

それは、気になることを目一杯やること。

それを一生懸命やることでエネルギーが高まり自分らしさを感じて元気になることができる。
そして、なんでも、その場に身をおいて経験してみる。
すべては、「受け給う」の山伏の精神。
自分に降りかかってくることを受け給うの気持ちで感謝して受けとって行動した時に、
それまで見えなかった世界が広がり新しい自分に出会える。

長年、山に入られて積み重ねて来られた経験から放たれる言葉は、
お腹にずしっと落ちるとても大きな大きなエネルギーに満ちたものでした。

 

メッセージすべて書ききれないくらい、聞き逃せないお話ばかりでした。
みなさん、星野さんのお話に吸い込まれるようにどんどん耳を傾け
純粋な子どものように目をきらきらさせ、内側から元気なエネルギーが
溢れてくる姿がとても印象的でした。
ライブハウス状態の会場もそのエネルギーの高まりと共に益々熱気が高まってきました。

 

後半は、写真家の赤阪さんとナビゲーターの中田美香さんが登場して、
赤阪さんの月山の写真を見ながら3人のトークセッション。
大きく映し出される写真は、月山の森、滝、青々とした植物。
そこにいて体感しているかのような瑞々しさに全身が洗われるようでした。
そして、月山の頂上にある月山神社での神事の様子、そこで祈りを捧げる星野さんたち山伏の姿は
大いなる自然界のエネルギーを身に纏い、そこにいる神さまと一体になっているような迫力でした。
写真と共に、赤阪さんのお話は、まるで月山を登拝する道のりを体験しているような感覚でした。
去年、月山に訪れた新鮮な感覚が蘇えりました。
きっと、みなさんもそのような感覚を受けとられたことと思います。

最後に、音楽家のかの香織さんが駆けつけてくださって素晴らしい歌で
音魂を響かせてくださって花を添えて頂きました。
星野さんのことば、赤阪さんの月山の映像とお話。
それらが、歌の響きでからだの奥深いところに染み込み言葉にならない気持ちになりました。

みなさん、見事に「探しものが見つかったっ!」
そんな満足した笑顔の方々ばかりでした。

会場全体が温かい前向きなエネルギーに包まれて、そこにいる方々と全身で
その空気をシェアし合えてとても幸せでした。
そして、この会が無事に開催できたことに感謝の気持ちでいっぱいになりました。

参加して下さったみなさん、素晴らしいお話をして下さった星野さん、赤阪さん、
歌のギフトをもたらしてくださったかの香織さん、お話を分かりやすく会を進行して下さった中田美香さん、
会を盛り上げて下さった出展者のみなさん、会場を素晴らしいサポートで貸して下さったfukadasoさん、
そしてスタッフのみなさん。
たくさんの方々のご協力で本当に素晴らしい会になりました。
ありがとうございました。

売り上げの一部は、母子の週末保養プログラム「ちいさなたび」に寄付させていただきました。
ご協力ありがとうございました

また、こうしたご縁が繋がる会ができることを願ってます。

最後にお知らせです。
今週の18日(火)にこの会の続きのようなトークイベントがあります。
『月のおやまとシシガミ様』月を巡る旅のお話
月山の写真とお話で魅了してくださった写真家の赤阪友昭さんのトーク&スライドショーがあります。
今回は、前回の月山をより深く、そして月の世界を知るお話です。

ビール片手に素敵な本と出会える場所・下北沢B&Bで仕事帰りの20時から開催します。
ゼヒ遊びにいらしてくださいねっ!
トークの合間に、庄内の日本酒を振る舞います。
※1drinkとは別途、お出しします。

お問い合わせ、お申し込みはこちらまで。
http://bookandbeer.com/blog/event/20140318_moon1/




 2014.3.1(Sat)「お月さまローションと美容オイルづくり」

先日、セルフケアページでおなじみのマイミさんのワークショップに
参加してきました。
久しぶりに自分に、とーっても優しくしたような…(笑)
そんな、自分の肌と感覚に五感と気持ちを傾けて、
直感のままに過ごした幸せなひとときでした。

今回は、春のお肌に合わせたお顔につけるローションと美容オイルづくりです。

目の前には、マイミさんがこの日のために丁寧に仕込まれた
お肌を元気にするハーブのチンキ剤たち。

チンキ剤とは、アルコールの力を借りてハーブの成分をぎゅっと引き出したもので、
化粧水やオイルに混ぜたり、そのまま体内に取り込んだり
ハーブの効能を万能に使うことができる魔法の液体なのです。

8種類のハーブからなるチンキ剤のボトルが一本ずつきれいに並べられ
見てるだけで女子心が刺激されワクワクしてきます。

肌荒れが気になる人、くすみをとって美白を期待したい人、
代謝を上げて血行をよくしたい、デトックスしてしわをとりたいわ。
っと、あらゆる方向の効能が期待できるハーブが勢揃い。
長年、美肌を作るハーブを探求しているマイミさんならではの
セレクトに大興奮です。

わたしは、その中から、お肌の治癒に効く代表的なハーブ・カレンデュラと
強力な抗酸化作用がありお肌を若返らせるローズマリー。
そして、春のお肌が敏感になる季節にぴったりなカモミールの3種類を選びました。

肌にそっとおいて質感を感じて、香りからピンとつながる
その時にわたしが求めているハーブ。
そうして、感覚に寄り添って植物とつながるとき
とてもとても静かで平和な時間です。
深い呼吸をしているとき、瞑想しているときに味わう感覚に通じています。
日々、忘れがちになってしまう時間。

そうして、チンキ剤を選んでから、その効能をより引き上げてゆく
精油を選んでいきます。
お肌に活力を与えるものばかり9種類のよりすぐりの精油たち。

樹木の香りがするコパイバ、極上の感覚に導かれるネロリ。
そして、堅実な効能と一番安らぐラベンダー。
いっきにからだの奥の緊張や滞りに働きかけ
この香りの小人たちのいい働きっぷりに深いリラックスが広がって
眠たくなるほどです。(笑)

なにか、極上のボディーワークを受けたような
解き放たれたリラックス感。
肌の奥にある細胞がゆったりしている感じ。

毎日、そのローションと美容液を使っています。
不思議とお肌の上にのせる度に、ハーブとお肌が会話しているかのように
無理なくすっと細胞の奥までしみ込んで一体になっているような気がします。
とても、とても、いい感じ。
肌のはりがもどって元気になったっ!

マイミさんありがとうございました。
ハーブの美肌マイスターと密かに呼んでいます。(うふっ)




 2014.2.15(Sat)「月のオイルで女性的な心身を整える」

立春を迎えて暦のうえでは、春ですね。
それにしても、先日の雪はすごかったですね。
暖かいおうちのなかから降り積もる真っ白な世界を眺めながら、
静かにからだの奥まで無になるようでした。
雪の世界。いいものです。
でも、同時に、不思議と高揚してしまいます。
非日常的な景色に、思わず子ども心が蘇るようです。

さて、1月の満月も「整える」をテーマに書かせていただきましたが
今日は、女性的からだを整えるのに役立つオイルの紹介です。

昨年、松江で月のオイル作りのワークショップをさせていただきましたが、
あらためてこの季節に女性的なケアに使ってみようと
新月から今日の満月までたっぷり寝かせて仕込んでみました。

この時期、寒さと冷えで筋肉がこわばって硬直しやすいですね。
そして、からだの毒素の排出がしにくく滞りやすいので腎臓や肝臓に負担がかかる季節です。
腎臓の動きがまったりしているので女性ホルモンが停滞しやすく
子宮も筋肉なので固くなってしまって
生理の時、いつもより重さや痛みを感じやすく、
いつも眠たかったり、体内リズムが乱れて
からだのリズムがとりにくく感じる方も多いと思います。

そんなときに、この月のオイルでのケアをおすすめします。

ベースオイルに、女性ホルモンのバランスを整えて体内リズムを安定させる
セントジョーンズワートをマカダミアナッツオイルに2週間ひたひたに漬け込み
毎日お日さまの光があたる場所において一日一回瓶をゆすります。

そして、女性ホルモンを補いバランスしてくれる月にまつわる精油を
入れてブレンドしていきます。
今日の精油は、よもぎ、クラリセージ、ラベンダー、オレンジです。

特に、クラリセージを多めにいれてみました。
クラリセージは、女性ホルモンの代表的な精油と言われていて
エストロゲンに似た作用があります。
ホルモンのアンバランスからくる症状にとても効果的です。
この精油は、直接、肌に塗ることができます。
生理でお腹が痛い、重い時に、すーっと深く香りを吸い込んで
お腹、足首に塗っていくと、痛みがすっと和らいでいきます。
緑のおくすり箱でもご紹介していますので、
気になる方はゼヒチェックしてみてください。

新月から満月にむけてエネルギーをたっぷり吸収したオイル。
心身にどんな感じで働いてくれるか
使っていくのがとても楽しみです。

レシピは、こちらからどうぞ。
松江のワークショップで作ったレシピです。


NIWA MAGAZINE
http://niwa-magazine.com/exhibition/mahina-pharmacy-workshop/

そして、お知らせです。
冬のコーディアルを限定で販売しています。
免疫をあげる、風邪対策にマヒナブレンド、女性のバランスを整えるセントジョーンズワート
とみつろうクリームをセットにしています。
心身のケアに、そして、お友達へのプレゼントに。
ゼヒお試しくださいませ。

3月1日のマヒナイベントの募集を終了させていただきました。
たくさんの方に興味を持っていただいてありがとうございました。
イベント終了後に、あらためてレポートさせていただきます。




 2014.1.31(Fri)「星野先達の高尾山1日修行」

先日、星野先達の高尾山1日山伏修行に参加しました。
まるで秋の心地のよい日差しに守られるような、
暖かなお天気に恵まれました。

山に入る前に、山伏が身につける白い布を頭に巻き付ける宝冠(ほうかん)と
注連(しめ)と呼ばれる白い紙のこよりを編んだもので、
目が象った長い方をうしろにだらりと首からさげました。
これは、魔が入り込まない結界で身を清め、山に入る大切な身支度です。
正式には、これに白装束を身にまとうのだそうです。

星野先達の法螺貝の音と共に八王子城跡入り口から登り
二つの山を越えて高尾山へ。
山を越えるだけあって、登っては下っての繰り返し。
時より、息が上がり、足の痛みを感じながら
なんとか先達の導きについていく。

黙々と歩いてるうちに、日常のあれやこれやから意識が離れていく。
歩いてる、登ってるの行為にとらわれるとつい足の痛さを感じたり
呼吸が浅くなって肉体の辛さをそのまま受けとってしまう。
普段、日常にある雑念に振り回される感じとよく似てる。

力を抜いて、目に入る山や植物の呼吸を感じて、
踏みしめる足の裏の土の感触を味わいながら
自分の呼吸を合わせていく。
そうすると、不思議なことに肉体的な疲労よりも、
自分も山や植物の一部のような感覚になり、
心身が楽になってからだが開いてゆくようでした。

時折立ち止まって、皆で声を合わせて神社や山々の神さまに般若心経と祝詞を唱える。
続いて、ここに集まった人、この土地すべての人に捧げる祈りを聞いて
からだの奥から暖かいものを感じた。
こうして、知らないところでいつも誰かのために祈りを捧げる
行為をしてくれる人がいることに感謝の気持ちがわき起こりました。

山のなかでのすべての返事は「うけたもう」の言葉です。
これは、山伏の掟です。
「うけたもう」は、
なんでも受け止めて予断を持たずにその場に身をおいてみること。
この言葉を口にしていくうちに、不思議とお腹がずっしりと座り
好奇心に近いようなワクワクするエネルギーがわき起こりました。
起こること、結果を怖がらずに自分にくるものに自然に身をおいてみる。
そこで、出来ることをうけたもうの精神でやってみる。
そんなエネルギーに導くすごいパワーのある言葉です。

およそ6時間の修行のみちのりも無事に終えて
わずかな体験でしたが、とても大きな達成感と勇気をたくさんもらった1日でした。

最後に、先達より
ここに身をおいて感じたものがすべて。
自分が自由に自分らしく感じたことを信じていくことが一番大切。
というようなお話をされて、
ここにあるすべてが愛しく宝物のような経験になりました。

3月1日のイベントでは、その星野先達のお話を聞くことが出来る貴重な機会です。
星野先達が自然のなかで修行を通したからだから発する言霊を
ゼヒみなさんにも聞いて頂きたいです。
こころとからだの繋がり
そこから生まれる自分らしい在り方
こころがどうしたら自由になるのでしょう。
きっと、たくさんのヒントがみつかるはずです。





 2014.1.16(Thu)「整える」

お正月気分も落ち着いて、新しい日常がはじまりましたね。
年が切り替わって新しい気持ちにリセットされ、
冬の寒さの深まりと共に、心も暮らしも落ち着いた時間が
流れているようです。

年末は、ぎりぎりまでその年のやり残したことに追われ、
一年間の疲れを全身で味わってお正月でほっとする。
と、恒例の流れになってしまってますが。(笑)
いつも、お正月休みが終わって日常に戻りながら
出来なかった片付けや掃除をして…
ある時までは、それがなんだかダメな気がしてましたが
最近は、そのサイクルがとても気に入ってます。

お正月の非日常的な時間に、昨年までの自分をみつめて、
今年の過ごし方、目標をイメージして
新しい気持ちやイメージが見えてきたところで
そのような過ごし方ができるように家のなかの整理整頓、
掃除、暮らしの見直し。
合わせて、ゆっくり心身をじっくり整えます。
そして、新しく整えた環境で養生する。
寒さが深まる季節だからこそできる
そうした整える静かな時間。

陽気が高まって無性に動きたくなる春に備えて
こころを静かにしてからだを整えて。
こころにスペースを作って、からだにエネルギーを蓄える。
そうした時間を過ごせるこの季節をとても気に入ってます。

近年、季節にそって、そして日々の月のめぐりを意識した過ごし方を
大事にしていくと心身が自然体でいられることに気づきます。
今回のセルフケアでは、みほこさんが「呼吸」を意識する大切さ
教えて下さっています。
呼吸は、エネルギーを作る源であり、意識することで心身に風のように通し
リセットにとても役立ちます。

寒い冬は養生の季節。
無になれる静かな空気が自分との対話にぴったりです。
そうした時間をたくさん過ごしてみたいと思います。
みなさんも春に向けてあまり飛ばしずぎないよう
自分と仲良くなる暖かな時間を出来るだけ
お過ごしくださいね。

そして、最後に。
3月1日のマヒナはじめてのイベント「山伏と月山のお話」の内容も更新されています。
人数限定のミニワークショップやアストロジー・リーディング、イトノワさん限定「月のお弁当」
などがあります。お早めにチェックしてみてくださいね。





 2014.1.1(Wed)「あけましておめでとうございます。」

あけましておめでとうございます。
1月1日元旦の新月。
なんだかすごいですよね。
はじまりを強く感じさせられます。
新月の大きな後押しをもらいながら、
今年、最初の願いを宣言するのに最高のタイミングですね。

今年は、占星術的にも昨年までの水の世界から火の世界へ移る変わります。
みずさわさんが2014年の星読みをして下さってます。ぜひ、ご参考ください。
みずさわすいが綴る「2014年 虹色の変容の物語」
昨年は、水の世界にある、自分自身の内側と向き合うこと。特に感情やエゴの声。
過去の記憶からくるパターンを手放すこと。
さまざまな人との繋がりや新しく体験することを通して、
たくさん学び、まさに反復ドリルをしていたように思います。
古くなった昔のパターンから、わたしらしい今のやり方。
いつも大きなテーマでした。

今年は火の世界へ。
火の星座・牡羊座の生まれなので、わくわくしてますっ。
自分の内面にフォーカスして、試行錯誤に費やしてた季節にひと段落して、
軽やかに勇気をもって前に進む流れにのっていきたいものです。

さて、本日から、緑のおくすり箱がはじまります。
みなさんの健やかなセルフケアに役立てれば嬉しいなっと願って、
ハーブや自然療法の中からわたしが使ってみて良かったものを
おすすめしています。
必要とする方々に届くと嬉しいです。
良かったらご覧になってみてください。

今年は、星回り的にも、益々、躍動する一年になりそうです。
月のめぐりのきっかけを借りながら、
からだとこころに向き合う静かな時間を忘れずに
自分らしい表現をしていきたいものですね。

今年も、充実した素敵な一年になりますように。





 2013.12.17(Tue)「冬に役立つ精油生活」

先日、青山のいちょう並木の紅葉を見てきました。
美しい黄色の世界。
今年、最後の秋の香りを楽しみました。

本格的な冬の到来を感じる毎日ですね。
日に日に、冷えが深まります。
朝は、暖かいお布団から起き上がるのがホントにツライですね。(笑)
一年の疲れがどーっと出て、風邪を引いたり
からだの不調が出やすい時期です。

1月からの緑のおくすり箱でご紹介しようと思っているなかに
この季節のからだをシャッキリ気持ちよくしていくれるおすすめの精油があります。

「レモン」
ふたを開けた瞬間、新鮮で深いレモンの香りがそこら中に広がります。

夏の疲れや毒素を引きずったまま冬に突入してしまい
臓器に残る疲労が、冷えと共にからだ全体の免疫が下げて
不調を招いてしまっています。
このレモンは、直接、飲用できるものです。
なので、お水やハーブティーなどに1~2滴入れて
どんどんからだに取り込むことができます。

細胞内の毒素、大腸内の宿弁排出、肝臓のデトックス、そして肝臓の強化
細胞を元気にするのにとても役立ってくれます。
最近、冬になると膀胱炎になりやすいの、、、っと
友人がこのレモンを飲み始めたところ、
この季節に感じるもやもやがなく、とても快適に過ごせてると話していました。

成分だけではなく、香りがとーっても素晴らしいので、
もやっとした気分やからだの雰囲気をリフレッシュしてくれる
とても頼りになる精油です。
わたしも、最近はどこにもで持ち歩いてレモンの精油生活を楽しんでいます。

さて、今年の更新も今日が最後です。
今年も、マヒナファーマシーにお付き合い頂きまして
ありがとうございました。

満月のマガジンにメッセージを寄せて下さっていた
虹乃美稀子さんの連載は、今回で最後になります。
いつもこころの奥深いところに、シュタイナーの光と叡智
そして美稀子さんの経験から放たれる勇気をいつも伝えて下さっていました。
本当にありがとうございました。
これまでのメッセージは、引き続き見て頂くことができるので
時々読み返してみてくださいね。

そして、来年3月1日に開催するマヒナのイベントのチラシが出来ました。
イベントの内容も随時進捗していますので、ゼヒチェックしてみてくださいね。

年末に向けて忙しい日が続きますが、
暖かくして元気にお過ごしくださいね。
来年もよろしくお願いいたします。





 2013.12.3(Tue)「3月1日・新月にマヒナはじめてのイベントをします。」

早いもので、今年、最後の新月ですね。
師走に向かう慌ただしいさや来年の流れに向けての流れがはじまっている方も
多いのではないでしょうか。

さて、今日はお知らせがあります。

来年、3月1日(土)にマヒナはじめてのイベントを企画しました。
「山伏と月山のお話 ~聖地より・緑の恵みにふれる新月の会~ 」


わたしのダイアリーでも時おりふれてきましたが、
山形・鶴岡の羽黒山伏の星野文紘さんを迎えて
お話しをお聞きする会です。
星野さんは、修行を通して山の自然からたくさんのことを学ばれ
その叡智を街で暮らす人々に積極的に伝えられています。

この夏、月山に訪れた際に山に入って、星野さんと出会って
今まで体感したことのない変化がたくさんありました。
山の自然そのもの、そして山とふれてきている星野さんのような方々とお会いすると
日常使っている心身を誘導する思考がはずれ、
本来の本能が素直に開いていく様子をからだを通して感じていくのでした。
まるで、自然と生きてきたころの記憶、肉体感覚を思い出しているようでした。
昔から日本人は、山に囲まれて、山のエネルギーを吸って、
そこで食べ物を得て生きてきた民族なので、
この感覚はDNAのなかに誰もが持っているものだと思います。

からだとこころが自然体で軽やかに動く。
からだとこころは、自転車の両輪のように自由に。
そんな感覚です。

特に、女性はこの感覚を敏感に体感しやすいのだと思います。
以前にも書かせてもらいましたが、
昔は、自然のなかで暮らし、使っていたカレンダーは月の満ち欠け。
その環境とリズムのなかでは、本来あるあたりまえの女性性。
それが、今のわたしたちの環境では、少し無理があるようです。
ですが、今、生きているところでも、それを知って感じていくことで
本来ある女性らしい、人間らしい野生を思い出していく
きっかけになっていくのだと思います。
その知恵とエッセンスを星野さんのお話しから受けとれると
素敵だな〜っと思っております。
きっと、こころがシンプルに、楽しく、力強く、軽やかに
からだとこころの自由を手に入れることができるような気がします。
この夏、わたしが月山で出会ったエネルギーの源になるヒントを
みなさんにもシェアしたいです。

なお、当日は、マヒナマガジンで連載して下さっている方々や
お菓子作家さん、パン作家さん、イラスト作家さんたちもかわいいお店を出して下さったり、
ミニワークショップがあります。
心に栄養のあるお話しを聞いて、五感が刺激される空間で楽しんで行って下さい。
本日から、イベントの告知をはじめていきます。
随時、イベントの内容を更新していきますのでお楽しみに。





 2013.11.18(Mon)「神在月「exhibition & event 月夜の庭 at.松江」に参加して。」


「exhibition & event 月夜の庭 at.松江」に参加するために、
島根・松江に行ってきました。
出雲は神在月のタイミングということもあって、
特別な思いでこの地を訪れました。

今年の新年、友人から
「松江で素敵なご縁ができて、そこの建物から観る月の景色が素晴らしいの。」
今年は、遷宮を迎える特別な年。
「月を愛でる、そしてつながる。そこに心を寄せて自身と向き合う。」
そんなメッセージのあるイベントをやりたいっと、熱い想いがつまった手紙をもらいました。
その日から計画が進み、ようやくこの日を迎えてこの地に来れたことに本当に感謝です。

 

「見る・聴く・触る・嗅ぐ・味わう」の五感をテーマに衣・食・住の分野で活躍する
クリエーターの方々が月をテーマにさまざまな表現をするイベントです。

マヒナは、「嗅ぐ」をテーマに、提案させていただきました。
マヒナのハーブティーやこの冬のブレンドで作ったコーディアル、みつろう
そして、「緑のおくすり箱」をはじめてご紹介しました。
緑のおくすり箱の中から「女性のからだとこころを整える」「冬のからだを整える」
2つのテーマでお伝えしました。
マヒナマガジンのホロスコープ・お星さまのくすり箱のすいさんから
来年の星読みをしていただきお客様に配布させていただいてます。
遷宮を迎えて、新しい流れに入ったこの地の方々へ特別なメッセージです。

そして、はじめてのワークショップデビュー。
テーマは月、そして女性。
9人の松江女性が集まってテーブルをぎゅっと囲んで
月のオイル」を作りました。

月の満ち欠けと共に、繊細に変化するわたしたちのからだとこころ。
わたしたち女性にとって、今の時間軸や社会のなかで過ごしていくことは
とてもエネルギーを使っていること。
そう、ちゃんとわたしってがんばってるってこと。
そんな、自分自身の環境や感じていることを怖れずに知ることで
わたしとの付き合い方、自分に合うセルフケアの仕方を知って
自分らしく健やかに過ごしていただけたら。
そんな想いで、お話しさせていただきました。

「月のオイル」作りでは、ご自分の感覚にそってブレンドして
みなさんお気に入りのものができたようですっ!
お隣同士で香りのかぎっこして、きゃっきゃっと軽やかな笑い声も溢れて
とても楽しい時間になりました。

最後に、このオイルを使って女性のからだを守る大切なところに
深い呼吸をしながらぬっていきました。
心地よい呼吸から自分がブレンドした好きな香りを身にまとって、
自分とつながる瞑想のような時間です。
お風呂上がりの眠る前に、2、3分のわずかなひと時でも
自分にとって大きな優しさです。
からだがどんどん温かくなってきた、生理だけど痛みが和らいだ
と体感されていてなによりです。

不慣れなところもたくさんあったにも関わらず一生懸命聞いてくださって、
そして興味を持って参加してくださって
本当にありがとうございました。
東京に戻ってきたら、早速、マヒナメールにご感想を寄せてくださっていて
とても嬉しかったです。
今回、参加して下さった方々は、発信しているタブロイド紙やサイトを
ちゃんと丁寧に読み込んで下さって、ご自分に必要な感覚に触れたものに対して
純粋にコミットされて来られた方ばかりでした。
文化や歴史的にも豊かな風土がある松江の土地柄なのでしょうか。
その誠実さに驚きました。

また、新緑の春にお邪魔できそうです。
松江と素敵なご縁ができて嬉しいです。
また、お会いしましょう。
楽しみにしています。



11月23日(土)東京・麹町にて和の文化を楽しむイベント「麹町倶楽部」にマヒナのリアルショップで参加します。 緑のおくすり箱から、「女性のからだとこころを整える」「冬のからだを整える」のテーマに合わせた緑のおくすりをご紹介いたします。 イベント当日、予約注文を受付けさせていただきます。イベントの目玉は、女優・中嶋朋子さん、音楽家・かの香織さん、 着物作家・やまもとゆみさんのユニット「明け~ake」の朗読会です。秋の恵みを頂きながら、初お披露目になるakeの世界を堪能してくださいね。
個人的にとても楽しみです。ゼヒ、遊びにいらしてくださいね。
http://www.kojimachiclub.com/event/131123.html




 2013.11.03(Sat)「ハーブ畑に囲まれた・大多喜ハーブガーデン」


千葉の木更津に住むハーブ仲間の友人と、かねてから彼女におすすめされていた
大多喜にあるハーブガーデンに行ってきました。
秋の風がひんやりしていますが、生命力豊かなハーブはみごとにいきいきと生えて元気いっぱい。
ローズマリーが門番のように、庭園はもちろん、
いたるところの入り口や人と植物の境界線にいて面白い。
ラベンダーの花には、みつばちがたくさん飛び交っていて
お花のひとつひとつに蜜を求めて丁寧に探している姿はとってもかわいらしい。

600種類近いハーブが外のお庭に入り乱れ、ビニールハウスに囲まれているお庭は整備されて
みごとに群生しています。
普段、書籍のなかやドライに加工されている状態のものしかみたことのない
めずらしいハーブにもたくさん会えて感動です。
この施設内のハーブガーデンのなかに、フランスの田舎にあるような本格的なプチホテルや
ハーブがふんだんに使われているレストランがあります。
レストランやホテル、ガーデンを軽やかに行き来する男性のスタッフの方が
気さくにホテルのお部屋を丁寧に見せてくださったり、ハーブガーデンの話しを積極的にしてくださったり…
おもてなしの気持ちが伝わる対応に、ハーブの香りと共にとても穏やかな気持ちになりました。

 

レストランでいただいたランチは、ハーブがふんだんに使われていて食べながら
五感がどんどん開いていきます。
食後に出てきたハーブティーはお庭でとれたレモングラスとバジルのお茶。
バジルの色がこんなにきれいな青色に。
香りからからだに良さそうなハーブ特有の薬草的で少しスパイシーな大人の香り。
ハーブティー上級者のお味。
イタリアンやフレンチのような食事の後に、バジルの心地よい苦みの
ハーブティーいいですね。

 

こちらは、ハーブガーデンの近くにあるハーブアイランド・ベジタブルガーデンにある
ハーバルショップ。
商品数が充実していて見応えたっぷり。
ショップの隣のお部屋では、ハーブ工場のように手作りでどんどん作られています。

 

ベジタブルガーデンでは、ハーブ鑑賞、充実したショップ、ワークショップなどもやっています。
ハーブガーデンは、ハーブに囲まれたフランスの田舎街が現れたような素敵な空間と
レストラン、ホテルがあって、この2カ所をゆったりまわるだけでも充実の1日を過ごせます。
アリエッティが住んでいるかのようなホテルで、ハーブに囲まれて
ひとりのんびり滞在するのもとっても豊かな時間になりそう。
次回は、ハーブの季節にホテル滞在も合わせてゆったり訪れたいです。
ハーブ好きな方は、とっても楽しめますよ。

大多喜ハーブガーデン
http://www.otaki-herbgarden.jp/
ハーブアイランド・ベジタブルガーデン
http://www.herbisland.co.jp/

前回のダイアリーでもご紹介しましたが、「緑のおくすり箱」のご紹介をアップしました。
来年1月1日・新月からのスタートですが、今月開催される島根・松江のイベントや東京・麹町で
開催されるイベントで「女性のからだとこころを整える」「冬のからだを整える」のテーマで
少しご紹介するので、そこに先駆けてアップしました。
今回の新月は、来年にむけて心を定めるのにふさわしいタイミングです。
わたしにとって宇宙に宣言。
スタートしたらゼヒゼヒご利用くださいね。





11月9日~17日に島根・松江にて月をテーマにしたイベントに参加します。
exhibition & event 月夜の庭 at.松江
「月とつながる、手を結ぶ」と題して、衣・食・住の分野で活躍するクリエイターの方々が
月をテーマにしたさまざまな表現をするイベントです。
マヒナは、リアルショップで参加させていただき、緑のおくすり箱の小さなご紹介もします。
10日に会場に伺います。



マヒナマガジン「horoscop~お星さまのくすり箱~」でおなじみのみずさわすいさんの星のお話し会があります。
11月13日(水)19時~「星をよむこと。生きること」

セルフケアでも寄稿下っているフラワーレメディストの谷口みよ子さんが主宰している響探求会で開催されます。
来年、2014年はどんな年なの。そして各星座に関わる人々への影響は。
それぞれご自身のバース・チャートの全体像を見直しながら、自分自身の傾向や可能性を見つめて、来年に向けての新しい意識と気持ちを
みつけられる機会になるといいですね。

ゼヒ、ご参加ください。

http://spiritofbach.blog.fc2.com/blog-entry-25.html#more




 2013.10.19(Sat)「新しい企画、準備中です。」


秋も深まってきましたね。

さて、以前書いたダイアリーで我が家にある「緑のお薬箱」を
ご紹介したことがあります。(2012.12.13(thu)の記事
最近、市販で売られているお薬をできるだけ使わずに、
日々ご自身に起こりやすい症状や季節にゆれるからだに合う自然療法を
必要として探している友人によく相談を受けます。

わたしも、この夏、珍しく体調の不調和が続くことが多く
あらためて日々のメンテナンスの大切さや、自然療法を効果的に仲良く使っていくことで
症状が現れた時でも十分に役立ってくれることを実感しました。

この夏の暑さで、口内炎をはじめいくつかの粘膜の調子が同時に悪くなり
(ちょっと恥ずかしい箇所もあるのでこのくらいに留めておきますが・・・笑)
痛みと戸惑いから珍しく薬を使ったりしてしまいました。
でも、暑さで免疫が下がり、そのお知らせとして粘膜からのメッセージなので、
外から薬を塗ったり、飲んだりしてもなかなか症状の改善がみられませんでした。
そればかりか免疫が下がっているところに、普段飲まない薬を飲んで
胃腸や肝臓の調子が悪くなり、体調の悪さを引っ張ってしまうことに。
本来の原因を見つめると免疫が下がったこと。
そして、免疫が下がる心身の状態や生活のペースがあったこと。

免疫を回復させるには、心身の状態に合わせた生活をすること。
そして、免疫を高める食事やハーブをとることでした。
夏は、ネバネバ系のお野菜が粘膜を強化し、夏の疲れや熱をとってくれます。
粘膜、消化を健全にしてくれる酵素を飲む。
そして、睡眠やお風呂の時間を大切にすること。
引き算の生活にしながら、免疫をあげてくれるエキナセアのチンキ剤を
1日3時間おきに4回きゅっと飲んでみることに。
あらゆるできることをしてみました。
そうすると、翌日の朝には、口のなかにできていた
しつこくて痛みがひどかった口内炎がきれいに治っていました。
痛みで居心地の悪い数日間を過ごしていたので
痛みから解放されて本当に嬉しかったです。
からだが快適でいることってあたりまえのようですが、
本当に幸せでありがたいことです。
合わせて、活力のないだるいからだもシャッキリして元気が戻ってきました。
他、殺菌洗浄力があり皮膚疾患に効果を発揮する、
ラベンダーの精油を患部に塗ることで治まりました。

時々、こうして自分のからだに起こることで実験的に自然療法を試してみると
あらためてからだに負担がなく穏やかに治癒に導いてくれることを実感します。
そうして、自分のからだや自分が陥りやすい行動パターン、
そして、自分にとって必要な自然療法のアイテムを知って信頼を寄せることができます。
最近は、四季の変化が唐突で温度差もはげしく、
ゆるやかに気候に寄り添っていくのが難しくなってきました。
自身の心身に現れやすい状態や症状をよく見てあげて
からだの声やペースを聞きながら自分と仲良くなることがとても大切ですね。

近々、マヒナファーマシーで「緑のお薬箱」企画がスタートします。
からだとこころが仲良くなるサポートになるような提案ができると嬉しいな〜。
ただ今、準備を進めております。


マヒナマガジン「horoscop~お星さまのくすり箱~」でおなじみのみずさわすいさんの星のお話し会があります。
11月13日(水)19時~「星をよむこと。生きること」

セルフケアでも寄稿下っているフラワーレメディストの谷口みよ子さんが主宰している響探求会で開催されます。
来年、2014年はどんな年なの。そして各星座に関わる人々への影響は。
それぞれご自身のバース・チャートの全体像を見直しながら、自分自身の傾向や可能性を見つめて、来年に向けての新しい意識と気持ちを
みつけられる機会になるといいですね。

ゼヒ、ご参加ください。

http://spiritofbach.blog.fc2.com/blog-entry-25.html#more




 2013.10.05(Sat)「山に入って女性性を感じる。」


暑さからも解放されて、秋らしい空がすっと高く透明に広がって
思わず空を見上げて歩くことが増えてきました。
大好きな季節です。
すっかり秋の落ち着きのなかで、ようやく自分のペースを取り戻してきました。
みなさんいかがですか。

先日、この夏、月山での滝行に導いて下さった羽黒山伏の星野さんが
横浜の青葉台にある里山で講話会をされたので行ってきました。

山で修行を重ねてこられて、からだに詰まった知恵から語られる言葉は、
本能的なところに刺激と揺さぶりをかけられるお話しばかりでした。

どうして自然とつながることが大切なのか。
どうして山が日本人の原点なのか。
山とのつながりによってわたしたち日本人の精神性が脈々と築かれてきたこと。
そして、この困難な時代に、再びその精神性を取り戻すためのヒントは山にある。
こんなテーマのお話しから、あらためて日本人の培われてきた精神性を知りました。
そのお話しの全貌を書いてしまいたいのですが、やはり直接聞いてほしいです。
実は、来年の3月にお話しを聞けるイベントを企画しています。
近々、お知らせします。
そこに、ゼヒお話しを聞きにいらしてください。

なかでもとても印象的なお話しがありました。

最近、修行する女性が増えていて
山に入って修行をすると女性本来の野生が蘇ってくる人が多いそうです。
実践の場で月のものと当たってしまって、
初日は辛かったそうですが、2日目には辛さがなくなり
子宮から熱いエネルギーがわき上がり元気が溢れてきたそうです。
この夏の修行を通してこのような体感した女性が数人いらっしゃったようです。

旧暦のこよみで生きてきた時代は、
月の満ち欠けのリズムと女性性の野生がちゃんと同調していたのでしょう。
それが、太陽暦の時代に入って本来の女性のからだに合った
月の満ち欠けの暮らしではなくなり、
その野生性が閉ざされていったのかもしれない。
体験談を語る女性たちをみて、星野さんはそう実感されたそうです。

明治以降、旧暦から太陽暦に変わったカレンダーによって、
現代人のわたしたちのからだと意識が、月のリズムとかけ離れた暮らしになってしまっています。
でも、こうして実体験のお話しを聞くと、時代や暮らしの変化はあっても
脈々と変わることない本来の女性の営みがあり、
それとともに感情や女性性の憂いやゆらめきがあることは、
とても自然体であたりまえのことなのですね。
生理がくることを慈しめなかったり、女の部分が恥ずかしくて隠したくなったり…
よくそんな話しを聞くことがあります。
実は、そこが一番本来の女性の自然体なところだし、
認める大切なところだったりするのでは。
山のなかに入って体験しながら、そうした隠れた本来の女性性がわき上がる。
それは、あたらしい自分に出会うことであり、
目に映る世界や受けとるこころが軽やかに変わっていく気がします。
お話しを聞いてるだけでワクワクしてきました。

この夏、月山に通うことで少しその感覚をのぞくことができましたが、
来年は、その経験をどっぷりしてみたいものです。



 2013.09.19(Thu)「月に思いを馳せて ハワイの月の女神・ヒナのお話し」


夏の暑さも落ち着き、秋の恵みを感じ始める頃に現れる9月の満月。
五穀豊穣の恵みを感謝する特別な満月ですね。

先日の連休は、台風で思いがけずゆっくり過ごせて
この満月に思いを馳せながら、自宅にある月の本をめくってました。
本のなかにある月に気持ちを寄せるだけでも
ゆったりした本来の時間の営みになるから不思議です。

今日は、その月の本で紹介されていたハワイの月の女神・ヒナの話しを思い出したので
少しご紹介をします。

ヒナは、ハワイの神さまのなかでも月の女神に象徴されるように
女性性、女神性のシンボルのような神さまです。
伝説のなかで、良妻賢母でよく働き、愛にあふれる心優しい女性として登場してきます。

昔、ヒナというとても働きものな女性がいました。
家族のために、毎日、一生懸命タパ(樹皮から作られる布)作りをしていました。
家族の誰も彼女をねぎらってくれるものはなく、
夫は次から次へと仕事を言いつけます。
ヒナは、疲れ果てて「どこか休めるところに行きたい」と言いました。
するとその声を聞いた虹が、天に届く橋をかけてやりました。
ヒナは太陽のところにいって休もうと虹の橋を登り始めました。
ところが、太陽の熱が暑すぎて、途中までしかいけませんでした。
ヒナは、「そうだ。お月さまのところに行って休もう。」
大事なものを入れたひょうたんを持って虹の橋を登って行きました。
途中気がついた夫が、ヒナの足をつかまえて引き戻そうとしたため、
ヒナの足はちぎれてしまいました。
それでもヒナは足をひきづりながら橋を登り、
なんとか月にたどり着くことができました。
月は、ヒナの終の住処になり
タパ作りをしながら平和に暮らしているとさ。

ハワイでは、月を見上げるとヒナと彼女のひょうたんが見えると
言われているそうです。
月の満ち欠けがあるのは、ヒナが時々かじるからだそうです。
なんともかわいらしいですね。

ハワイには、満月はHoku(ホク)、三日月はHoaka(ホアカ)、新月はHilo(ヒロ)と
月の満ち欠けを表す名前があります。
月は、ハワイの人にとっても暮らしに重要な存在だったのですね。

こうして、月にまつわる神話は世界各地にあります。
とてもシュールなものから、クスッと笑えるかわいらしいものまで。
月と太陽は、誰の頭の上にも平等に変わらず現れて、
さまざまな土地で暮らす人が思いを馳せて共に生きてきたのですね。


「月の下で」 森光伸 光村推古書院編集部
この本は、とても写真がきれいでさまざまな月にまつわる神話や、
写真とともに先人たちが思いを綴った俳句や和歌などが素敵に紹介されています。
月の奥深い神秘を感じさせる本です。


11月9日~17日に島根・松江にて月をテーマにしたイベントに参加します。
exhibition & event 月夜の庭 at.松江
「月とつながる、手を結ぶ」と題して、衣・食・住の分野で活躍するクリエイターの方々が
月をテーマにしたさまざまな表現をするイベントです。
マヒナは、リアルショップで参加させていただきます。
遷宮を迎えた出雲に訪れるのがとても楽しみです。
また、イベントの詳細を随時お知らせしていきますね。



 2013.09.05(Wed)「ちいさなたびふくしま フラワーエッセンスの会にて」


秋の風も感じるようになりましたね。
昼間は、湿度のある暑さもまだありますが随分過ごしやすくなりました。

先日の週末に、兼ねてから活動している母子支援プロジェクト・ちいさなたび
の活動のために福島に行ってきました。
昨年の秋に、福島でヨガのクラスを開催してから2回目になりますが、
今回から、以前ちいたびに参加されていたお母さんたちが集まって
福島支部を立ち上げられ、初めての福島での開催になりました。
これまで参加者としてちいたびに参加されていたお母さん方が、
今回からスタッフとして一緒に活動する側になられて
わたしも感慨深い嬉しい思いで福島を訪れました。

今回は、マヒナのセルフケアでの寄稿して下さっている
フラワーレメディスト・谷口みよ子先生を講師に
お母さんたちに向けてのフラワーエッセンスの1日クラスです。

会場は、福島市内のなかでも線量の低い、びっき山にある
緑いっぱいの森に囲まれた気持ちのよいカフェ「空cafe」さんです。
目の前には、春には水芭蕉が咲くびっき沼、珍しい杉の木がたくさんあり
とても静かで美しい場所です。
ちなみにびっきは、東北弁でカエルのことだそうです。
なんともかわいいです。

参加者は12名、お子さん、スタッフを入れると30名近くの
にぎやかな会になりました。

今回は、福島でのはじめのフラワーエッセンスの会ということで、
フラワーエッセンスを知って頂き、そして体感して、
さらに、それを持ち帰って日常で具体的に使って頂いて
ご自身の変化を内観して感じて頂くことをお伝えする
プログラムとなりました。

カードを使ったお花のガーデンから、それぞれ気になるお花を選び
そのお花を選んだイメージをきっかけに、心にある思いや気になることを
みなさん積極的にお話しされました。
自分以外の方々のお話しを聞くことで、内側の気づいていない
隠れた思いやテーマをみつけることができ、
とても深いシェアリングの場になったと思います。

そこで選んだお花の自分用オリジナルのレメディーを作り、
からだに塗る5レメディークリーム、
そしてスプレーで使うラディエーションレメディーの
3種類をお持ち帰り用にそれぞれ作っていただきました。

ご自身で選ばれたレメディーは、シェアされた内側にある感覚や感情を
その方のペースで癒す働きがあります。
5フラワークリームは、腰のあたりに塗り、腎臓に潜む、
恐れや悲しみのエネルギーをリリースしていきます。
震災の出来事は、日々の暮らしやこころの水面下に根深く影響していると思います。
でも、ご自身の暮らし、そしてこの土地で生きている
「今に、いること」
にしっかり根ざされている、とても力強いものを感じました。
今回の体験とフラワーエッセンスの光が、みなさんの心に共鳴して
よい働きをしてくれますように。
また、来年、ふくしまに行きます。



 2013.08.21(Wed)「再び、月山へ。はじめての滝行。」


7月の新月に、はじめて出羽三山を巡り念願の月山に登拝してから
感動が覚めやらないうちに再び、月山へ。
前回、素敵なご縁をいただいた山伏の星野さんに導かれて、
瀬織津姫が祀られている濁澤の滝へと滝行のために訪れたのでした。

そもそも、前回、星野さんにお会いしたとき、
「感じたことはとにかくすべてやってみるのがいい。頭で考えるのはやった後だよ。」
と、はっと目が覚めるような言葉を頂きました。
ついつい頭で考えすぎるわたしの心に深く深く突き刺さって、
なにか大きな後押しをいただいたような気持ちに。
そうして、すべての素晴らしい巡り合わせで、
再び、新月にこの地に来ることができたのでした。

宿泊先の宿坊「大聖坊」から朝5時に出発して
羽黒山出羽神社での音楽奉納のために訪れていたアーティストの方、
地元で山伏修行をされている方、友人、7名での出発です。
先だっての豪雨の影響で土砂崩れが起こっているがたがた道に
揺られながら車が入るぎりぎりのところまで入り、
そこから滝までは、歩いて約1時間くらい。
いよいよ、どんな道のりで念願の滝を目指していくのか
緊張しながら大きく気持ちが高鳴っていく。

山に入ってすぐに想像を超える道なき道。
一歩一歩の足の運びを確かに、木や枝に摑まりながら
歩みを進めていかなくてはいけない険しい道。
熊の通った形跡と星野さんの長年辿られている記憶を頼りに、
草や枝をかき分けながらとにかく無になって歩くことに集中する。
歩き始めて早々に、沢で足をすべらせて下半身びちょぬれ。
不思議なことに、一度、濡れてしまったら急にどうでもよくなる。
もう、濡れようが汚れようがそんなことおかまいなし。
とにかく、滝にたどり着くことがなによりも大事。
ふと、日常でもたいていどうでもいいことに気や時間を使って、
無意識に些細なことにこだわってしまってる自分に気づく。
まるごとの自然のなかでは、大事なことしか感じなくなる。



木や枝に助けてもらいながら、ようやく滝が見えてきた。
新月の時間に合わせるかのように濁澤神社にたどり着く。
目の前にある岩肌から糸のようにすっと伸びた3本の滝。
なんて、美しいのだろう。
登ってくる過程が大変だったせいか、
宝物をみつけたような、大きなギフトをもらったような
そんな特別なものに出会った嬉しさに包まれた。
本当の聖地は、簡単に人が行けないような隠された場所にあるのですね。

沢で転んだときの水の体感と違って、
山の上流にある滝の水は足先が凍りつきそうなほどの冷たさ。
ぐっと、歯を食いしばって滝のなかへ。
わたしのからだに激しく打ちつけ流れ落ちる霊水。
こんなに自然のまるごとをからだに受ける経験ははじめて。
ものすごいことです。
体感もそうですが、こころの内側にどーっと雷が落ちたような衝撃。

「自然のあるがままを受け入れることは、自分のあるがままと共にいる。」
それって、自分の野生を受け入れ自由になるってことなんだろう。
野生ってなんだろう。
今の都会の暮らしは、システムや電気に支配されていて
肉体=野生から離れて、どうしても頭=思考が勝ってしまう。
本来、人は、自然にある木や水や森の営みと共に生きてきて、
そこには人間のように観念や余計な感情がなく、
ただただ自分の命を生きている彼らから生きる源をもらって、
すっとありのままでいられたのだろう。
今は、人間がその暮らしから離れて、人間の世界で生きている。
直接からだに訴えかけてくる滝行は、
本来わたしたちがいた自然に帰る、
人として女性としての源が目覚めゆくものがたくさんある。
そしてここに祀られている水、滝の女神・瀬織津姫の原始的な命の源、
女性性の大きなエネルギーが、より中心に後押しをしてくれているように思う。


「今、ここにいる」
わたしの内なる野生のはじまりを感じながら、
生きる源が光となってからだの真ん中を大地から
すっと、天に向かって伸び上がってゆく、そんな気持ちよさを感じました。
まるごとの自然のなかに身をおくことで、眠ってたところが動き始めた。
なんだか、わくわくしてます。


午後から羽黒山出羽神社で、滝行をご一緒したクリスタルボールのももよちゃんと
キルタン奏者の堀田さんの音楽奉納に立ち会わせていただいた。
一連の正式参拝から音楽奉納まで、特別な経験をさせてもらった。
クリスタルボールの音が響き渡り木々やそこにある元素と共鳴して、
本当に美しい世界でした。
演奏しているおふたりを中心に、天と地を結ぶ大きな光の柱がみえました。
大きな愛のエネルギーで包む、つなぐ、
祈りにも近い癒しの大きな波動。
優しい音に包まれながら感動しました。
たくさんの人に聴いて、触れてほしい世界でした。

本当に素晴らしい体験と出会いに溢れた1日でした。
新月でたくさん出会った経験と、そこからはじまった流れを味わって
この満月でこころに刻むことができてお腹がとっても温かいっ。
この経験と出会った方々に、深い感謝を込めて。
ありがとうございました。




2013.08.07(Wed)

せみの声もどんどん活発になってきて
夏も中盤に差しかかってきましたね。
夏のエネルギーの高揚とともに、
アクティブになりすぎてついつい飛ばし過ぎてしまいます。
そのせいか、気持ちは元気だけど夏の疲労でからだがもやもや。
少し意識をからだに向けながら小休止です。

もやもやの原因は “夏の冷え”。
上半身は熱がこもって熱く、下半身はいつも冷えている状態が
夏の冷えの特徴です。
昼間は、ついサンダルをはいたり、冷房にさらされることで冷えが足元に集まります。
ふくらはぎや足首が固くなって冷えが溜まっています。
足がツッタリしやすいのも冷えのせいです。
上半身は薄着にしても、下半身に冷えが入り込まれないような
ケアがとても大切です。
夏の冷えは、一番やっかいです。
うっかり、冷えをひっぱってしまうと秋以降の
体調不良につながります。

昼間の行動的な時間帯は、気分も高揚しているので無意識ですが、
夜の温度差のなかで冷えが停滞していきます。
寝る前の夜のケアが一日の冷えをとる大切な時間です。

「その日の冷えは、その日にとること」
一年中、気にかけていることです。

足浴やお風呂でしっかり冷えをとること。
睡眠中もお腹から下が冷えてしまうので、
はらまきやレッグウォーマーはかかせないです。
わたしは、タケフのレッグウォーマーがお気に入りです。
肌に空気のようにふんわり寄り添ってくれる感じで
暑くなくさわやかです。
そして、余裕があれば、朝の半身浴ができれば完璧です。
湯船に栓をして、お湯で汗を流しながら少しずつ溜まってきたお湯で
下半身を温める。
その時にふくらはぎのマッサージや足首をまわしたり指先を揉んだり
忙しい時間でも10分以内でできることです。
これで夜の冷えがとれます。

これから夏本番。
夏の冷えに負けず、健やかなからだで元気に
楽しく夏を満喫したいですね。

今、発売されているクーネル(発売・マガジンハウス)で
夏の快眠というテーマで取材をしていただきました。(P63掲載)
アロマで、昼間の高揚した気分を落ち着けて涼やかに睡眠導入する
お話しなどもさせていただいてます。
本屋さんで見かけたらゼヒご覧になってみてください。
夏のムシムシした寝苦しい夜を快適に過ごせますように。
http://magazineworld.jp/kunel/


そして、前回の新月に更新したヒーリングメッセージで素敵なお話しを聞かせてくれた
小川敦子さんが主宰されているお洋服のブランド・moaniさんのアトリエ展が
11日まで鎌倉・Atlier Kikaで開催されています。
マヒナのハーブティーやコーディアルも扱っていただいてます。
わたしも、小川さんに見立てて頂いて素敵な藍染めのお洋服を手に入れましたっ♪
まだ、間に合いますっ。小川さんの女性らしい気持ちのよい世界に刺激されます。
http://www.silverspace.net/ak.html

マヒナマガジン・小川敦子さんインタビュー
http://www.mahinapharmacy.com/interview11.html






2013.07.23(Tue)


7月の新月に月山に登拝してきました。

山形・鶴岡にある月山は、羽黒山、湯殿山からなる出羽三山の象徴的な場所で
古来から祈りを捧げられてきた霊山です。

5年前からことあるごとに気になっていたのですが、
山登り、アウトドアが苦手なわたしにとって簡単に行ける場所ではなく、
ようやく念願が叶い、月山を良く知る友人に導かれる旅でした。

羽黒山の麓にある山伏の星野さんの宿坊「大聖坊」に宿泊して
月山登拝の朝、星野さんの吹く力強く響き渡るほら貝の音にはじまる
朝のお勤めをご一緒させていただきました。
はじめての体験。
清々しい祝詞で心身が清められ、山に入る準備が整いました。

月山は、月の神さま・月読命が祭られています。
月にインスピレーションをもらってマヒナ(=月)ファーマシーをはじめてから、
月の神さまが住んでいる月山へのあこがれが高まりました。



霊山と呼ばれる印象から、厳粛で厳しい山をイメージしてましたが、
厳しさよりもとても神秘的で柔らかな女性的なものをたくさん感じました。


風、雪、霧、水、そして青々とした植物の生命力。
山の峰を超えながら、物語のページをめくるように
風の世界、雪の世界、霧の世界、植物の世界が現れる。
それぞれの世界が深くつながりあって、全身で体感させられるのです。


まだ雪が残る平原のそばに、青々とした瑞々しいみどりの植物が
生い茂ってゆさゆさ風になびかれている。
植物のことばが理解できれば、きっとなにか語りかけてきてるのだろう。
雪とみどりの植物が同じ場所に存在してる光景を見るのもはじめて。
残雪が広がるなかに、腰を下ろして気持ちよく休憩する。
ちっとも寒くない。
日常ではありえない不思議な世界。

同じ山のなかで、こんなにもさまざまな自然の世界がつながって表現してる。
下界にいると寒さ、暑さ、すべてが激しく体感する自然の摂理が
ここでは一定の和のなかですべてがおだやかに循環しているように感じる。
きっと、この世界をつなぐのは、山の内側に脈々と流れる水の世界。
水の世界とはぐくむ月のエネルギーで
月山特有の自然の生態系「いのちの源」がかたち作られているのだろう。
大いなる月の神さま、水の神さまが確かに存在している。


頂上にある月山神社は、霧に包まれてこの世とは思えない
幻想的な世界に満ちている。
月を象徴する月読命は、死、海、魂や命の再生、蘇りの世界を司るとされている。
亡くなった命の祈りの場所でもある。

黙々と歩きながら、月山のエネルギーを全身で感じて
とても日本的だと思った。
静かにはぐくみ和合する、和の精神。
たくさんを語らずとも、そこにある間や空気感を察して相手を思いやり、
すっとできることをしていく古くからある日本にある美しいこころ。
その和の生態系がここにある。

あらためて、ここで感じたことから心に刻むことがたくさんある。
日本人としての原点を考えさせられる。
また、帰ってきたい。
月山で感じたことをリフレインしながら、わたしにとって特別な聖地になる。
今回の旅を導いてくれた友人に、現地で出会った方々と場所に、
感謝の気持ちでいっぱいです。




2013.07.8(Mon)


「こころ」「美しさ」「からだと食べること」
セルフケアの読みものがはじまって3人目の方からお話をいただきました。
今月は、マクロビオティックや整体のお仕事をされてきた
フラシスターズでもあるひろえまりさん。

セルフケアのゲストの方々は、その道のプロの方としてお仕事されていますが
はじまりは、からだを壊したり、自分らしく健やかな生き方を模索したり。
なにか自分自身と向き合うきっかけがあって
学びがはじまられたのだと思います。
自分にあうものをみつけ、そのことを通して学び、セルフヒーリングをしていくなかで
深まっていき少しずつ自分らしい健やかさをみつけ、
伝える、教える側になられているのだと思います。
この読みもので、わたしが一番興味深いと感じているところです。

具体的に役に立つ方法や知恵を教えていただくことは、
日常的にとても具体的で参考になります。
でも同じくらい、自分が健やかにいるために自身と対話したり模索したり、
泣いたり笑ったりしながら。
自分らしさをみつけていく、人それぞれのストーリーを知ることから
教えられることや勇気をいただくことがたくさんあります。

心地よさや心地悪さ、大事にしたいことそうでもないこと、
もたらされているテーマや起こるできごと、
そしてそれを解決していく方法や目指す道、すべて人それぞれです。
いろいろあっていい。

自分から湧き出る声に耳を傾けていくと
自分が必要とする人や知恵との出会いが、かならず身の回りにあります。
それをめんどくさがらずに、好奇心をもってよーく感じてつながっていくと
閉ざされた扉が開くように、凝り固まった視点から新しい風が吹き込んできて
背中を押されることがちゃんとあります。

それは、ちいさなきっかけでもとても大きなギフトです。
それを見落とさない柔軟なこころをいつも持っていたいですね。




2013.06.23(Sun)

月1回、気分転換とからだメンテナンスに谷中に出かけます。
気功仲間に紹介してもらった酵素風呂が最近の一番のお気に入りの場所です。

酵素風呂ってなに?って、砂風呂的なもの?
最初は様子が分からぬまま連れられてきましたが、
建物の入り口から、ほっこりと米ぬかの香りがふんわり漂ってきて
不思議な懐かしさとどこか日帰り温泉にでも来たようなのんびりした空間。

酵素風呂は、100%米ぬかを使用していて、人が入るくらいの木の箱のなかに
たっぷり温められた米ぬかが敷きつめられていて、
そこにすっぽんぽんになって横たわっていきます。
大切なところだけ(笑)、自分で米ぬかを集めて隠すと
あとは、米ぬかたちが効果的に働いてくれるようからだのラインにそって
しっかり覆ってくれます。
このなかに入っているのは、だいたい15分くらいですが
からだの奥から猛烈な汗がでてきて、冷えているところや不調和なところが
じんじん反応していきます。

酵素風呂は、発酵文化の日本ならではの民間療法です。
たくさんの微生物とその分泌する酵素が生きていてからだを温め、
同時にこの微生物や酵素を全身に浴びることで免疫力や自然治癒力を強化してくれます。
からだの芯から温まって、お風呂からでたあとの汗の量ったら。びっくりします。
からだの奥に溜まっていた悪いものが押し出されてきているようです。
お風呂上がりといえば、温泉の体感と比べてみると
よりからだの重心やエネルギーが地面に近い感覚で下にさがって
ずっしりとからだがグラウディングしてる感覚。
第三チャクラの奥から広がって、吐く呼吸に厚みを感じます。
そういえば、ここまでの体感はないのですが、
発酵ものを食すとからだがほっこり落ち着くのもそういうことでしょうか。

日々の健康管理、維持のために来られている方だけではなく、
がん治療と平行して、その他、慢性疾患に悩まれているたくさん方の
サポートになっているお話を聞くとほんとうに感動します。

個人的には、からだメンテナンスだけではなくお肌も髪もすべすべになるのも
とても気に入っています。
その日は、全身、なつかしい米ぬかの香りをつけての帰宅になるのも
合わせて気に入ってるところです。(ほっ)

お風呂に横たわっているときの一番のお気に入りは、
目の上にも米ぬかをおいてもらって、それを静かに感じていくと
毎回、面白い映像が浮かんできます。
お尻に光がついたたくさんのほたるが飛んでいたり、
大地が米ぬかでわたしのからだが植物になったような、
土と一体になったような体感やら・・・。
微生物が動いているって想像しながら、この不思議を感じる瞬間が一番の楽しみです。
っと、細々とお気に入りを並べ立てましたが、からだのメンテナンスだけではなく
気分や感覚の自由さも味わえるのもリフレッシュの醍醐味です。

以前、友達が作ってくれた米ぬかホットウォーマー。
時々くる生理痛、胃腸が固くなった時、冷えが気になる時・・・
一年中、使える大切な必需品。


谷中酵素
http://www.yanaka-kouso.jp/




2013.06.09(Sun)

そこはかとなく湿度の高まりと共に
本格的な梅雨入りの気配を感じてきましたね。

うっかり昼間は汗ばむ暑さを感じていても夜のひんやりした寒暖の差に
湿度にからまった冷えがとても気になります。

なんとなくからだがまったりしたり、情緒が安定しずらかったり
むくみがちになったり、腰痛、偏頭痛が続いたり、めまいや三半規管の調子が悪くなったり
からだがしゃんとしない状態に陥っている方も多いのでは。
梅雨の季節は、天気や陽気が変わりやすく気圧の変化が激しいので
意外に体調管理がとても難しいのです。

わたしたち女性のからだは、湿度にからまった冷えや低気圧に
特に影響を受けやすいので、日々のちょっとした心がけで乗り切りたいものです。

東洋医学では、体にためこんでしまう余分な湿気(水分)のことを湿邪といい、
湿邪によってさまざまな不調があらわれます。
この季節に、からだの不調に陥る原因になります。
湿気は重く、下に溜まりやすいので特に下半身のむくみや水太り、だるさ、
関節痛や頭痛、胃腸の不良など、余分な湿気が原因で血や気の流れを
滞らせてしまうことで不調が起こります。
そして、そもそも高温多湿の気候風土で暮らす日本人は
皮膚からの水分の発散が難しい体質とされているので、
余分な水分は尿からの排泄がほとんどです。
特に湿度と冷えがあるこの時期には、尿からの排泄に重要な腎機能が
低下しやすいのです。

できるだけ、からだを冷やさずに温めることで、
体に溜まった余分な湿気を取り除いて排泄することがとても大切です。
蒸し暑さに反応して、足首、ひざ、ひじなど関節を出す涼しい格好は
からだに冷えを取り込んでしまいます。
口にするものは、冷たい飲み物、生ものを控え、
腎臓に負担をかけない利尿効果のあるものが良いようです。
食べ物は内蔵に負担をかけないよう軽やかにしましょう。

お洒落でサンダルをはきたくなるし、蒸し暑い日には冷たいものも取りたくなりますよねっ。
日々たくさんのことはできないので、寝る前の生活のリズムに気遣うことでも
心身の調整の助けになります。
内蔵に負担をかけないよう夕食は軽くにとどめ、
からだの冷えをとり自律神経を安定させるのに湯船にゆっくり浸かるお風呂タイム。
1日の冷えたところは、その日のうちに冷えを取っておくイメージです。
まったりしたこの季節は、半身浴でゆっくりお風呂に入るのがおススメです。
お風呂上がりには軽くヨガのストレッチをして寝る前に呼吸をしていく。

そして、わたしたちのからだは6~7割は水分なので
月の引力の影響を受けやすい満月と新月に浄化作用が高まります。
頭のうえに月がくる満月は、頭、肩、首などの発汗や呼気を通じて。
地球の裏側から月の引力が働く新月では、足腰など体の下部の方から、
尿、便、経血などによる排泄機能が高まります。
また、地球の面積の大部分を占める海に含まれる「塩」の働きが浄化の後押しをします。


今日の新月は、特にデトックスできるタイミングです。
こころとからだの浄化がすすむ日です。
今日は、いつもよりゆっくり。
1カップの海塩とラベンダーとジュニパーのエッセンシャルオイルと
(あれば1カップの重曹)を入れてお風呂時間をゆっくり過ごしたいと思います。
特に、梅雨の季節に滞りやすいからだの下部のデトックスにとても効果的ですね。
ゼヒ、お試しください。

今回のセルフケアの読みものは、植物を愛してやまない塩見さんが
日々実践されているビューティーレシピです。
月がわたしたちにどのように影響しているかを丁寧に説明してくださって
そのタイミングで実践、体感されている塩見さんのお肌はお会いすると納得ですっ!
月のサイクルをまず実感していただけると嬉しいです。
このレシピ、ひそかにわたしが知りたかったのです♪




2013.05.25(Sat)


先日、5月のセルフケアページで寄稿くださっているフラワーレメディスト・谷口みよ子さんが
主宰する響探求会にトークゲストで参加させていただきました。

“ALOHAのこころとフラワーレメディ”というテーマの会でした。

わたしがロミロミをはじめて、触れ合い学んできたアロハのこころについて
あらためて振り返り考えさせていただく機会になりました。

ALOHAのメッセージについては、色々な伝え方があります。

A 「Akahai」は、優しさや柔和さ。L「Lokahi」は、調和や和合。
O「Olu'olu」は、楽しさや快活さ。H「Ha'aha'a」は、謙虚さや慎み。A「Ahonui」は忍耐。

現在、分かりやすくそれぞれの頭文字に込められている意味が
メッセージとして伝わっています。

ハワイ語を知っていくと、その単語に込められている
愛のある深い意味に触れることばかりです。

ロミロミを学びはじめた時に、ハワイアンの先生に最初に教えられたことが
ALOHAです。

ALOHAの「ALO=顔」、そして「HA=息」という意味を持ち
古代ハワイの人たちが挨拶の時に顔と顔を近づけて、
鼻と鼻を左右にこすりあってお互いの息を交わしたことに由来するそうです。
ハワイアンにとって「息」は命であり魂であると考えられていて
顔と顔を向き合い、息を交わし、互いの魂を認め、スピリットを交換しあう。
他者に対しての究極の信頼の表現ですね。
そして、自分の息をからだの真ん中で感じて呼吸をすることで
自分のなかにある魂に信頼を寄せ、
呼吸をすることで宇宙や自然と繋がっている
一体感を感じることが愛の源です。
これが「アロハ」という言葉に込められた意味だと教えられました。

あらためてアロハとは・・・言葉にしようとすればするほどとても難しいのです。
言葉を超えて感覚の深いところで
温かで慈しみ深い優しさが広がっていて
安心して身をゆだねることができる大きな柔らかさを感じます。

ハワイに行くと飛行機を降り立った瞬間に体感する
大きくて柔らかな手で頬を優しくなでられているような風
胸が開かれ呼吸が自由になってとらわれがなくなり
からだの緊張をすべて消し去ってくれるような空気
父性のような大きさで大丈夫だよって見守ってくれる山
いつでも、どんな時でも受け止めてくれる海
その土地に住み自然を信頼して身をゆだねて暮らすハワイアンたち。
ハワイに存在する自然とそこに住むハワイアンたちが、
ひとまとまり「ユニティ」の輪のなかで、大きな信頼と調和で生きている。
それそのものがアロハだといつも思います。

フラワーレメディーの開発者であるエドワード・バッチ博士が
世界はひとつながりである「ユニティ」という世界感をお花のちからを通して
メッセージしてきました。
そこには、アロハのなかに込められるメッセージや感覚に共通するものを
たくさん感じます。
そんな発見をたくさん与えてくれた会になりました。
そう、マイケルジャクソンは、愛とユニティのメッセンジャーでしたね。
きっと同じ世界です。

この響探求会は、エドワード・バッチ博士が伝える「ユニティ」という世界感を大切に、
世界のすべてのものは目に見えない「響き」を発していて、
この世界に存在するすべてが響きを通して影響しあい、ひとつながりにあることを
みつめて探求していく会です。
自然療法、占星術、さまざまな視点から、この世界観を探求していく
とても興味深い学びがいつもあります。
今回、素晴らしい機会を与えて下さってありがとうござました。




2013.05.10(Fri)


5月に入って新緑がきれいな季節になりましたね。
すーっと、初々しい草木の滋味の溢れる香りをからだに吸い込みながら
歩くのがとっても気持ちいいです。
めいっぱい深呼吸したいくなりますね。

今日からセルフケアの読みものがはじまりました。
5月の新月と満月にお届けするのは、レメディストの谷口みよ子さんが
伝えてくださるフラワーレメディーです。
繊細な人間のこころに、そして自然と宇宙とつながる大きな
働きかけをしてくれる素晴らしい自然療法です。
わたし自身、とても楽しみにしていました。。

わたしは、フラワーレメディーを使うようになって5年目になります。
ハワイ島のレメディーを自己流に使い始めたのがはじめです。
使い始めるまでは、こころに効く、感情を調和させるとはどんなものなんだろう。
透明なただの水のように見えるフラワーレメディーに対して
正直、半信半疑でした。

その頃、不妊治療をしている時期だったので心身とても悩ましい時期でした。
ホルモン剤や治療の影響でからだとこころが疲労して
自分を見失う日々を過ごしていました。
外的なところから心身の不調和が生まれていることは分かっていても
つい落ち込む方に考えが向かってしまったり、
根本的な自分の性格やこれまでの在り方まで
見つめ直すようになりました。
まるで出口のない部屋のなかをぐるぐると回っているようでした。
そんな時、以前から気になっていたフラワーレメディーを手にしました。
なんでもそうですが、気になるときこそ一番必要としている時期なのですね。

一般的には、レメディーを水にまぜて飲むことが主流ですが、
わたしは、お腹のマッサージにオイルと混ぜて使いはじめました。
子宮を労りたい気持ちとわたしのインナーチャイルドと対話したいという思いからでした。
ひましオイルにフラワーレメディーを混ぜて、インナーチャイルドに
ホオポノポノ(ハワイの伝統的なクレンジング方法)を通して話しかけながら
マッサージをしていきました。
2ヶ月近く毎日の寝る前の日課になりました。
マッサージをはじめて、おなかにしこりのような固い腱になっている箇所をみつけ
そこに話しかけながらマッサージを進めていくと色々な古い昔の記憶や
我慢していた感情が蘇ってきました。
その感情や記憶を通して、客観的にこれまでの自分を知ることがたくさんありました。
始めて3週間くらいは、涙が枯れるのではと思うくらい
毎日泣きながらのセルフロミロミでした。
まさに肉体との対話です。
わたしの涙の量とお腹の固さ、痛みが、滞ってしまっている
感情と記憶の排泄物と教えてくれて、フラワーレメディーが大掃除をしてくれているようでした。
こころのデトックスです。
その出来事から、ただの水のように見えてたフラワーレメディーの
目に見えないちからを確信して信頼を寄せるようになりました。

今も、日常の気持ちの調整、今はとても変化の大きな時期なので
フラワーレメディーをお守りのようにとっています。
自分のなかにある宇宙とつながる果てしない潜在的なこころに
レメディーの波動が“ポノ・正しい”状態に戻してくれる
大きなサポートになってくれているようです。

フラワーレメディーとつき合って、予想外のエピソードがいくつかありました。
このマヒナファーマシーのメッセージを頂いたのもエッセンスを飲んだ夜のことでした。
また追々シェアさせてくださいね。




2013.04.26(Fri)


年末に奈良吉野にある天河神社、丹生川上神社に訪れて
今回は和歌山へ。

今回は、高野山中腹の天野の里にある丹生都比売神社に訪れました。
紀伊山地の壁のなかにぽっくりと存在し、とても深い緑に囲まれた
日本昔話に出てくるような小さな里があります。
都会から離れて、日本の原風景に触れてのんびり暖かくのびやかな気持ちになります。
この集落が丹生都比売神社を囲むように存在し、その昔、神とここの地にいる
人々との調和した暮らしを感じさせてくれます。
東京に戻って、あこがれの白州正子さんも訪れて「かくれ里」という著作に
記されていることを知りました。

「周囲をあまり高くない、美しい姿の山でかこまれ、その懐ろに抱かれて天野の村は眠っていた。
 ずい分方々に旅をしたが、こんな閑かで、うっとりするような山村を私は知らない。」

1700年も前からこの地に鎮座する丹生都比売神社。
丹生都比売は天照大神の妹で、
弘法大師空海を高野山に導いた女神。
古来から高野山の鎮守社として高野山はじめこの地の守り神です。
高野山一帯がユネスコの世界遺産になった理由として、神と仏が争うことなく
融合してこの地を守っていることが大きいそうです。
こうしたこともこの地から感じる大きな調和のエネルギーなのですね。
丹生都比売さまの個性なのか、神社というよりも柔らかな森のなかにいるような。
ご神木のエネルギーもとても優しくて暖かで
木々の精霊がたくさん宿っているような場所でした。


丹生都比売は、災いを祓いのけ一切のものを守り育てる女神。
丹生は、水銀鉱物、水にまつわるそうです。
前回の市杵島姫命が祀られていた天河神社や丹生川上神社も
水にまつわる神さま。

近年、水にまつわることがとても気になります。
最近、兼ねてから気になっていた自宅の水を新しく変えました。
もやもやしたからだの疲れや、そこはかとなく心配してた気持ち
不安感から解放されたような気がします。
そして、水を変えてから普段起こらないような出来事がおこったりして
古いものが流されているようです。
体内の70%近く水分で作られていると言われています。
肉体のすべてを繋いでいるのが水なので、生命力の高い生きている水を肉体に入れることで、
これまでの心身の様子に変化が現れることは不思議ではないことです。
水にまつわる行きづらい神さま詣出に行く機会が与えられる
こともなにかのメッセージなのでしょう。
今年は、この感じるキーワードを紡いでいくのがとても楽しみです。

今回からセルフケアの連載が始まるとありましたが、
セラピストの方を迎えてのスタートは次回の新月からになります。
まずは、わたしがこのコーナーを始めたかったことをお話したいと思います。

そして、マヒナアニバーサリー企画のコーディアルなどご購入いただいた方々
ありがとうございました。
まだ、少し数がありますので気になる方プロダクツのページをのぞいてみてくださいねっ。




2013.04.10(Wed)


マヒナファーマシー、3年目になりました。

マヒナをはじめて、わたし自身が月の変化を意識した暮らしになって、
そのサイクルのなかで自分や自分をとりまくエネルギーに
これまで以上に敏感に丁寧に受けとるようになりました。
丁寧というか正直になったというほうが正しいですね。

あたまの意識や社会性が基本のうえで始まっていた考えや受け入れとめ方が
嬉しい、嬉しくない、悲しい、つらい、イライラする、ワクワク、
やってみたい、やりたくない、、、、
っと、まず、まっすぐで正直な気持ちを感じるようになりました。
シンプルに簡単になっていくということでしょう。
とてもパワフルなエネルギーの固まりです。(笑)
嬉しい気持ちが高まったときは、とても積極的な行動力が芽生えますが
ネガティブな気持ちに対峙するとき、とても重くて深くて苦しいのです。
過去の客観性というオブラートに包むことが少なくなって、
本能のわたしが無邪気にどーんっと顔を出してきます。
ちょっと正直すぎて子どもっぽくて、めんどくさいこともたくさんあります。
でも、心が回り道をせず、そのままでいつもリラックスしてるようです。
そう、呼吸が深くなってからだの力が柔らかく抜け、
ぼーっと安心して無になれる時間が増えました。
だんだんこのバランスがわたしらしく健やかになっていくのだろうと思います。

自然のサイクルに沿うことは、自然と共に呼吸をすることです。
共に呼吸をすることで、こころとからだもそのままの素直な状態にいられる。
素直=正直な状態でいることで、小さな緊張をたくさんしなくなったということ。
不器用になったり今までできたことが苦手になることもたくさんありますが
心が安心してリラックスすることってそういうことなのですね。
自分らしいってことですね。
わたし自身、こうして自分と向き合うセルフヒーリングの連続です。

そんな最近の自分をみて、あらためてハワイのことばが暖かく心に響きます。
ハワイで挨拶で使われるALOHAは、深い真理であり大切なメッセージです。
ALOHAの「HA」は、呼吸や息という意味があり、宇宙やすべての万物とつながり、
わたしたちが生きていくための大切な生命線です。
そして、ALOHAの「ALO」は、ここでは、正面、今、顔という意味を持ちます。

呼吸で宇宙や万物、大切なひとたちと近くでつながり
呼吸で自分とつながる。
呼吸をすることは、今に生きることであり
それは、過去でもなくいつだって現在であり、未来を呼び込む息吹なのです。

無意識にただ吸っている呼吸をこうして見つめてみると
呼吸をすることでたくさんのギフトをいただけることをあらためて実感します。

4月のパワフルなはじまりのおひつじ座の新月。
環境が変わったり、春のゆらぎと共に心が不安定になる時期でもあります。
そんなとき、あらためて呼吸をしっかりしてみてください。
呼吸を通して、自分のからだとこころのつながりを感じてみてください。
いつだって、呼吸で今にいることを感じて
確実に明日、未来に導かれているのです。
自分が今、ここに根を下ろしてしっかりいることを感じられると
軽やかに勇気がもてたり安心するものです。

さて、今日の節目にトップページを新しくしたり、満月からはじまる新しい読みもの
のご紹介をしています。
そして、ホロスコープは、今月から新月の更新になります。

さてさて、せっかくのアニバーサリーを楽しいものにしたいなっと、
productsのページでアニバーサリー企画をご紹介しています。
いつもは、サイト上で新月、満月の更新のメッセージでおつきあい頂いていますが、
マヒナが企画したコーディアルやハーブティー、みつろうクリームなどのマヒナの子どもたちを
ご紹介販売したいと思います。
よろしくお願いします。




2013.03.27(Wed)

春の暖かな陽気が満ちてきましたね。
昼間のひかりは暑いくらいです。
佐島にある古い家では、春になったサインのように
わたしの苦手な虫ややもりが動きだしてます。
どんどん陽気が高まっていくにつれ、
その小さな住人たちと家の至るところで遭遇していくことになりますが
これぞ自然と一体。
とはいえ、なかなか慣れないものですね、、、、。(苦笑)

春になると、こころも行動も軽やかです。
自然界の生き物たちもいきいきと生命力と躍動感を感じます。
活動的な季節到来です。
冬のあいだ、寒さからからだを守るために本能的に代謝機能が低下して
脂肪を溜め込んでしまっています。
それを、暖かな春になると溜め込んだ脂肪や塩分やアルコールなど
いらなくなった毒素を排出しようとからだも変化し始めます。
からだが動きたくなるので、いらないものを出して軽やかにしたいという
生理現象がうずうずしてくるのも自然なことですね。

その排出に活躍するのが肝臓です。
肝臓は、冬の肉体的なデトックスにも大切な働きをしますが
精神的、感情的なストレスや機微のコントロールにも
大きな働きをしてくれています。
春は、新しいことが始まったり、別れがあったり、
こころが揺さぶられることも多い季節です。
春らしい食べものを頂くことや気持ちをできるだけリラックスできるよう
意識的なペースを心がけるだけでも肝臓が健やかでいられます。
できるだけ油を抜いた食事、梅干し、レモン、お酢が効いたものなどの酸味
そして、たけのこやふきのとうなど山菜の苦み
とても肝臓をいたわる食材です。
そう、あと肝臓が元気でいる源は睡眠ですっ。
疲れたらとにかくたっぷり寝てくださいね。

占星術のお正月でもある春分の日を迎えて。
太陽が新しい軌道を歩み始め、新しいはじまりや区切りをつけていく
大きなエネルギーが働くとされる日です。
4月・おひつじ座の新月にむけて新しい躍動的な流れがはじまります。
後押しになるこの時期にこころもからだも陽気の高まりとともに
前向きに動けるよう調整をしていきたいものです。

満月を迎えて、これから新月にむけて欠けていく月に合わせながら
生のグリーンスムージーでデトックスウィークを過ごそうと思います。
暖かい季節のデトックスに最適です。
さて、今日からはじめるぞっ!


さて、ご報告。
お知らせしたイベントにマヒナの小さなハーブ屋さんで参加させて頂きました。
初の試みです。
出来上がったばかりのイトノワさんとのコラボのハーブコーディアル、
ドライハーブティー3種、3月の新月につくられたひかりのみつろうクリーム。
そして、この日のために特別に作っていただいたイトノワさんのローズマリーのスコーン。
慣れないこともたくさんあって、仲間にたくさん協力してもらいながら
なんとか限定・小さなハーブ屋さんを開くことができました。
お店に立ち寄って商品に触れて下さった方々、本当にありがとうございました。
マヒナの子どもたちが、暮らしに優しいひかりを少しでも放ってくれますように。





2013.03.12(Tue)

暖かい春の気候を感じるようになりましたね。
春のひかりと風は、なにか後押しをしてくれるようで元気がでます。

先日、久しぶりにマヒナで扱わせていただいている
蔵王のハーブ畑に行ってきました。
宮城と山形の県境に蔵王連峰が連なっていて、こちらは宮城側の蔵王です。
ここに来るのが本当に好きなんですよね。

蔵王連峰から湧き出る水が、とても瑞々しいのだと思います。
空気がとても澄んでいて、植物にとってちょうど良い環境なのでしょう。
ここのハーブたちは、きらきらした透明感のあるみどり色で
香りがとっても豊かなのです。
ここのハーブからひかりをいつも感じます。
ハーブは、特に、風と水、そして光の光合成で育っていくので
この土地の恩恵をたっぷり受けて、自然の完璧な循環のなかで育っているのでしょう。

まだこの季節なので、芽吹いたばかりの赤ちゃんハーブです。
もう、わくわくします!
これが、初夏頃には充実した光合成した元気いっぱいのハーブになります。


ローズマリーの赤ちゃんハーブ。


あらたに広大なハーブ畑を作られたそうです。
高台から蔵王の街や蔵王連峰が見渡せる最高の環境です。
この行列はカモミールたち。
そのまわりには、30種類近くのハーブの苗たちが埋め尽くされていて
夏は、大きな大きなハーブ畑になるんだな~。
一面のみどり色の世界と空気そのものがハーブの香りに包まれる・・・
想像するだけで素敵です。


今年、収穫されるハーブもとても楽しみですっ!

今回は、これから作っていただきたいハーブの打ち合わせも兼ねてお邪魔しました。

マヒナのハーブを扱って下さってる合羽橋にあるカフェ・itonowaさんと
ハーブの薬効を感じながら女性の暮らしのお供になるものがあるといいねっと
話していました。
そこで、ハーブのコーディアルを企画することになりました。
女性のおまもりのようなハーブ・セントジョーンズワート
毎日を元気にいられるよう免疫アップのハーブ・エキナセアやエルダーフラワー
レモングラスが入ったマヒナブレンド。
ただいま、試作を重ねているところです。
4月はじまりの新月に、itonowaさんとマヒナでご紹介していきます。


その前に、3月20日にマヒナマイクロスパがある麹町で
花咲く春の文化祭というイベントがあります。
キモノやしぼりたての日本酒やお精進カフェ、音楽ライブや人形劇、小さなショップ
などなど、春を和で楽しむイベントです。
そちらで、マヒナの小さなハーブ屋さんで参加します。
そこで、ハーブやできたてのコーディアル、ローズマリーのスコーン、
この新月に作られるひかりのみつろうクリームなどを販売します。

http://www.kojimachiclub.com/event/0320.html

ゼヒ、暖かな春を祝いに遊びにいらしてくださいませ。




2013.02.26(Tue)



満ちてゆく月を眺めていると、あくせくした気持ちやぐるぐる思考していることから
ふわっと、解き放たれます。
この2週間の自分はどうだったかな。
からだやこころが色んなことを受けとったり、味わったり、喜んだり、できたかな。
夜空を見ながら、今月の内側の満ち具合を確認してしまいます。

こころが満ちるって、嬉しかったり、いいことばかりでもない。
考えさせられることや、つらいこと、残念なことも。
正面から向き合いながら、なにか見つけられたり、あらたな自分を知ったり
あたらしい自分や視点を見つけられると
汐が満ちた夜の海のように
じんわりと静かに深~いところで味わえる気がします。

ことによっては、一回の満月までのサイクルで解決されず、
持ち越されたりすることもよくあります。
でも、こうして、新月からじわじわと満ちていきながら満月へ。
まんまるになった満月から欠けて、はじまりの新月に。
宇宙の時は、力強く流れているし
月を相手にこころと会話しながらひとつひとつ見つめて
整理していくのはとてもいい時間です。

満月は、日々、現実的なことにとらわれている思考や感情を
日常からリフレッシュさせたり整理するのにとても向いています。
今回は、乙女座の満月です。
乙女座のエネルギーに効果的なラベンダーの精油を使って
日常の思考から離れて心身のデトックスを
ちょっとしたおまじないでしてみてはいかがでしょう。

まず、ろうそくとラベンダーオイルを入れて火をつけたアロマポットを
ご用意ください。
いすに座って両足をしっかり床につけます。
鼻から吸って口からはく呼吸をゆったりしていきながら
自身を癒すことをしっかりイメージして、
息をはきながらからだの緊張をゆるまし呼吸を丹田に落としながら
リラックスしていきます。
ラベンダーの香りを感じ、からだ内側や全身にラベンダーの香りをまといます。
そして、呼吸を続けながら自分のおへそのあたりに
エネルギーが溜まっていくのを感じてください。
暖かさやエネルギーの高まりを感じたら、
両腕を前に伸ばしながらこのエネルギーを送り、
手首をぶるぶるっとふり払って大地に落とします。
落とすときにからだ全身をうでの動きに委ねます。
それをリラックスが感じられるまで何度か行ってください。
ラベンダーを手のひらに少しとって両手でこすり額に、
そしてからだのまわりのエネルギーをふんわりなでて整えてください。
最後に、気になること、こころのもやもやが取れないときは、
“わたしは、○○を許します。そして、それは消えるでしょう。”
(気になる対象のできごと、人、自分)
を宣言してみましょう。
自分、そして誰もが、すべての宇宙から愛すべき存在なのだと。
気になるできごとのすべては、良いか悪いか、違いに対しての
二次元的な世界にいるわたしたちの思い込みで、
大いなる宇宙の愛はその思い込みは必要なく
すべては、誰からも愛される赤ちゃんのような存在なのです。

お星さまのくすり箱から、自分に必要なエッセンスやヒントもゼヒお役立てください。
こころ穏やかな満月のひとときを。




2013.02.10(Sun)



立春を過ぎて春の光を感じられるようになりましたね。
春を感じられる日には、空の色も一段と明るくなって
広く遠くの景色まで広がってみえます。
春の気配に、無条件に心が明るくなりますね。

今年はじめのちいたびヨガクラスがありました。
昨年の秋からはじめていつものメンバーからあたらしい方もじわじわ増えてきて
とても暖かい会になってきました。

2月に入って季節的にもあたらしい1年のはじまりに
なまりきったからだに新鮮な空気を取り込んで生き返ったようです。

操先生のヨガは、からだの内側の感覚を見つめて
ヨガのポーズを使って光をいれていきます。
どんどんポーズをとっていくヨガと違って
静かで、ゆっくりで、小さな、小さな動きです。
そんな小さな動きでからだの奥の感覚がどんどんめざめていくのが分かります。
心身がのびていったり、固くなって制限があるところが自由になっていったり
内側に風がすーっと吹き込むようにスペースができて
気が自在に流れていく道ができるようです。
小さくて静かな動きだからこそ、肉体と感覚の繋がりを深く感じられたり
変化していく様子も実感できます。

操先生は、ヨガ歴30年以上の65歳くらいのお母さん先生です。
とにかく明るくてキラキラさん。
クラスは笑顔いっぱいでとってもアットホームです。
産婦人科で妊産婦さんたちのためのヨガクラスを長くやられて、
妊産婦さん、不妊の方、女性特有の病気を持っている方々などの
からだを長年みてこられました。
女性のからだやこころを良く理解されていて、
お母さんのような大らかさで、私たちに寄り添いながら教えて下さいます。
月一回のヨガですが、心身のバランスを取り戻せる大切な時間です。

女性のからだは、些細なこころの状態と影響しあっているので、
からだの心配ごとはこころの鏡だったりします。
冷え性、PMS、生理痛、婦人科の病気など、
こころとそこから営まれる暮らしが切り離せないですね。
あまり話さないけど、実は、気になってるからだのことってあるんですよね。
からだに起こっている症状と向き合うことはとても大切だけど、
不安で孤独を感じることもたくさんあります。
症状と一緒に、ふわっと隠れている感情や思いのようなものも現れてきます。
そんな、自分のなかに留まっているサインを
少しずつ見直せたりリリースできる場所があるのは
自分らしく健やかさを取り戻せるきっかけにもなります。

そろそろ春にむけて動き出せるよう、
からだの準備をしていくのにいい時期ですねっ。

めざめるヨガワークショップ
http://ewproject.exblog.jp/19378045/
月一回開催しています。
ご興味ある方はお問い合わせください。




2013.01.27(Sun)

益々、冷えが深まってきましたね。

新しい年になりましたが、まだ前の年の流れを引き継いでるような気配があります。
前向きにエンジンをかけていくのも楽しいですが、
2月3日旧暦の新年、立春を迎えるころまでは
慌てずに心身を整えてエンジンをかけ過ぎないペースも良さそうですね。

っと、わたくしは。
エンジンをかけたくても、ちゃんと寒さに同調して体調不良が続きました。
からだが今は休んで整える時と教えてくれているのでしょう。

そんな時、心身のメンテナンスのためにいくつかすることがあります。
日々の多少の不具合は、暮らしのなかでのセルフヒーリングでなんとかなりますが、
一線を超えてしまうと自分のケアだけではなんとも難しいですね。
そんな時に、自分のからだを良く知ってくれている
信頼しているセラピストの方々に調整をしてもらいます。
からだ、こころ、エネルギーに対して、自分に合うセラピストの方がいると
とても心強いです。
時には、他力も大切です。

今回は、友人でもあるロルファーのみほこさんを頼りました。
ロルフィングは、アメリカで生まれたワークで、
手のひらやひじで、筋肉や筋膜を呼吸や内側の動きとともに
整えていきます。
重力と調和して自分のからだにあった楽な姿勢や
動きに気づかせてくれます。

わたしがやっているロミロミは、オイルを使って特有のリズムで
からだ全体を流れるようにヒーリングを促していくワークなので、
独特のダイナミックさやエモーショナルな感覚が心身に残ります。

ロルフィングは、からだのバランスを乱している不具合を静かにみつけていきます。
その不具合のポイントを職人のようにきめ細やかに、
逃さずひとつひとつ丁寧に調整していきます。
最終的に、からだ全体が静かに整っていきます。
ロミロミのようなワークと体感が真逆ですが、
最終的に目指しているもの、からだが着地していくところは
とても近いように思います。
それは、別のスタイルのからだを調整するワークでも同じように感じます。
その感覚の違いがとてもおもしろいのです。
その時からだが求めている様子によって、合うワークやセラピストを選んで
サポートしてもらうのは、いつも発見があってわくわくします。

からだの不調和がありながら自分自身の内観をしたいとき、
ロルフィングを受けたくなります。
ロルファーの導きで静かにからだと対話をして気づきを得る時間は、
とても良い瞑想をしているようです。
おかげさまでようやくいつものバランスを取り戻せました。

みほこさんのロルフィングは、鎌倉、そしてマヒナマイクロスパでも
受けることができます。
おおらかで明るくて笑顔がとても素敵です。
ゆったりとからだを委ねられる素晴らしいワークを提供してくれます。

rand igloo
http://randigloo.web.fc2.com/

mahina micro spa
http://www.mahinalima.com/microspa.html




2013.01.12(Sat)



あけましておめでとうございます。
清々しく新しいはじまりを迎えられたことと思います。
2013年、はじめの新月。
特別な気持ちになりますね。

わたしの恒例の行事と言えば、
毎年、年末にピンときた場所や神社に行って、1年の浄化や内省をさせてもらい
新しい年を迎えることです。
今回は、極寒の奈良・天河神社に初めて訪れました。
この場所をよく知る友人とご一緒させてもらい
ひとりでは味わえないような豊かな旅になりました。

弁財天であり、水の神さまであり、大きな女性性のエネルギーに包まれた天河神社。
大神神社(奈良)に続く2番目に古い神社だそうですが、
きらきらした新しくて新鮮なエネルギーに包まれていました。
山の谷間からすっと整脈のような川が流れ、その中心にへそのように存在している神社。
山深い小さな田舎の村ですが、どことなく特別なエリアのようです。

滞在中どことなく体調が悪い。
そこにある、空気、水、風
普段体感しない、次元の違う濃いエネルギーを受けてからだの異変を感じる。
なんて表現すればいいのだろう。
水とは違う、羊水のなかにいるとこんな感じ?
普段の空気が薄まったジュースだとすると、ここは酵素がいっぱい詰まった
野生植物の原液を飲んで好転反応が出てくるような。
そう、以前、山の腐葉土のような漢方を煮だして飲んだとき
からだの奥から揺すられて、いるもの、いらないものとが精査されて
今までにない新しいからだの感覚が生まれて
悪いところが治ったことがあります。
その感覚にもよく似てる。

山から離れて行くとすっと体調も落ち着き、色んな思いが立ち上がりました。
大切なものはすでに自分のなかにあったのです。
家族であり、友達であり、自分がつながっているもの。
新しいことや外側に求めずとも
かけがえのない答えはすでに内側に備わっているのです。
それを丁寧に育む。
光とつながるには、自身がいつも喜びを受けとること。
心から喜びを受けとった時に、
いつでもどこでも誰にでも伝わることができる。
「愛でる」「受けとる」「育む」
まさに、陰のエネルギー・女性性の包容のチカラなのですね。
心からこのことに気づいたときに、
ふっと大きく力が抜けて思わず笑ってしまいました。

今、女性性の感受性がとても必要とされる時代にあると言われています。
社会に対して大きくそれを打ち出していくというよりも、
ひとりひとりが、自分自身や家族や仲間を大切に思いあう。
そして、ささやかな嬉しさや喜びを味わう。
きっと、一番こころ満たされる「幸せ」の感覚なのだと思います。

今日から、新しい読みものが始まります。
仙台でシュタイナー教育の自主幼稚園「虹のこども園」を営んでいる
ゆんた美樹子さんの新月更新の新連載です。
子どもたちと共に過ごす経験のなかで感じられた
わたしたちのなかにある“内なるこども”、そしてそれを育む“女性性のちから”を
リアルで力強いメッセージを伝えていただきます。

今年も、マヒナファーマシーよろしくお願いいたします。




2012.12.28(Fri)



冬至も迎えて寒さも深まってきましたね。
今年は、友達から頂いたゆずをお風呂に入れてゆず湯を楽しみました。
季節のささやかな行事を体験すると、その季節と一体となって味わいが増していきます。

さて、今年最後のマヒナ更新になります。
年越しに向けての準備をしながら、今年を振り返っています。
例年に比じゃないくらいのスピードで駆け抜けたこの1年は、
新しい変化や繋がりの経験がたくさんありました。
みなさんはいかがでしたか。

ちいさなたび(福島のお母さんや子供さんと過ごす週末保養プログラム)や
マヒナファーマシー、再開したロミロミ
たくさんの人と繋がって、今できること、やりたいと思っていることが始まった1年。
どれも相手に向けてやっていることだけど、伝えたい相手、関わる仲間、家族を通して、
自分を知ることや教えられること、
そして嬉しさや感動をもらう機会の連続でした。

これまでもひとりで生きてるわけではないと思っていたけど、
震災後の日々は本当に共に支え合ってつながり合うことで
自分らしく生きていくエネルギーをもらっているんだなっと実感します。

どうしようもない気持ちになったとき、嬉しく感じられなくなったとき、
思いぐせや自分のことが分からなくなるとき。

やりたいことがあるとき、楽しさが膨らむとき、心が満たされるとき。

無意識のこころの壁や死角になっているところを
気づせてもらったり。

ひとりじゃなかったな。
まわりにいる人たちとのつながりのなかで、わたしのなかが動いてる。

そうだ、そうだって、気づけたり、受け入れた瞬間に
嬉しく感じる世界はどんどん広がっていく。
ひとりでは広がらなかった世界。

まさにアロハの心がわき水のようにからだ中に広がっていく。
そんな感覚に気持ちを寄せていくと、大きな信頼のエネルギーが満ちて
すべてのものが愛おしくなります。
そして意味もなくワクワクするのです。

日々、こうして心を解き放つ旅はこれからも続いていきます。
でも、今日よりは明日、去年よりは今年、さて今年より来年。
幸せのかけらはすでに自分のなかに、身の回りに
そう、すぐそばにあることを忘れない。

満月を迎えながらしみじみ暖かい気持ちになっています。

今年も有意義な1年でした。
この1年、マヒナとつながって下さってありがとうございました。
たくさんの感謝を。
心暖かい年越しを、心新たな新年をお迎えくださいね。

マハロ


2012.12.13(thu)

先日の地震、怖かったですね。
渋谷のヒカリエの上階でお友達とお茶をしているタイミングでした。
ビルの上階なので大きくゆれて、予想以上に緊張が走り怖さが心身に残りました。
レスキューレメディーを飲んで落ち着きましたが、
瞬間、たくさんのことを考えました。
3・11を体験をしたこと、そのような場所に生きてることを
あらためて忘れてはいけないのだなっと深く感じました。

今年もわずかですね。

師走の忙しさとともに1年の疲れがでて心身ともに不調がでてる方も多いのでは。
最近は、風邪や胃腸の調子が悪い元気のない友達も多いです。

病気が流行りそうな季節や自分の年間のバイオリズムで不調になりそうな時期は、
先手のケアがとても大事です。
たとえば、乾燥や冷えのきつい冬やアレルギーっぽくなる季節、
自分の不得意な季節やなりがちな症状を覚えて
病気になる前、もしくは初期の心身の不調和を逃さないように
ご自身に寄り添って変調を感じていくことで大事にいたらないですね。

日常的に西洋医学のお薬を飲むのをやめてから、我が家にはみどりのお薬箱があります。


みどりのお薬とは、ハーブや漢方など植物のお薬です。
風邪に効くエキナセア
アレルギー症状に効くネトル
自律神経や生理トラブル用にセントジョーンズワート
生理痛対策にチェストツリーとラズベリーリーフ
頭痛に効くフューバーフュー
お酒対策にうこん
傷や口内炎など万能に使えるプロポリス、ひましオイル、カレンデュラクリーム
フラワーエッセンスの5(レスキュー)フラワークリームとエッセンス

使い方は、痛みや状態がフィックスされる前に飲むと
初期段階の状態や長期で直していくようなものは
みどりのお薬がとても向いています。


風邪を引きやすいこの時期は、とにかくエキナセアと梅醤番茶があると安心です。
エキナセアは葛根湯のようなポジションで使います。
寒気がする、熱っぽい、からだがこわばる、の症状を感じたら
これを飲んで寝ると朝にはすっきりしています。
風邪は、胃腸の疲労から起こりやすくなるので、梅醤番茶を飲んで胃腸を整えて
エキナセアを飲むとばっちりです。

忘年会でお酒を飲むことが続く時は、飲んだ後できるだけお水をたくさん飲んで、
寝る前にうこんと梅醤番茶を飲むと翌日楽ですよん。
楽しい約束がたくさんの時期なので、なんとか元気に乗り切りたいですねっ!

今回のつながるキッチンは和風ポトフ。
寒いこの季節に、胃腸に優しくからだを暖めてくれる素敵なレシピです。
ゼヒお試しくださいね~。美味しいよっ!


2012.11.28(wed)



冬の透明な空気のおかげか、星や月がとてもクリアに見えます。
最近、凛とした寒さのなかで、日々変化しているくっきりとした輪郭の月をみると
前向きな気持ちが静かに後押しをされているようです。

先日、参加したお話会で興味深いことを聞きました。
ネイティブアメリカンの伝統では、女性が月経になると
日常の家事や仕事から離れて、休息をとって夢をみるために
ムーンロッジに集まっていたそうです。
日本でも江戸時代のころはそのような場所があったそうです。

月経中の女性は、感性もからだもいちばん敏感になり、
受容性がもっとも高くなるので
スピリチュアルなことや未来にむけてのビジョンを
受け取ることができたそうです。
そして、部族や家族の暮らしに役立てる知恵にしていたそうです。

とても興味深いお話しでした。
自然と共に生きていたころは、妊娠、出産など肉体的なことだけではなく、
女性ならでは叡智をこうしたところで生かされていたのですね。

日々、肉体を通して女性性を感じている方がほとんどだと思いますが、
女性特有のエネルギー体に覆われている肉体ととらえた時に、
月や自然の周期に敏感に反応して肉体が分かりやすく変化していることが分かります。

普段のわたしたちの環境は、家には家電製品にあふれ、
外出する時は車、電車、そしてパソコンや携帯電話、、、、。
男性性のシステムのなかで暮らしています。
とても便利で快適に暮らせますが、
同時に女性らしい受容性のアンテナが閉ざされやすい環境です。
PMS(月経前症候群)、生理不順などは、現代の女性だから起こる
女性性のリズムとかけ離れた暮らしの影響でしょう。
女性性の敏感さゆえに、受容性の周波数がみだれてクリアに音が聞こえづらく
自然界と同調しずらくなっているのでしょう。

なんとなくの癒しのようですが、自然のなかで過ごしたり、
好きなものに囲まれて心地よい気持ちになったり、
ゆるゆるとぼーっと過ごしたり、、、、、。
無意味なことのようでも、これが女性らしいともいえます。
自分に優しくささやかな休息や心地よくいられるもので
できるだけ安心して快適に過ごすことは
とても大切な時間です。



最近、わたしの心地いいお供になっているマグワートオイルです。
ハーブ(よもぎ)とフラワーエッセンスが入っているオイルです。
からだを暖めエネルギーを流す作用があるので、
生理周期を整えて生理痛を和らげます。
そして、月のエネルギーと調和させます。
からだにつけると付けたところからふわーっと暖かくなって
緊張がほぐれてきます。
なによりも香りがとてもよくて、その香りを大きく吸い込むと
奥のほうから緩んで柔らかさに包まれるようです。
分かりやすく体感できるオイルなので、ゼヒお試しくださいませ。
このオイルで、生理痛が治まったり、止まっていた生理が始まったり
と身近かな方々から嬉しいお話をよく聞きます。


2012.11.14(wed)



先日、ノラジョーンズのライブに行ってきました。
わたしの知ってるかぎり、女子はかなりの確率で一枚はアルバムを持って
ジャックジョンソンに並ぶ心地いいフェバリットアーティストの代表ですね。

久しぶりに音楽の素晴らしさに酔いしれるひとときでした。

ステージ上には、日本仕様なのか天井から白でおられた折り紙の鶴が
モビールのように一直線にいくつもつり下げられとても幻想的な世界。
そこへ、ノースリーブのミニワンピースでどこからみても
おしゃれが大好きなかわいい女性。
ひとたび演奏が始まると、ハスキーなベルベットボイスが広々とした武道館を
いっきに彼女のプライベートな世界に引き込きこむ。
最近は、ロックテイストなアプローチの曲が多いせいか
ローズを弾き、ギターを何本もひき替え、ボーカリストである前に
凄腕のミュージシャンそのもの。
ピアノの弾き語りでは、ノラといえばのジャジーで感情を揺さぶるような
アコースティックな世界。
ジャズ、ロック、カントリー、ブルース、、、、
音楽性も楽器も、彼女の表現、伝えていくツールそのものになっていて
軽々と聴くものの五感を心地よく高揚させながら
リラックスに導いていく。
全身で音楽の人なのだな~。
わたしは何者です。っと多くを語らずとも、その人の佇まいと少しの表現で
その人がなにものである人をみると感服します。
自分が大切にしてるものと共に生きているってことなのですね。
そうありたいといつも思います。

素晴らしいライブをみると、その瞬間のパフォーマンスに感動して
今、この瞬間にここで生きていることに愛おしさを感じます。
すべてが嬉しい感覚に包まれるのです。
なんと素敵な世界なんでしょう。

時々、日常から離れて五感が喜ぶ非日常的な世界にふれるって
ちょっとした嬉しいスパイスですね。

さてさて、今日から新しい読みものがはじまります。
東京・合羽橋でカフェ・itonowaの店主である渋谷有美さんの季節のレシピ&エッセイと
スタイリングフォトグラファーのmikiさんの写真でお届けする新月更新の連載です。
毎日の食が大切なひとたちと嬉しく分かち合って、豊かなものになりますようにと
願いをこめてお届けする読みものです。
こちらも暮らしのかわいいスパイスですねっ。
撮影のとき、このおいなりさんをいただき初体験のお味に感動いたしました。

そして、気づいて下さっている方もいらしたかな、、、。
各連載ページにCDや書籍をちらりとご紹介しておりました。
ここに参加しているメンバーが音楽や本や映画が大好きなので、
わたしたちの小さな楽しみとしてはじめてました。
これを今回、ライブラリーというカタチで不定期更新でゆるゆるとアップしていきます。
ご興味ある方は、ゼヒのぞいてみてくださいねっ!


2012.10.30(tue)

秋ですね。
すっとした空気感が心地よいこの時期はあらためて落ち着きます。
最近まで9月いっぱい夏の暑さや疲れも残りつつ、
占星術的にも変化の多い慌ただしい時間を
過ごした方も多いと思います。
わたしもまさにそんなひとりです。
この空気の切り替わりは、すっと内側の流れに向かわせてくれます。
本を読んだり、じっくりお料理したり、ちょっとした場所にでかけたり、
心身の休息をとりながら、栄養をとる最適な季節ですね。

この週末は、ちいさなたびリトリートで仙台に行ってきました。
温泉の里、鳴子温泉での2回目の開催となりました。
去年のこの時期にここで開催して、一年活動してきたのだな~っと
時間の経過の早さにしみじみしてしまいます。
そして、山の温泉宿のまわりには秋の恵みがいっぱいです。
紅葉も始まって山も冬に向かう準備が始まっています。
山と温泉のエネルギーと滋味をたくさん頂いてきました。

今日は満月。

いつもより、心身が敏感になっていいこともそうでもないことも
振れやすいタイミングでもあります。
でも、女性にとって大きな後押しのエネルギーがたくさん働きます。
まんまるになったお月さまには、女性的なエネルギーが満ちあふれています。

自分のなかの静けさを味わって、
心の平和をゆったり感じる。
そんな柔らかいふっかりとしたわたしらしい心の状態が整ったときに
頭の論理から離れた必要なインスピレーションを受け取っていけるはずです。

フォーカスが定まりやすい静かな秋の気配のなかで
自分と見つめ合う満月の時間を味わう。
静かな時間、大切です。

お知らせです。

マヒナハーブティーのレモンバーベナを
カフェ・イトノワさん(東京・合羽橋)にて少し扱っていただいてます。
蔵王で、今年も丁寧な手仕事で作られた香り豊かで味わい深いハーブに仕上がってます。
放射性物質の検査もクリアしているので安心してお召し上がりください。
ここのハーブの美味しさに一目惚れしておつきあいが始まりました。


そして、ちいさなたびのワークショップのお知らせです。
11月22日(木)
渋谷・デイライトキッチンにて玄米のとぎ汁を使った
乳酸菌づくりワークショップを開催します。
午前のお子さま連れの会はお陰さまでいっぱいになりましたが、
午後の大人の会はまだ余裕があります。

11月17日(土)福島、18日(日)仙台にて、日帰りのヨガクラスを開催します。
詳しくは、こちらをご覧下さい。
東京でも毎月ヨガのクラスを始めました。
次回は、11月30日(金)です。
女性のからだに向き合ってこられたお母さん先生です。
わたしたちのからだは、ちゃんと知っているのです。
からだがすでに知っていることを、みちびいて目覚めさせてくれるヨガです。
お母さん、そしてこれからお母さんになりたい方、
女性らしくグランディングしたい方
ゼヒご参加ください。
詳しくは、こちらをご覧下さい。


2012.10.15(mon)

前回に続いて、ハワイ島の話しのつづきを。

今回のハワイ島ロミロミ合宿は、これまで共に学んできた仲間が企画してくれた
とてもスペシャルなものでした。
久しぶりの学びの場だったので、久しぶりに味わう緊張感と新しく繋がる世界に
大きな期待を持ってハワイ島に行ったのでした。

ロミロミの動きに必要なフラ、聖なる土地とつながるチャンティング、
ハワイ文化に携わる心構えや伝統を知る教え、セラピストとしての心の在り方、
そして、ロミロミ。
そこで暮らしている先生や仲間と生活を共にしながら、
滞在したすべての時間が深くて濃い学びの時間でした。

朝日が昇る時間に向けて、太陽に感謝するチャンティング。
フラの動きをしながら、五大元素や生き物からエネルギーを取り込むエネルギーワーク。
セルフロミロミを通して、自分の心身を見つめる時間。
気持ちいい朝の空気を吸い込みながら、毎朝の日課です。

まだ月や星が出ている暗がりの時間にキラウエアの火口ハレマウマウに訪れて
この日課を体験しました。

朝焼けがほのかに始まったころ火山が赤く煌々と活動している様子をみながら、
大地が生々しく生きている。
現実に体感するのは、そのエネルギーを吸い込むことで
写真や知識で知ってることと別の世界。
火口で活動している赤い熱やそこに吹き付ける風がすべて生き物のように感じて
持っている絵本にあるハワイの神話の世界を思い出します。
そのエネルギーをなぞらえて生まれた神話がとてもリアルです。


そんなことを感じながら、太陽がどんどん昇っていきます。
みるみる間にまばゆいばかりの光と大きなまんまるの太陽が現れました。
何度も大きく息をはきました。
大きなものに抱かれた安心感。

柔らかなおふとんの上にふんわり寝転んだときのような感覚。
圧倒的な自然の前で感じられるゆだねるの気持ち。
自分なりに目の前に広がる自然と対話しながら、
そばには共感する仲間がいる。
なんて幸せな時間なんだろう。

この景色をシェアしたい気持ちにたくさんかられて
前回からついついこの話になってしまいます。
ひとことで心から感動したのです。
きっと、ことばより写真が伝わりますね。
写真をたくさんのせさせてもらいました。

今回の新月で、マナカードの連載が最後になりました。
ハワイの知恵が託されているマナカードを通して、
たくさんのリアルなメッセージを綴って下さって
ありがとうございました。


2012.9.30(sun)

ハワイ島に行ってきました。
今回は、久しぶりのロミロミのトレーニング合宿。
ハワイ島での学びは、ロミを再開したてのわたしにとって
あらたな学びとはじまりです。
キラウェア火山のエリアにある神聖な学びの場所・カハラレフア。
少し肌寒く、さらさらとした雨が降ってはやみ、降ってはやみ。
時々射し込む太陽の光。
ハワイらしい気候からかけ離れた場所です。
この雨を「ブレッシング・祝福」と受け取って
ハワイアンの先生から、キラウェア火山の神、
そして自然を愛で共に生きていることを学ぶ。
東京にいると知らず知らずのうちに社会の枠のなかで
しばりと窮屈さと闘っている暮らし。
自然を感じて呼吸して共にいることを実感するだけで
無条件に緩んで解き放たれる。
心とからだが喜んでいる。


キラウェア火山の日の出は、
“宇宙のなかでわたしはちゃんと存在してる”
そんな大きな愛に抱かれた想いに包まれて感涙しました。
そして、昼間のキラウェア・ハレマウマウ火口そばで体験した
ネイティブハワイアンのチャンティングは、
母なる大地・ペレの赤いエネルギーを確かに感じて
あらたなインスピレーション、そしてわたしの原点らしき記憶がよみがえる。
どれも、これからのわたしの道しるべになりそうです。

感覚的に受け取ったものは、なかなか言葉にしにくいですが、
きっと確信的で重要なもののような気がします。
日常に帰ってきても、それを真ん中で感じて大切にしていきたいです。

また、ハワイのお話は折々お伝していきますね。

そして、お知らせがあります。

活動している支援プログラム「ちいさなたびJAPAN」にまつわる小さなWSが
いくつか開催されるのでそのお知らせです。

10月4日(木)
Organic Mothering class「お母さんと、未来のお母さんのための深呼吸時間」

世田谷 羽根木公園 星辰堂 10:00~11:30 参加費用 2500円
ちいたび主宰でありシュタイナー教育者、仙台で自主幼稚園「虹のこども園」
園長・ゆんた美樹子さんのWSです。
シュタイナー教育の考えをベースに、自然育児についてや都会のなかで子供たち
を生命力豊かに育てていく知恵をシェアする会です。
シュタイナー幼稚園で歌われるうたや手遊びを楽しんだり、お母さんや大人が
そのエッセンスにふれることができる時間です。
お母さん、これからお母さんになりたい方、子供の世界をもっと知りたい方、
インナーチャイルドに寄り添いたい方、ゼヒご参加ください。
情報の詳細は→http://spaceship-yunta.com
お申し込み、お問い合わせ→info@sendaiyunta.com

10月15日 (月)
めざめるヨガ ワークショップ

大崎第一区民集会所(品川区) 10:00~12:00 参加費用 3000円
仙台・週末保養プログラムで、被災地のお母さん方にヨガクラスを開催している、
ヨガ歴30年以上のお母さん先生です。
産院で不妊治療の体質改善ヨガやマタニティーヨガなどのクラスを長年受け持ち、
現在は、不妊や女性特有のからだの悩みに応えてくれ、日々の暮らしのなかで使える
ヨガを教えられています。
ヨガクラスのご様子をお知りになりたい方は、仙台保養プログラムのご報告をしている
ブログをご参考下さい。→http://www.chiitabi.com


2012.9.16(sun)

本格的に歯の治療をしたくって、ヨガの先生のご紹介で
府中の大国玉神社の近くにホメオパシーなども使いながら
ホリスティックな治療をしてくださる先生に出会えました。

今日、治療後のカウンセリングを受けている時に、わたしのカルテの番号に目がとまりました。
4 4 4
お誕生日と同じ数字44年4月3日、ぞろ目の4。
おっ、なんだか不思議な気分。
先生も、“偶然だけど、わたしも誕生日に4がたくさん入っていて、4はわたしにとっても特別な数字なのよ。”
と言われて、二人でにんまり。
4は、安定感、枠組みを作ったり、積み上げていく時に強固な数字だし、
3は、三位一体であり、バランス、軽やかなリズム、調和と順応性、そして発展の数字、
数字が持つエネルギーの不思議について、話しに花が咲きました。

話しながら、4と3の数字が最近のわたしの行動に裏打ちされていてびっくり。

古代の人は、宇宙や自然界のエネルギーを数字化して表現しているものがたくさんあります。
数秘術や占星術は、過去、現在、未来まで紐解ける。
そこにあるストーリーは、古代の人の構築された知恵が集結してますね。

フラワーエッセンスを学んだ時に、花のジェスチャー、
例えば、花びらが何枚あるか、どんな形をしているかということで、
その花が持つメッセージや効能が表現されていることを知りました。
興味深い。 フラワーエッセンスを学んでいて、一番好きなお話しです。
人間と違って、言葉ではなく、その佇まいに存在している意味や役割がすべて込められている
自然界、そしてお花の存在から教えてもらうことがたくさんです。

先日、ちいさなたびの活動で福島のお母さんと子供さんの保養プログラムを開催しに
仙台に行ってきました。
今回、それぞれのお母さんに、ロミロミのセッションのあとにオーリングやお花のカードで
レメディーを選びました。
これまで、みなさん同じラディエーションレメディーをお渡ししていたので
はじめての試みです。
おひとりずつ導き出したレメディーは、ロミロミでからだから感じたメッセージとぴったり。
一見、良く分からないものだし、不思議な存在だし、半信半疑で偶然なもの、
というイメージが一転する。
ちゃんと、からだのその奥に潜んでいるものの存在がレメディーを選ぶことによって
認識することができるのって、知らない自分に出会えるようですよね。

選んだレメディーが、きっと良い働きをしてくれることを願っています。
次回は、来月にまた仙台で開催されます。
今回のレメディーの反応とご様子をお聞きするのが今から楽しみです。

仙台週末保養プログラム「ちいさなたび・かわさき」ご報告
http://ewproject.exblog.jp/


2012.8.31(fri)

少し涼しい日があったかと思いきやまだまだ暑さ続きますね。
知らず知らずのうちに、夏の疲れもピークを感じます。

暑さで無意識に軽い熱中症や体温のコントロール調節がうまくなされていなせいで
体調が悪い話しをよく聞きます。
特に、偏頭痛の話し。

どこからともなく小さな痛みがやってきて、しまいには大きな痛みになって居座ってしまう。
一度痛みが着地したらなかなか治らない。
本当に辛いですね。
頭痛は、色んな方向からやってくるので一概に原因を決め付けにくいのですが
この時期の頭痛は、暑さから自律神経が不安定になって、
頭の血管が拡張して周辺の神経が引っ張られて痛みが起こるようです。
水分や食事をしっかりとって、ぬるいお風呂にしっかり入って
体内の温度調節をしてゆったり過ごす時間を大切にしたいですね。

この時期だけではなく、日常的に偏頭痛に悩まされている人も多いですね。
満月近くになると決まったように頭痛になる人もいます。
わたしも以前、満月の2日前から満月当日にかけて必ず頭痛がやってきていました。

これは、女性ホルモンの影響からくる頭痛です。

排卵日や月経前日・初日には、子宮の発育や子宮内膜の増殖、乳腺の発達など、女性らしい体つきを促進する
女性ホルモン(エストロゲン)と癒しのホルモンのセロトニンが連動して減少していきます。
そのため血管の拡張が起こって、頭痛として症状が表れてきます。

女性のサイクルとして、ホルモンのバランスがとれていると
満月を含めた日の前後2、3日の間に生理がきて、新月を含めた日の前後2、3日の間が排卵がきます。

月の満ち欠けの周期は29.5日ですが、月経周期が28日より短かったりして乱れがちな場合、
新月周辺に生理になり、満月周辺で排卵になるようです。
近頃のわたしもまさにこの周期。

生理痛も子宮の状態からくる場合とホルモンのアンバランスな場合、
また一概に女性ホルモンだけではなく男性ホルモンとのバランスからくる場合、
それぞれの体質によって、そして体のタイミングによってその原因もまちまちのようです。

思い返せば、わたしは昔から生理痛に悩まされ続けてその都度のメンテナンスで
近年、満月に生理がきていた時には痛みが緩和されていました。
最近は、新月に生理、満月に排卵のペースになりはじめて、
また痛みが始まったように思います。
色々な要因もあると思いますが、この月と周期の関係性もとても大きいのだと思います。

今は、生理痛やPMS対策に、セントジョーンズワートとチェストツリーを使っています。
まだ、実感していくのに観察しているところです。
また実感が表れたころにシェアしていきたいと思います。
ちなみに、頭痛に効果があるのは、フィーバーフューです。
これを使っている方々は効果絶大だそうです。

先日、月経血コントールヨガの仁平先生のクラスを受けてきました。
9月のセルフヒーリングメッセージに登場していただきます。

クラスの最初にみんなで丸く円になって、それぞれの女性的な悩みなどをシェアしながら
みなさんの悩みを改善できるようなポーズをどんどん教えて下さいました。
昔の日本女性の体の使い方を習い、体の軸を正しくとって子宮や自律神経を整えて
生理痛やPMSを緩和していくヨガです。
ゆるやかで日常にも生かせるのでとても勉強になりました。
次回のインタビューがとても楽しみです。

月の満ち引きのサイクルと一体になることで本来の女性のバランスが取り戻せる。

まず、自分の体の周期を知り内観しながら、さまざまな知恵に好奇心をもって試して
体と仲良くしていきたいですね。

月を眺めながら心身と共にいることを実感するのも素敵です。


2012.8.18(sat)

ようやく激しい暑さもひと段落して、
秋の気配を誘う風も吹き始めましたね。

最近は、温暖化の影響で夏の間じゅう暑くって、ただ事じゃない温度をからだで感じながら
地球は大丈夫かなって心配心がついてまわってました。
でも今年は、お盆のあたりからすっと風が変わってきて
夏も終わるんだな~っと少しせつない気持ちになります。

この夏は、近年してなかった夏遊びを思いっきりしたせいか、
子供の頃の夏休みが終わっていく懐かしい気持ちがよみがえってきます。

10年ぶりに行ったロックフェスで、うっかりのどかた焼け。
日焼けを超えた火傷状態の皮膚は、皮も剥けて白い肌も夏色に染まっています。

横須賀の佐島に家があって、頻繁に訪れています。
地元に友達もできて船に乗せてもらったり、沖で泳いだり、海辺でボーっとしたり。
海の幸三昧のバーベキューや子供たちとの花火。

最近の花火は、3Dめがねで星が飛び散る演出付きに驚いたり(笑)
子供が弾いてくれたウクレレに合わせて一緒に歌った涙そうそうに、
夏休みに祖母の家でいとこ達と集ってわいわい過ごした夏休みを思い出す。

ハワイにも水着も持っていかず、海辺で本や音楽を聴いてヨガをしたりと
日陰のなかで涼しく過ごすわたしにとって、とても新鮮です。

思いっきり、お日さまの光を浴びて(合わせて紫外線もっ)、
地面から離れて海の上で、波の呼吸とエネルギーを体じゅうで感じて
気功の揺法の動きのように、体の緊張や固さがゆったりと抜けて
潮風を大きく吸いこむ。
体の奥から、気持ちいいなー。

この季節を楽しむ、恵みをいただくって
気付くと子供の頃にしていることばかりで、いつしかなくなってしまった。
よく言えば落ち着いてるけど、どうも守りに入ったことばかりしていたかもしれない。
季節を楽しむって、その旬の食べ物を頂いたり、目で眺めたり。
何かをしてるけど、何かは止まってる。
実は、まるごと味わったり、全力で楽しめたり、体感できてない。
思い切ってやってみることで、苦手だと思っていたことは
ただめんどくさがっていただけなんだって。

日焼けは美容的には(笑)厳しいけど、体がとても元気になるし
冷房の冷えもいつもより感じない。
夏のエネルギーをいただくって、こういうことなんだって。
このエネルギーを充電して、寒さに備えていくのですね。

まだもう少し夏らしいことをして楽しんでみよっと!


さて、前回お知らせした9月20日開催のちいさなたび東京ワークショップの
ご予約の詳細がデイライトキッチンさんサイトにアップされました。
ゼヒ、ご興味のある方々はお誘い合わせの上お越しくださいね。

http://ameblo.jp/daylightkitchen/

そして、前回のワークショップの様子がリンカランWebで掲載になりました。

http://www.lingkaran.jp/feature/



2012.8.2(thu)

先日、前にもお知らせしました「ちいたびワークショップ 第一回目玄米のとぎ汁乳酸菌作り」を
渋谷・デイライトキッチンで開催しました。
こちらのイベントの様子は、エッセンスウィズインのサイトをご覧下さい。

さすがに発酵ものは、みなさん敏感ですね。
すでに塩麹や酵素など、扱いやすくて普段に美味しく楽しめるものから取り入れている方も多いですね。
乳酸菌はこれからどんどん日常化していくものになっていきそうです。

さてさて、そのイベントに来れなかった友人からのリクエストもあってレシピをシェアしてみます。

玄米を食べる方なら、お金もかからないしとても簡単っ!
健康は大腸からと言われています。
整腸作用、腸の活動を高めて、食物の消化吸収を助ける働きがありますが、
有害物質や放射能を取り除く働きもあるとも言われています。
食べることから日々の健康管理、お掃除、お洗濯にと、
今のわたしたちの暮らしに、とてもいい働きをしてくれる存在になりそうですね。

用意するものは、無農薬玄米1-2合、水 500ml、黒糖か粗糖 大さじ1、粗塩 小さじ1
無農薬玄米の一番とぎ汁、黒糖、粗塩をペットボトルに入れます。

あとは、普通に室内に置いておきます。
室温にもよりますが、だいたい1週間くらいでシュワシュワになります。

ちょうど10日前に作ったわたしの乳酸菌くんです。
さっぱりしたりんご酢のような甘酸っぱい、さわやかな香りに進化してきました。
ペットボトルのふたを開けるとプシュっと音がして育ってる、育ってる。
この音がすると成長してきたしるし。

そして、その前に作った乳酸菌くんで、豆乳ヨーグルトにチャレンジ。

この数年、動物性のヨーグルトをやめていたですが、仙台ちいたびプログラムの朝ごはんで食べて、
まさしくヨーグルトそのもののさわやかな美味しさに感動しました。

こちらは、乳酸菌くん1に豆乳が9の割合でふた付きのタッパーの中でまぜまぜして、
ふたを閉めてこれも常温で放置しておきます。
2日間経っているのに、うーん、固まりが少しある飲むヨーグルト状態でイマイチ・・・。

もう出来てもおかしくないのにな・・・。
香りは悪くないっ。豆乳ヨーグルトの香り・・・。
朝ごはんにグラノーラにかけて食べる姿を想像しながら、
元気に働いてくれますよう乳酸菌くんに声をかけてしまいましたっ(笑)
あと、2、3日、あきらめず育ててみようっと。

と、作る環境や温度の状態などで、すくすくと育つ子もいれば、成長しているかどうか分からない?
失敗?っと、色々な出来ばえがあるようです。

よく、菌ものは大丈夫なのか、腐っているのかよく分からない話を聞きます。
わたしも恐る、恐る、ちゃんと育っているか、匂いをかいだり、色をながめたり、音に耳を傾けたりと
生き物を育ててるんだな~っと、日々とても気になる存在です。

今日のような暑い日に、りんごジュースとブレンドして甘酸っぱく頂くのも美味しそうですっ!

さてさて、9月20日(木)に第二回目のワークショップを開催することになりました。


一回目に引き続き、午前中は玄米のとぎ汁で作る乳酸菌ワークショップ、
菌の奥深い世界。取り扱い方、暮らしに役立つさまざまな使い道などの知恵、
乳酸菌のあれこれにご興味がある方はゼヒお越し下さい。
午後からは、ゲストにカヒミカリィさんをお迎えしてお話し会を開催します。
「わたしたち みんな大地のおかあさん」というテーマで、
自然体でお母さんにシフトされ、うたいながら大地とつながっているカヒミ・カリィさんと、
震災を経験し未来を紡むぐ知恵やメッセージがたくさんのお話しになりそうです!



『女性はみんな、大地のお母さんと繋がって、命を生み育てる力を持っている。
それは、結婚したり、子どもをもったりもたなかったりすることとは関係なく。
女性はみんな、そうした力を内に秘めて、いろんな形で働かせて行く、
「大地のお母さん」です。』

イベント受付はこれからですが、具体的な詳細は追ってこちらのサイトでご紹介いたします。



2012.7.19(thu)

先週、わたしのハーラウ(フラ教室)のよしこちゃんがコンペに出場するので
ハワイ・オアフ島に行ってきました。

グリーンの芝生と木々が茂るロイヤルハワイアンホテルの中庭。
温泉にでも浸かってるような気持ちいい風を受けながら、
ネイティブハワイアン達と外からこの文化を愛して理解した
日本人達が最高のフラを魅せるステージでした。

なんと贅沢なんでしょう。

基本コンペなので競うことがベースですが、
勝負を越えてメレ(歌詞)に対する純粋な想いと表現者の個性が溢れる踊りばかりでした。

一番の目的であるよしこちゃんのフラは、個人的な想い入れもあって頭が真っ白になるほど感動の渦へ。
曲はハワイ島を歌った「モク・オ・ケアヴェ」
現地・ハワイ島に立ち、空気に触れて、最高の準備をされて
メレをご自身のフィルターを通して全身でみごとに伝えられていました。

フラを見ているのに、サラヴォーンやアレサフランクリンのような、
往年のソウルフルなラブソングを聞いたあとのような
温かくてせつなくて、スモーキーな空気感。
思わずその世界に誘われて涙してしまいました。
まさにこの瞬間を体験するためにハワイに来たのだと。
この場にいれたことに感謝しました。

とても贅沢な6分間でした。

その文化は、その土地の風や気が入ってこそ完成するのですね。

普段、わたし達がフラをステージで踊るとき、ハワイの伝統に沿ってできるだけ
現地のスタイルや教えに近づけて表現することを教えられます。

もちろん、その文化を尊敬して忠実に表現することが一番大切ですが、
その先にあるハワイのエネルギーとなる息吹を身にまとい、
そのちからを借りて表現し伝えていくことなのですね。

それをあらためて実感できたことは、ロミロミを再開したばかりのわたしにとって
とても大きな気付きになりました。
オリジナルにしていく前に、その文化や叡知をリスペクトし
そのエネルギーを叡知としていただく。
自分のエゴを置いて、ただフィルターとなって丁寧に表現していく。

理解していたつもりでしたが、リアルに魅せていただき体験して感じられたことは
とても大きなギフトになりました。

最高のフィルターとなることは、日々のalohaの積み重ねですね。

気軽に行ったハワイでしたが、頂くものがたくさんの旅でした。

また少しずつシェアさせていただきたいです。

髪飾りの生レフア。
オヒアの木に咲くレフアの赤い色は
ハワイ島・モク オ ケアヴェのイメージカラーです。



2012.7.4(wed)

ロミロミを4年ぶりに再開することになりました。

『マヒナマイクロスパ』
女性本来の美しさ、柔らかさ、そして安らぎと再会するために。
自分らしさを取り戻し、清らかな流れを導き出す。

マヒナファーマシーのメッセージを引き継ぐようなコンセプトの小さなプライベートサロンです。
そして、このコンセプトや気持ちを大切に集ってくれた
ネイリスト、ロルファーの2人の仲間と共にスタートしました。

昨年の冬から、人や土地の不思議なご縁とインスピレーションに導かれて。
その都度、自由なアイディアが沸いて、そこに気持ちよく協力してくれた仲間がいて
すべてが手作りで温かみのある場になりました。

赤坂と麹町の間にある都心なのに、穏やかで静かな場所。
どこかとても守られていて、すっーと落ち着いて喧騒を感じさせない空気感に
すでに居心地良さを感じています。

早速、先日の新月、今回お世話になる紀尾井町の氏神さま・日枝神社にご挨拶に行ってきました。
梅雨の合間のすこーんと晴れた暑くて真っ青なお天気。

こうして、またロミロミが始められること、共に伝えていける仲間ができたこと、
たくさんのサポートに感謝の気持ちでいっぱいです。

ちなみに、この写真のバンビは月の妖精ということにしています♪

ハワイに初めてロミロミを学びに行った時、ハワイ島・ヒロのアンティークショップで出会いました。
薄汚れたかごのなかにいたこの子と目が合って連れてきてしまいました。(笑)
どこか、今と大いなるものを繋いでくれているような凛とした佇まい。
この子と目を合わしているとなぜか癒される。
きっとサロンで、マヒナ(月、新月)のエネルギーを中継してくれる存在になってくれるはずです。

http://www.mahinalima.com/


2012.6.20(wed)

千葉に友人と作った小さなハーブ畑があります。
気持ちのいい風が吹き抜ける袖ヶ浦の丘の上。
その小さな畑のそばには、小さいけど深い森があります。
畑に行くのが一番の目的ですが、その森に行くのも大きな楽しみです。

この季節、新しい種を蒔いたり収穫したりと、
ハーブがとても楽しい季節になってきました。
ラベンダーやローズマリー、セントジョーンズワート、セージ、オレガノなどなど。
昨年から始めて、種を蒔いて植物が育ったらどんなものを作ろう・・・・って、
わくわくしてるうちに震災や色々なことが起きてあまり満喫できなかったので
今年は、ハーブを日々の暮らしにもっと自由に使って生かしてみたいな。

ハーブは、お薬を飲む前のからだに、調整したり癒す働きがあり、
お料理やお茶として楽しむことができたり、
お花のようにお部屋に飾って香りから効能を受け取ることもできます。
からだと五感に気持ちよく働きかけてくれるものです。
自分のからだに合うものや好きな香りを知っていると
からだや気持ちの気分転換や調整に日常的に役立ってくれます。
そう、暮らしのおともなのです。

今回の収穫は、セントジョーンズワートとローズマリー。
青々ともりもりと元気に茂っているな~♪

セントジョーンズワートはチンキ剤とインフューズドオイル。
ローズマリーは化粧水作り。
そして、パスタに入れたり、お風呂に入れたり、お部屋に飾ったり、ローズマリーの魔女暮らし。(笑)

初チャレンジは、セントジョーンズワートのチンキ剤。
生理痛や女性ホルモンに日々気になりがちのわたしにとっては
うまく作れるととても活躍してくれるものになりそう。
そして、同じような悩みの友人もたくさんいるので、
多めに作ってみんなで試してみるといいなっ!

セントジョーンズワートは、古代ギリシャから心を鎮め、
抗炎症剤の民間薬として使われてきたハーブです。
うつや、イライラを抑えて意欲や気分を高めて、
リラックスして睡眠障害から解放して、眠りの質を高める効果もあります。
アメリカでは、サンシャインサプリと呼ばれているくらい落ち込んだ気持ちを
明るくすると言われています。
*既に抗うつ剤などを飲まれている方は、お医者さまにご相談してからにしてくださいね。

一番わたしが期待したいのは、月経前にイライラしたり、気分が沈んだり、
むくみがでたりするPMS(月経前症候群)や生理痛に効くところです。
友人ともよくこの話になりますが、PMSに悩ましい方はたくさんいますね。
この症状と上手に付き合うかで、1日でも有意義な時間を多く過ごすことが出来ます。
今日は、セントジョーンズワートに生理痛に効果のあるラズベリーリーフをブレンド。

PMSは、女性ホルモンの分泌量の変化によって起こるといわれています。
月経前になると、女性ホルモンである「エストロゲン」と「プロゲステロン」の分泌が低下してきます。
それに伴って、脳内の神経伝達物質である「セロトニン」の分泌量が低下してしまい、
イライラしたり落ち込んだり、普段考えないいやな記憶が巡ってきたり・・・・と、
脳内の指令によって起こってしまう症状なのです。

女性のからだは、女性ホルモンに覆われているので、
これといかにうまく付き合うかにかかってますね。
毎日の毎月のことなので、からだから出てくる状態を理解して
自分なりの対処をしながら1日でも快適に過ごしたいものです。

さて、本日の新月。
ロミロミを新たな地で始めます。
まずは、お世話になる紀尾井町の土地の神さま・日枝神社にご挨拶へ。
また、このワークをさせてもらえることに感謝。


2012.6.4(mon)

先日の週末に、福島のお母さんと子供さんをサポートする
週末保養プログラム“ちいさなたび・ジャパン”(ちいたび)の活動で仙台に行ってきました。
仙台の仲間と昨年の10月から始めて4回目となる活動です。
今回の参加者のみなさんは、福島エリアの6名のお母さんと12名のかわいいお子さんたち。

仙台エリアで線量が低い地域を選んで行っていて、今回は山形に近い川崎・あらばきロックフェスが
行われるエコキャンプ場ロッジでの開催でした。

とても広々としたみどりが豊かな場所で、最高のお天気に恵まれました。

一泊二日で、お母さんたちはヨガや手仕事をしている間、お子さんはお外で走り回って遊んで、
みんなで安全なマクロビのごはんを食べて、温泉に入ってボディーワークを受けていただいたりと。
日々の日常から離れて、ゆっくりとリラックスして笑いが絶えないひと時はあっという間です。

衣食住を共に過ごすと、短いひと時でも家族のような気持ちになります。

お母さんのたくましさ、優しさ、深さ、柔らかさ、大らかさ。

お子さんは、かわいくて、無邪気で、純真で、愛しくて。

ふれて関わることで、参加して下さったみなさんから受け取るものがたくさんです。
参加される方、スタッフの想いが繋がるのか、いつも不思議な大きな愛に包まれていて、
感動して涙腺がゆるむ瞬間があります。
この会に参加するたびに、自分にとって新しくて深い発見、つながりの絆、不思議な導きを
たくさん感じるのです

震災と原発の事故があって、それがある前と今では生きていく価値観が大きく変化してきました。
本当に大切なものとは、自分の生き方や価値観、ささやかな日常の暮らしすべてにおいて、
小さな問いかけのなかで生きているように思います。

東京での日々の暮らしは、つい日常のばたばたのなかに紛れてしまいますが
ちいたびに参加するたびに、小さな問いかけを忘れないことや大切にしていきたいものを
確かに感じる瞬間がたくさんあります。

エネルギーの陰陽やからだの拮抗関係と同じように、こんな緊張感や危機感のある時代だからこそ
自分らしさや大らかさ、大切なひとたちとつながる愛しさが生きることを支えていくのだと感じます。

第四回ちいさなたび・かわさきのご報告はこちら → http://ewproject.exblog.jp/

ちいたびの仙台での保養プログラムは、次回は9月、10月と予定しています。
そして、東京でも活動を始めることにしました。
東京も線量が比較的高いので、ここで暮らすお母さんやお子さんも不安がたくさんだと思います。
「新しい普通の暮らし方」というキーワードで、
これからを健やかに生きていくためのヒントをシェアするワークショップを始めていきます。
第一回目は、玄米のとぎ汁を使った乳酸菌作りです。
講師は、ちいたび主催者であり仲間でもあるゆんたみきこさんです。
仙台でシュタイナー自主幼稚園「仙台ゆんた」を営んで、放射能から子供を守る活動をしています。
今回新月に更新するヒーリングメッセージでお話しを伺っています。
東京でのWSの詳細もその際にお知らせしていきますね。

ゼヒ、お楽しみに!


2012.5.21(sun)

自分の気になっていることやテーマを感じている時、
不思議とあらゆる方向から同じようなメッセージがやってくるものです。

先日、学びを深めているフラワーエッセンスの先生・谷口みよ子さんが
主宰する「響探求会」に行ってきました。
「宇宙にあるすべてのものは響きあって繋がっている。」
そうして、人間もひとつながりの秩序のもとにあることを
あらためてとらえ探求する勉強会です。
フラワーエッセンスや古代の叡智である占星術やケルト暦の視点から
その学びを深めていきます。

今回は、府中にあるアリエッティが住んでいるかのような
ハーブやお花に囲まれた素敵な場所で開催されました。
バラを鑑賞しながらフラワーエッセンスのワイルドローズに絞った
学びを深めるとても贅沢な時間でした。
植物を感じて響き合う前に、あらためてエネルギー=波動の話しに。

目に見えないものだからこそ、科学的に論理的にひとつひとつ
分かりやすく組み立てるように。

エネルギーや波動って、具体的にはなに?
物、人、すべてのものにはエネルギー=波動があって、
それぞれ特有の個性を持っています。
個性って?
音や音楽を聞いた時の印象にとても似ています。
細かい=荒い、長い=短い、暖かい=冷たい、強さ=弱さ、
高い=低い、大きい=小さい・・・・。

わたしたちの五感、視覚、嗅覚、味覚、聴覚、触覚がアンテナとなって、
目に見えないエネルギーの波の動きをキャッチしています。
五感で具体的に感じた感覚の奥に、エネルギーの波があるのです。
その波の動きは、もちろんわたし達にもあります。

そして、特に、感情には特有の波長があって、
自然界の波長と同調しています。
自然のなかにいると、自然と呼吸が楽になったり精気が充電され、
元気になっていく経験をしたことがありますね。
まさに自然の波長と合った時間を過ごすことによって、
携帯電話の充電のように満ちていきます。

フラワーエッセンスは、自然と同様にまさにお花が持っている波長が
わたしたちの感情と合って治癒したり、本来のその人らしいエネルギーを
整える助けをしてくれます。

匂いや色がなく目に見えないのでとても分かりにくいのですが、
こうした情報や考え方を理解できると、目に見えないことに対しても
信頼していくと面白いな~っと思います。

考え方を理解して、それを基本に植物から発している情報を感じていくと、
目に見えないのに手に取るように感じられる瞬間があります。
感覚だけで受け取ってる時と違って、とても立体的で面白いですっ!

築地本願寺で開催された、ティク ナット ハン師(禅僧、詩人、平和活動家)の
お弟子さんであるシスター&ブラザーのお話し会にも行ってきました。
そこで、みかんを使って食べながらの瞑想を初体験しました。
ここでもすべての五感に意識を向けて、みかんと対話していきます。
その一瞬、一瞬を心のなかで実況中継して、細部の五感を通して食べます。
みかんの波動によって、みかんという植物の情報を受けとるのです。
そうしていくと、内にあるネガティブな感情や気配が落ち着いていきました。
この感覚もとても面白いっ!
五感と感情は深く結びついているのですね。

そして、会のなかでは、お話しの合間に呼吸を3回する
小さな瞑想をたくさんしました。
自分のなかで心の切り替えができるものをイメージしたり、
自分にとって安らげる心地良い音を耳の奥で感じていきます。
それが、日常のスピードのなかでふっと自分の内側のペースに帰るきっかけです。

呼吸をしながら実践していくと、少しずつ変化を感じていきます。
さっきまで、頭のなかでしつこく気になっていたものが、遠くなっていくような。
瞑想って、じっくり、たっぷりするもので、結果、無になる意識に囚われてしまうという
勝手な先入観がありました。
気軽にお茶を飲んで気分転換するかのように、
日常の色んな合間に入れていく方法は、とても新鮮でした。
わたしの場合、忘れられないハワイ島の朝焼けの景色と波の音が
スイッチになることが分かりましたっ。(笑)

慌しい日常は、ネガティブな感情や感覚が生まれやすいですが、
新鮮な気持ちで五感を丁寧に使っていくこともクリアリングの方法であり
ポジティブなエネルギーを循環させることでもあります。
それが、自分本来のペースを取り戻す方法であることも。

たくさん気付かされた一週間でした。
そう、気ぜわしくて余裕がない日々だったのです。

今日の新月は、金環日食ですね。
新月は、始まりのエネルギーです。
この特別なパワフルな今日の新月を有意義に過ごしたいですね。
新月に良いレモン、ラベンダー、ジャスミンなどのアロマを焚いて
新たな思いを決めたり、良い切り替えのきっかけの日にしていくのもいいですね。

大切にお過ごしくださいね。


2012.5.6(sun)

雨、雨、雨、雨尽くしの連休でしたね。
おかげさまで、お家の片付けがはかどった休日でした。

さて、最近の目下心躍ることといえば、
新緑に溢れた木々を見つけては写真を撮りまくっていることです。

自宅の窓から瑞々しく圧倒的な“みどり”色の葉っぱたちを見ると
意味なくそわそわしてしまいます。

冬の乾いた木と違って、しっとりと潤って凛とした樹木に
瑞々しく青々した葉っぱたちが踊るように息づいているのを見ると
不思議と高揚してしまうのです。

気持ちい~の域を超えて、なにやらテレパシーのようなもので話しかけられてる感覚。
言葉で聞こえないのがもどかしいけど、内側にちゃんとコンタクトしてきて
細胞レベルで会話しているような気配を感じるのは気のせいかしら。

目で見て、感じて、味わって、吸い込んで、五感をフルに使って、
気持ちもからだも無理なくモードチェンジできるこの季節は、
一年のなかでも一番自分らしいリズムでいられる気がします。

みどり色に、どうしてこんなに惹かれるのかしら。

この季節、光をたっぷりと吸い込んだみどりは光合成の賜物です。

たくさんの光合成した葉っぱたちから、豊かな酸素がもたらされて、
ゆったりと呼吸も深くなって、からだも気持ちも軽やかになります。

いつも変わらずに大自然のサイクルは営まれ、
それを五感のアンテナがちゃんとキャッチして、
大自然と同じリズムで心身が変化してくれるって本当にすごいことです。
自然に気持ちを馳せると、あらためて感動することばかりです。
日々の忙しさや悩みがあればあるほど、
そこに気持ちを向けると違う視点と感覚になれます。

と自然の恵みに感謝しながら、
今いる場所で自分の位置にいて、気持ち良く暮らしていくには。

この季節のリズムを利用して、自分らしく発破(葉っぱ?笑)をかける
スイッチの入れ方とは。

自分のからだや心が喜ぶこと、いい意味でいつもと違うことをしてみる。
太陽の時間は、リズムが高鳴ることを。
月の時間は、それを味わって明日に備える。
感覚にそって素直に自分が喜ぶことをテキパキやってみると、
意外と新しい流れを引き寄せることができるんですね。

近ごろのわたしが嬉しいこと。

生のバジルや香草をばりばり食べる。
 暖かい季節になると冷蔵庫のなかには、いつも食べるハーブが入ってます。

新鮮な顔になる。
 どうみても切りすぎ?!生え際2センチの前髪で、隠しどころがない顔と表情。

思いっきり走ってみる。
 実は、アクティブな運動が嫌い。。。。差し迫らないとやらない性格。
 わざと時間ぎりぎりに行動して、リズミカルにダッシュする。
 からだの奥の眠ってるところが強引に起こされてしゃんとする。
 エンジンがかかったぞって。

柑橘や樹木のエッセンシャルオイルを入れて半身浴をする。
 冬の停滞したエネルギーを自分の気持ちいいペースで発散して、
 この季節の冷えを毎日リセット。(意外に下半身冷えてます。)

スパイスになる音楽を聴く。
 チャットモンチーの新曲“ハテナ”ヘビーローテンション中。
 生まれたての赤ちゃんのような無垢で真っ直ぐなエネルギーが全快。おまけにかわいいっ。
 なんだかカラダの奥から嬉しさと前向きなチカラが込み上げてくる。

冬のものをさくさく片付ける。
 洋服、寝具をきれいに片付けて、日常を快適に。

家のなかにもグリーンを。
 カラフルなお花も素敵だけど、
 今一番嬉しい色“みどり”の長持ちする南国の葉っぱやお花をたくさん。

肝臓のデトックスと栄養
 冬から春に負担のかかる肝臓を強化。
 スローな寒い時期から一転して、アクティブになるこの時期に
 肝臓に嬉しい食生活やオイルやストレッチを使って念入りなお手当てを。

寝る前のひとり静かな時間。
 昼間がアクティブなテンションなので、
 寝る前にはベッドの上で無になる静かな時間がとても大切。
 本を読んだり、瞑想したり、慌しかった日にはマナカードやホオポノポノしたり
 出来ない時は3回の深い呼吸を。

どれもささやかなことばかりだけど、効果実感してます。

それは、気持ちが軽やかで楽しいから。

さて、素敵な展示会のお知らせです。

おばあちゃんの手仕事プロジェクト、teto.の展示会
海と森に囲まれた気持ちいい葉山で開催中。

teto.
「パジャマとエプロン (気持ちのいいお昼寝と楽しいキッチンのための)」

2012.4.28 sat~5.13 sun
at カノムパン(葉山)
キッチンと食卓で毎日使うものたち、
そしてベッドでリラックスする時間を彩るものたち。
東北・石巻のおばあちゃんたちが編んだ鍋敷きとコースターや、
グループホームで暮らすおばあちゃんたちが作った
ボンボンコサージュも店頭に並びます。
優しい手仕事たちに出会えますよ。
詳しくはこちらへ
http://www.teto-grandma.com/


2012.4.21(sat)

マヒナファーマシー、リニューアルして2週間経ちました。
楽しんでいただけてますか♪
まだまだ、お伝えしたいコンテンツがあるのですがじわじわ準備中です。
各月の新月に少しずつアップしていきたいと思いますっ。(希望っ!)

さて、今日は、フラで感じるお話しをつらつらとシェアさせてもらいます。
フラライフも4年になります。
ロミロミをお休みに入るタイミングでもあったのですが、
ようやく感性の合う先生に出会うことができたこと、
そして、フラでハワイスタイルの気(マナ)の循環が学べるのでは
という思いで始めました。

いつものレッスン始まりは、ハワイスタイルの
PIKOPIKOの呼吸をしてエネルギーを整えていきます。
そして、心静かに良い練習ができるようE ho mai のチャントを唱えます。
心の準備が整ったところで、ベイシックやメレ(歌)の練習に入っていきます。
わたしは、この時間がなによりも大好きです。

フラは、元々ハワイの人たちが文字を持たなかった時代に、
神さまへの祈りの表現としてできたものだそうです。
日本では、神道・神楽のようなものでしょうか。
日本と同じようにすべてのものに精霊が宿ると信じられていて、
自然のなかに神さまをみて感謝の気持ちを祈りにしていました。
同時に、その時々の残していきたい記憶に想いを乗せて、
手話のようなモーションで人に伝えられてきました。

フラを知れば知るほど、伝えることの難しさや深さもさることながら、
素晴らしいエネルギーワークの学びをしていることに気付かされます。
そう、それぞれの個性はありながらも、
気を扱う気功や太極拳、レイキや瞑想と通じる世界があります。

フラは、ALOHA精神に込められている愛と思いやりと尊敬そして前向きな気持ちを
体と心のすべてを使って表現していきます。
踊りが未熟でも、その歌詞に込められたメッセージを想いながら踊っていると、
優しさ、純粋さ、大切さ、安らぎの前向きで温かいものを受け取ることができます。
そこには、ネガティブなものが存在する場所がないのです。

ステップに導かれて身の回りにあるエネルギーを手のひらでなでるように集め、
胸のチャクラにマナ(=ハワイでは気のこと)が宿っていきます。
そのマナが目線に合わせて指先に伝わり、思いを伝える表情と出会った時に、
日々なかなか体感できることのないキラキラした温かく嬉しさに満ちたものになり、
それを見ている人にシェアしていくことができます。

時々、元気がないとき、心がざわついている時、気がのらない時、
こんな状態でクラスに臨むことがあります。
でも、フラのモーションで日常では見ない角度に目を向け、
メレの想いを手や笑顔に伝えて表現した時、
すっかり穏やかで幸せな心の状態になっていきます。

色々言ってしましましたが、一言で“幸せ”なのですっ♪
とても素晴らしいボディーワークであり、セルフヒーリングです。

ハワイから生まれたフラとロミロミは、表現が違うだけでとても似ています。

ロミロミは、大自然のエネルギーである
マナを手のひらに取り入れて行っていくワークですが、
同時に手のひらから愛のエネルギーを伝えるワークです。
ロミロミを懸命にやっているころ、本当の意味での“手のひらからの愛”を
伝えていく難しさを感じていました。
クライアントを想う気持ちで向き合ってやらせていただいてましたが、
その想いがどのように手から伝わるのか。
フラを学び体験していくことで、愛という大きくてポジティブな想いがエネルギーとなって
心身に流れ見えないところでつながるのです。
そしてネガティブな滞りが、溶けるようにゆるめられていく感覚を
少しずつ感じられているような気がします。

以前、ロミロミの先生に古代ハワイ・フナの教えである
「エネルギーは意識を向けた方向に流れる」
と教えていただきました。

エネルギーは自分自身で向けることができる。
そして、とてもシンプルで自分次第ということです。
そのエネルギーの使い方を、心が嬉しくふれたものから
感じ取って自らのエネルギーにしていく。
きっと、とても自分に合った楽しい学び方なのだなっと思います。

わたしをフラに導いてくれた大切なフラシスターが
編集長をしている素敵な読み物
「ウェブマガジン・マカナ」に
インタビュー出演させていただきました。
いつもハワイの風を感じながら色んな感性を刺激させられます。
とても素敵なサイトです。



ウェブマガジン・マカナ
http://www.makanamagazine.com/


2012.4.7(sat)

マヒナファーマシーもゆるく開店して1年経ちました。

去年の震災後の4月3日に立ち上がりましたが、震災後の風向きと共に
わたし自身や周りに起こる変化のなかでこの場所に立ち止まったままでした。

ようやく今年になって、存在だけしていたマヒナファーマシーに息吹きが吹き込まれる
出逢いや心境の変化もあって、歩きだしたい、スキップしたい。
そんな軽やかさが生まれてきました。

そもそものはじまりは、自分の体験したセルフヒーリングを
みんなと分かち合いたい気持ちからでしたが、
震災を経験してから1人では生きていけない。
“共にいきていくんだ。”という本能的なものも芽生えてきました。
共に生きていくには、自分でいること。今に生きることです。
まずは、一番身近な自分に、リアルなことは自分の暮らしや居る場所に、
その上で関わる人たちときらきら繋がっていくことだと思うのです。
自分に信頼ができて、繋がっていける人や場所があるって
とても心強いことですよね。

わたし自身もそのエッセンスを感じて味わっていきながら、
マヒナファーマシーが分かち合えるささやかな場所に
成長していけることを願っています。

マヒナマガジンとして、読みものも増えました。

はじまりの時から、星の叡智をハーブティーのような感覚で寄り添いながら
効能高いメッセージを届けてくれるみずさわさんの星読み。
そして、新しくハワイのマナカードのリーディングをしているnaoyaさんのマナカードから
日常に見つけた輝きを伝えるエッセイ。
さまざまなジャンルの方から、セルフヒーリングを教えていただくページも始まりました。

関わっている仲間たちとは、なんだかバンドメンバーのようです。
ひとりで出来るくらいのささやかな場所なのに、
気がつけば仲間が集まってくれてマヒナになっていました。
色んなエッセンスが虹のようにね。
それぞれ自分の担当しているパートで、心に響くことや大切にしていること。
逆に悲しいこと、大切にしたくないこと・・・・
色々な角度で、軽やかに、時には深~く心の真ん中の話しをしています。
そのひとつ、ひとつが、今を生きるエッセンスとなって
無意識にわたし自身の深いところで響いています。
そんな仲間のエッセンスが、マヒナがスキップしていくための後押しとなっています。
まさに、このシチュエーションは、言葉にならないけどなにかが豊かで満ちているって感覚・・・・。
そう、満ちてる感覚って、言葉にならない。

かけがえのないって、こういうことなんだなーって。

新しいマヒナファーマシー、
ささやかだけどみんなの暮らしのお供に

なかやまあきこ

マヒナファーマーシー

69年、山口生まれ。おひつじ座。
音楽業界でアーティストマネージメントやCDの宣伝・制作の仕事を経て、03年にハワイヒーリングワーク・ロミロミと出逢い、ハワイ・オアフ島、ノエラニ・ ベネット、ハワイ島、スーザン・パイニウ・フロイドに師事。二ールズヤードにてメディカルハーブJAMHA認定ハーバルセラピストコース受講・メディカルハーブコーディネーター。心と体と宇宙のつながりを探求しながら、生きるためのALOHAを彩るフラや食、音楽、アートが大好き。最近は、山や森のなかに身をおく時間を大切にしている。震災後、放射線量の高い地域に暮らすお母さんとお子さんのための週末リトリートプロジェクト「ちいさなたびJapan」の活動をライフワークとしている。